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2018ヘレスMotoGP日曜まとめ:クラッシュ、責任の所在、タイトル争い

いやはや、まれにみる多重クラッシュでしたね。でもまああれは誰かが悪いわけではない事故でした。そんなわけで日曜まとめをMotoMatters.comより。
あ、それからこれまでは日本語ではなじみがないのでincident(インシデント:重大事故につながるような小さな問題)もaccident(アクシデント:重大事故)もどちらもアクシデントと訳してきましたが、やっぱり区別をつけた方がわかりやすいかもと思い直して使い分けることにしました。
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レースにはドラマが付きものだ。24人のライダーを270馬力を誇る24台のMotoGPマシンに乗せるのだ。その結果を確実に予想できるわけはない。レースの前に頭の中で下書きしたありきたりのつまらないストーリーはフラッグが振り下ろされる頃にはたいてい煙となって消え失せる。レースが新しい現実を創り出すのだ。そしてその現実は驚くべきもので有り、予想だにしなかったものである。

だからといって我々はプラクティスの終わった後でレースがどんな風になるか予想せずにはいられない。ヘレスのようなタイトなコースでは追い抜きは難しい。だからこそホールショットを奪ったライダーは後続とのギャップを広げながら独走できるのだ。予選後、ワークス仕様のホンダの3人が最も強いことは明らかだった。レプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、そしてLCRホンダのカル・クラッチローが他のライダーから頭一つ抜きんでていたのだ。表彰台はRC213Vが独占するだろう。そして他のメーカーが残り物をめぐって争うことになる。ドゥカティはスズキと争い、ヤマハも最終的にはペースを取り戻し戦線に復帰するだろう。

しかし当然のように結果は大きく異なるものとなった。確かにホンダがレースを支配した。確かにドゥカティは2台のスズキとレース中にバトルをしている。ただし思っていたのとは別の場所だ。確かにヤマハはペースを取り戻したようだ。ウィルコ・ジーレンベルグがレース前に私に語ったところでは、日曜午前のウォームアップで少しだけグリップを取り戻したとのことだった。しかし私たちがスタート前に予想していたストーリーとは全く異なるレースだったのである。

ロケットマン

我々が思っていたようなレースにならないと予感させる最初の徴候はホルヘ・ロレンソのロケットスタートだった。グリッド4番手から一気に前に出てトップを奪ったのだ。ダニ・ペドロサとヨハン・ザルコがそれを追う。一方ポールシッターのカル・クラッチローのスタートはロレンソとは対照的で、彼は4位に落ちてしまう。その後ろではマルク・マルケスがトップに立つべく追走を開始する。

ロレンソは序盤の周回でリードを保つ。一瞬だけダニ・ペドロサにトップを明け渡すものの、すぐにまたトップに返り咲いた。ロレンソはブレーキでの強さを存分に発揮する。そしてドゥカティが最も得意とするコーナー立ち上がりでの加速も完璧に活かしきっていた。ペドロサには彼を抜くことは不可能だった。ペドロサにとってだけではない。ロレンソがポジションを守るためにあらゆる能力を駆使したことが結果としてタイトル争いに大きな混乱を巻き起こす悲劇につながるのだ。

しかしロレンソのディフェンスは後ろからやってくるマルク・マルケスからのアタックを防ぐことはできなかった。マルケスはカル・クラッチローとヨハン・ザルコを早々に片付けると次はロレンソに狙いを定め、そしてロレンソの名を冠した最終コーナーで非難の余地無くクリーンに彼を抜くのである。そして彼はペースを上げる。しかし彼の後に続く一団から逃げることはできなかった。この一団にいたのはホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、カル・クラッチローだ。しかしクラッチローはグループに着いていこうと無理をした結果、フロントを滑らせて1コーナーで転倒してしまう。彼によればこれはリアのグリップ不足のせいだということだ(カーボンスイングアームでなかったというのが原因だと彼は考えているようだ)。それでプッシュしすぎてフロントに熱が入りすぎたのだそうだ。残ったロレンソ、ペドロサ、ドヴィツィオーゾがマルケスを追走し、マルケスはなんとか逃げようとする。

デスモの力

その中で最も強いのはアンドレア・ドヴィツィオーゾであることがすぐに明らかとなる。9周目、彼は最終コーナー進入でダニ・ペドロサから3位の座を奪い獲る。しかしドヴィツィオーゾはチームメイトにつかえてしまう。そして抜きあぐねる。一方マルケスは後ろの3人からの差をつけ始める。彼のペースはロレンソより0.1~0.2秒ほど速かったのだ。

ドヴィツィオーゾは懸命に抜こうとするが、しかし同時にこの位置につけているというだけでも随分な頑張りであることにも気付くのだった。この週末のスタートはもっと下位にいた。プラクティスを支配した3台のホンダからは大きく遅れ、改善は絶望的に思えていた。しかしデータを深く分析した結果、彼はウイング付きカウルを使うことを決意する。ヘレスでは当初使うつもりはなかったものだ。それが彼の未来を変えた。そして今彼は表彰台が狙える位置を走っている。

「表彰台が狙えるって言ってるときは、吹かしこいてるわけじゃないんですよ」とドヴィツィオーゾはメディアに対して上手い表現をしてみせた。「昨日の午後に話しましたけど、午前中から午後にかけてすごく改善できたんです。何が起きるかわからないってことですね。でも本当の速さが必要だった。最終的にはそれ以上でしたね。速いライダーがみんな限界で走っていて、しかもみんなミスをしてたんです。一方僕は周を重ねる毎に良いラインを走れるようになって、いい感じで走れるようになって、しかも安定した走りができて、速さもすごくあったんです」

問題は彼がグリッドの遙か後方からのスタートとなったことだ。そして彼はチームメイトに進路をふさがれていた。彼は探りを入れたりつついたりするが、どうしても抜くことができない。「ホルヘの後ろで時間を使いすぎましたね。彼は速かったけど、コーナー中盤ですごく遅かったんです。それにフロント周りにかなり手こずっていた。彼も僕に抜かせたくないだろうとは思いましたよ。彼はコーナー中盤でかなりスピードを落としていた。それでマルクとの差がついちゃったんです。彼は無理していて、しかもコーナーでインを閉めるためにスピードを落としていたんですよ。だから彼を抜くのに10ラップも使っちゃったんです。ミスは犯したくなかったですからね」

ペースは速かったのだ。ファステストラップは2017年より1秒近く速かったのである。そしてミスを犯す余地はほとんどなかった。「誰もがフロントには限界まで仕事をさせていたんです。だからあんなにクラッシュが多かったんですよ」とドヴィツィオーゾは言っている。カル・クラッチロー以外にもアレックス・リンスも転倒している。この4レースで3回目だ。カレル・アブラハムやトム・ルティも転倒組だ。彼らは皆ペースを維持しようとしてフロントの限界を超えてしまったのだ。「フロントにはぎりぎりまで仕事をさせていて、コーナー中盤でロックしたりしたんです」とドヴィツィオーゾは語っている。「3回くらいフロントから滑ってました。ミスはしたくなかったんです。マルクが逃げてしまったんでリスクを冒す必要なんてなかったでしょ?ホルヘを抜くだけで良かったんです。だってその時は僕の方が少しだけ速かったですからね。でもそこに持ち込めなかった。彼はコーナー中盤でスピードを殺して、完璧に加速してたんです。だから僕は彼を抜こうともできなかったんですよ」

衝突軌道

18周目、最大のチャンスを見出したと思ったドヴィツィオーゾはそれに賭ける。フィニッシュラインを通り過ぎ1コーナーでロレンソに近づきながら狙っていたチャンスだ。彼は5コーナーを素早く立ち上がってバックストレートでロレンソにピタリとつける。そして6コーナー、ドライサックへの突っ込みでいよいよ前に出られそうになる。しかしこのコーナーで抜くのは難しいのだ。今までもここでは深く突っ込んでコーナーを曲がりきってもワイドにはらんでしまうということがよくあった。ロレンソはドヴィツィオーゾのインに入って可能な限り鋭角にコーナーを曲がり、そしてドヴィツィオーゾの前に出ながら、次の左7コーナーに向けて備えを固める。

そこから全てが間違った方向に行ってしまう。ロレンソが選択したラインはダニ・ペドロサとの衝突軌道だったのだ。ペドロサはインにきっちりついて6コナーを曲がろうとしている。どちらも相手が見えないまま接触し、二人とも地面に投げ出されてしまう。より正確に言えば、地面に投げ出されたロレンソはそのままアンドレア・ドヴィツィオーゾをなぎ倒す。一方ペドロサが投げ出されたのは空中に向けてである。リアタイヤがグリップを取り戻した瞬間、マシンが彼を放り出したのだ。2レースで2回目のハイサイドだ(訳注:アメリカでは喰らっていないので3レースで2回が正解かと)。前回はアルゼンチンだ。この時はヨハン・ザルコに押し出されてスロットルを開けながら水たまりに突っ込んでいる。今回はその時に比べればマシな結果に終わっている。尻にひどい痣を作ったもののアルゼンチンで負った手首の怪我を悪化させずに済んだのだ。

この転倒劇は様々な方面に大きな影響を与えることとなった。まずマルク・マルケスが易々と勝利をもぎ取ることになった。彼はタイトル争いでも大きくリードを広げることになる。そしてヨハン・ザルコとアンドレア・イアンノーネに表彰台をもたらしている。とは言えイアンノーネはプラマック・ドゥカティに乗るダニオ・ペトルッチの猛攻を凌いでの表彰台獲得だ。ヤマハはこのクラッシュのおかげでそれほど恥ずかしい結果にはならずに済んでいる。ヴァレンティーノ・ロッシは本来の8位という残念な結果と比べれば望外とも言って良い5位に入ることができた(とは言えロッシは雇い主に対してはそれほど優しい言葉をかけることはなかった。結果が運であることを正確に指摘し大改良を求めている)。

そしてなにより今回のクラッシュで最も影響を受けたのは、かなりのポイントを失ったせいで人生が必要以上に厳しくなったアンドレア・ドヴィツィオーゾである。彼はマルケスに対してわずか1ポイントのリードでヘレス入りしている。ロレンソの後ろでゴールしていればマルケスを8ポイント差で追いかける形でスペインを後にできたはずだ。そしてもしロレンソを抜くことができたとしたらその差は4ポイントだったのである。しかし実際にはランキング5位に後退しマルケスには24ポイント差をつけられることとなった。せめてもの救いはドゥカティが不得意だったコースで速く走れたことだが、これほど大量のポイントを失った身には何の慰めにもならないだろう。

責任の押し付け合い

ではこのクラッシュの責めを負うべきは誰だろうか?レースディレクションはかなりの時間をかけて念入りにクラッシュに至った経緯を調べ、これをレーシングインシデントであると判断した。これは私が話を聞いた全てのライダーの意見と一致する。当事者も同じ意見だ。しかしこれまた現実は事前に想定した物語を裏切るという実例のひとつとなっている。1周目は別として、MotoGPで3人のライダーを巻き込むクラッシュはほとんど見られない。しかしその当事者が例えばマルク・マルケスとダニオ・ペトルッチだったとしたら誰も驚かないだろう。

しかし今回巻き込まれたのはグリッドでも最もクリーンな走りをする3人だ。これは私の言葉ではない。アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサの3人ともが別々に同じ言い方をしているのである。レースディレクターのマイク・ウェッブも我々に向かって同じ言葉を発している。ドヴィツィオーゾがペドロサを抜いたやり方がその典型だ。ロレンソに対するパッシングも、確かに野心的ではあったが危険とは程遠いものだった。ドライサックで抜かれたロレンソのカウンターも当然の動きである。インに入り込みクリッピングを奥にとる。ペドロサはそこに隙を見出し、ごく普通のイン側のラインを走っていく。こんな、運がなかったとしか言い様のない一連の流れについて、誰がどれくらい責めを負うべきかはとても判断できるものではないだろう。

これがレーシングインシデントかどうかはさておき、当事者たちは良い気持ちとは程遠い状態である。ペドロサがピットに戻って最初にしたのは怒りにまかせて叫ぶことだった。ドヴィツィオーゾは怒っていたしイライラもしていた。ロレンソも同じだ。3人とも誰かに責めを負わせまいと最大限努力してはいたが、それでも遠回しな批判は見て取れた。3人の一致した意見はドヴィツィオーゾの責任が最も軽いということである。接触したのはロレンソとペドロサであり、ドヴィツィオーゾはその結果としてはじき飛ばされたのである。しかしペドロサもロレンソも相手の方が自分より責任が重いと感じているようだ。

ロレンソの視点

「状況ははっきりしてますけど、正直これについては語りたくはないし、誰が悪いとか自分が悪いとかも言いたくないですね。だって僕らはGPの中でも一番クリーンな走りをする3人なんですよ。3人にとっては運がなかったとしか言い様のない出来事でした。3人とも転倒しちゃうなんて。僕らはこういうのとは無縁なはずなんです」。これがロレンソの言葉である。

ロレンソはペドロサがインに入ってくるのを見ていない。「全然見えてなかったです。何もかもがあっと言う間で、僕はいつもの通りピンポイントでマシンを向けてたんです。ちょっとワイドになると最高の加速ができるんですけど、そしたらいきなりダニがそこにいたんです。そしてクラッシュですよ。まるでドミノ倒しみたいだった」

彼はペドロサが自分の直後にいることすら気付いていなかったと言う。「今日は特にですけど、ピットボード担当のジュアニートに後ろのライダーだけ表示するように頼んでたんです。それでも、G3って、後ろに3台いるって意味なんですが、それがピットボードに出ても相手がどれくらい後ろにいるかはわからない。だから状況は3台目のライダーが一番見えてるんです。だって後ろに目は付いてないですからね。そりゃそうなりたいですよ、目が4つとかライダーとしてはいいですよね。でもそれは無理ですから。だから後ろのライダーが責任を持たなきゃいけない。まあそれがダニなんですけど、ダニと僕とドヴィと、みんなこんな風になるライダーじゃなかったし、だからこれがお前のせいだとか誰のせいだとか言いたくないんですよ。そんなの意味はないことです」

ペドロサの見方

ダニ・ペドロサは少し違った見方をしている。当たり前だ。彼はこう言っている。「あの時、ミスをしたのは彼らなんです。二人ともワイドにはらんでしまった。ええ、僕も彼らより速かったわけではない。でもあれに着いていったらラインをキープできなかった。僕はいつもの通りのラインを走ったんです。でも彼らはアウトにはらんだ分、タイムをロスしていたんです」

クロスラインでインに入るというロレンソの決断がクラッシュを引き起こした。少なくともペドロサの意見ではそういうことになっている。「ホルヘがドヴィに抜かれた後にインに切り込んで順位を取り戻そうとして、でも彼は何故だかわからないけど僕が来ているとは思っていなかったみたいですね」。ペドロサが状況を目撃したのはここまでだ。その後は6コーナーに向けてマシンの内側に身体を入れたために、周りが見えなくなっている。「僕に言えるのはその時点で彼らがワイドにはらんだところまでは見ているということです。でもそこからはマシンを旋回させて完全にマシンの右側に身体が入ってるんで、そこで何が起こってるかは何も見えてないんです。見たくても身体がインに入ってるんで無理なんですよ」

身体は語る

マシンの右側に身体を入れていたロレンソには右側が見えていたはずなのだから、こちらが来るのも見えていていいんじゃないか、というのがペドロサの考えだ。「ロレンソはインに身体を入れてたんだから少しは僕のことが見えたはずなんです。それに自分がワイドにはらんで戻るんだったらちゃんとチェックしないといけないと思うんです。でも結局僕らは接触してまとめてクラッシュしてしまった。何もできなかったですね。こんな終わり方は望んでませんでしたよ。だって3人ともすごく良いレースをしていて、だから本当はいい順位でフィニッシュすべきだったんです」

現代風のライディングポジションはこの10年ほどでマシンから大きく身体を乗りだしイン側の肘を落として頭を低く、しかもできるだけ前に出すように大きく変化しているが、そのせいで今回のようなクラッシュを回避しにくくなっている可能性もある。マシンのアウト側が全く見えなくなってしまっているからだ。マイク・ウェッブによればこれもレースディレクションでの討議対象になったということだが、主にフラッグポストが見えるかどうかということが問題になっているのだそうだ。「あまりそういったことは考慮しないのですが、いくつかのインシデントではライダーにイエローフラッグが見えていたかどうかというようなことは話し合ったことがありますね。現代風のライディングポジションが討議対象となったんです。あそこではマシンから体を乗り出していたんでフラッグが見えなかったんだろう、とかね」。これがウェッブの説明である。

第三の視点

しかしアンドレア・ドヴィツィオーゾは視野についてはチームメイトの味方をしている。クリーンな追い抜きをするのは後ろのライダーの責任だと彼は言っているのだ。「通常より速いスピードでコーナーに進入して、前に誰かいたら、って実際僕らはダニの前にいたわけですし、前にいる方がラインを決めるんです。でしょ?僕らがラインを決める。前にいる方がラインを決めるのは当たり前なんです。ホルヘが僕みたいにチェックしてなかったのは間違いないです。だから前に言ったみたいに彼はインに向かって動いたんです。でも後ろにいたのはダニで、だから彼は状況を把握できたはずなんです。で、彼は他のラップより速いスピードでインに入っていった。それでクラッシュが起こったんですから、ミスをしたのは彼なんです。ホルヘとダニの責任割合なんて好きに配分すればいいんですよ。でも最初はそこから始まってるんです」

中立的な立場から見ても同じことが言えるようだ。スロヴェニアTVに対してヴァレンティーノ・ロッシはこう語っている。「僕から見ると、これについてはロレンソとペドロサのどちらが悪いとかいう感じじゃないですね。ロレンソは速く戻りすぎかもですけど、彼には内側のペドロサは見えなかった。ペドロサは充分スペースがあると思ったんでしょうね。でもそうじゃなかった。それで接触した。つまり半々ってことですね」

これこそがレースディレクションのたどり着いた結論である。マイク・ウェッブはこう説明する。「ロレンソに責の一部を負わせることもできますし、ペドロサに負わせることもできる。ロレンソは前にいましたけど通常とは異なるラインでインに切れ込んできた。ペドロサは内側が空いてるのを見てそこに突っ込んでいったけど、それほどスペースはなかった。それに後ろにいたのは彼です。こういう状況で誰を責めるんでしょう?彼らが転倒するに至った状況すべてを勘案すると、情状酌量の余地の無い無分別な走りは誰もしてないって思うんです。与えられた状況で二人のライダーがマシンをピンポイントで同じ場所に向けた。ダニは隙間を見つけ、そこにマシンを向けたけど、マシンがそこを通るときには隙間がなかったんです」

先例と類例

この状況は2012年のバルセロナのMoto2でのマルク・マルケスとポル・エスパルガロの接触を思い起こさせる。この時はラ・カイシャ・コーナーでアウトにはらんだマルケスがカットインしてタイトル争いをするライバルであるエスパルガロを転倒させている。マイク・ウェブが言う。「数年前に非常に良く似たインシデントがマルケスとエスパルガロの間で起こってます。一方がアウトにはらんで、また戻ってきた。当時私はレースディレクターではありませんでしたけど、でもあの時はペナルティが科せられたと記憶してます。で、その後FIMが公平ではないってそれを取り消しているんです。彼は前を走っていたってのが取り消しの理由ですね」

しかし、バルセロナのインシデントは良く似てはいるものの今回の判断の参考にしていないとウェッブは強調している。「繰り返しになりますが、インシデントというのはそれぞれ違っていて、だから私たちもそれぞれ独自の状況を勘案しています。でもあらゆる状況、コース上の位置取り、その時何が起こっていたかを勘案すると、二人のライダーが接触してかなりのインシデントになって、でもどちらも何か間違ったことを意図してやったわけではない。それがレースインシデントだと判断する理由なんです。状況によって判断は変わるんです」

自ら説明する

今回のインシデントはダニ・ペドロサのレースディレクションに対する苛立ちに油を注ぐことにもなった。彼は言う。「そうですね、もちろん、すごく大きなクラッシュを再びくらって転倒させられて、またレースインシデントってなって、もちろんそういう見方もありますよ。でもレースディレクションに話を聞きに言ったんです。彼らが何を考えているか理解したかったんです。アルゼンチンに関してはレースインシデントだと思ってます。マルクとヴァレの件じゃなくてザルコと僕のことですよ。マシンを起こしたせいでハイサイドを喰らってる。ザルコがコーナーに突っ込んできたのは彼のミスで、僕はスペースを開けようとして、結局病院送りになった。そして今回です。ええ、ロレンソは僕が見えてなかったかもしれない。見てなかったのか、僕がいるとは思わなかったのか、何でもいいですけど、彼はマシンを起こさなかった。それでバーン!クラッシュですよ。そして僕はまたハイサイド。そしてまた『レースインシデント』ですよ。
 だから僕は何がポイントで、どういう風に彼らが判断したか聞きに行ったんです。僕から見るとそれほど簡単なことじゃないからなんです。だから尋ねたんですよ。『どうやって判断したんですか?』ってね。僕には理解できなかったからです。そこから質問していった。『わかりましたけど、僕がインにいて、正しいラインを走っていた、そこはいいでしょ?彼らはアウト側にいてミスを取り返そうとして、それでコースの正しいラインに戻ろうとした。これもその通りでしょ?自分が正しいライン上を走っているときに優先権があるのはどっちです?インにいる方?それともアウトにいる方です?』インにいる方ですって?わかりました。じゃあ誰が悪いんですか?そしたら『もう決定したことだから』って。
 そして最後には、もし決定に不服なら、って実際そうなんですけど、抗議をしろって言うんですよ。でもそうなるとホルヘがペナルティを受けるべきだって言ってることになる。決定に不服だってのはそういうことになっちゃうんです。でも彼らにはホルヘにペナルティなんか与えて欲しいとは思ってないってわかってもらいたい。彼らにはコース上で何が起こったかを正確に把握してほしいってことなんです。だって今はそれができてないんですよ」

敬意と責任

レースディレクションが彼の見解を真剣に受け取っていないと感じたことでさらにペドロサの怒りは増すことになった。「何より問題なのは彼らが事態を直視しないことがあるってことなんです。僕が行くと、まともに歩けない状況でやっとのことで行ったのに、マイク・ウェッブさんは話し合いに出てこようともしなかった。彼は隣の部屋にいたんです。もう少し敬意を払ってもらってもいいと思うんですけどね」

ペドロサの言っていないことがある。彼がマイク・ウェッブに会いに行ったとき、ウェッブはレッドブル・ルーキーズ・レースの最中だったのだ。丁度その時、レースディレクターである彼はレースが安全に運営されているかを監督するという目の離せない仕事をしていたということである。そんなわけでマイク・ウェブと共にFIM審議委員会を構成する二人の審議委員がペドロサに対応することになったのだ。インシデントに裁定を下しペナルティを科すのが彼らの仕事である。

ウェッブは何があったかについてこう説明する。「丁度レースが行われている最中だったんです。MotoGPの次のルーキーズカップがまだ終わってなかったんですよ。私はそちらにも責任があるんです。FIMのMotoGP審議委員が裁定とペナルティに責任を持っています。3人で構成される委員会の一人が私で、だから彼らがやって来たときに、審議委員に、すみませんが彼らの話を聞いて、もし公式な聴聞とかになったら呼んでくださいって言ったんです。でも委員によると非公式な会合ってことだったんで、そのままにしたんです。だから別に彼と会うのを拒否したわけじゃないんです。他のことで忙しかっただけなんです」

文化の衝突

ライダーとレースディレクションの間で起こるトラブルは主に文化の違いに起因しているようだ。ライダーはインシデントを解決するのに非公式に上手くやるのに慣れている。かつてはそうだったのだ。しかしこの数年、特に2015年のセパン以来、ルールも規制も、そしてインシデントの扱い方も、どんどん堅苦しく、そしてルール至上主義的になってきている。スポーツの規模が大きくなり、関係者の財政規模もあらゆる方面で大きくなり、結果として運営母体の方もかつてとは異なる方法で対応せざるを得なくなっているのだ。さらにライダーの希望によりペナルティもより厳しくなると、審議には合理性と透明性がより求められるようになるのである。

ある意味、Moto2とMoto3でのインシデントが環境が変化したことの先触れとなっている。アーロン・カネットとルカ・マリーニはそれぞれのクラスでインシデントに関与し、どちらもこれまで以上に厳しいペナルティを受けているのだ。カネットはルマンでグリッド最後尾からのスタート、マリーニは6グリッド降格である。これまでだったらこの程度のインシデントなら警告で済んだところだ。しかしもうそれでは済まなくなっている。

棚ぼた表彰台

3人の主要ライダーがいなくなったことでレースの方程式の答えが変化することになった。ヨハン・ザルコが表彰台に昇りランキングでもマルケスに12ポイント差の2位に上がる。アンドレア・イアンノーネが最後の一席を確保して彼にとっては2連続、スズキにとっては3連続の表彰台となった。これで優遇措置ポイントは3点。厳しい結果となった2017年を受けて与えられた優遇措置は6点になると翌シーズンからはなくなるので、その半分まで来たことになる。だからと言って彼らはこれを残念に思うことはないだろう。これは彼らが戦える位置まで戻ってきたことを意味するのだ。

ドゥカティとレプソルでトップ4を占めるはずだったのが、2台のワークスドゥカティとレプソル・ホンダのペドロサがリタイヤに終わったおかげで、頭を抱えるレベルのレースだったヤマハはその陰に隠れることができた。確かにヨハン・ザルコは2位でゴールしている。しかし彼はマルケスからは実質7秒遅れなのだ(彼がゴールラインをバカみたいな踊りを見せながら通過したせいでロスした2秒を差し引いている)。ワークスのモヴィスター・ヤマハにとってはさらに頭の痛い結果だ。前方でのクラッシュに救われなければ彼は8位だったはずで、マルケスからは12秒遅れ。そしてマーヴェリック・ヴィニャーレスは10位だったはずである。結局彼らは5位と7位という、それ自体はそう悪くは見えない結果に終わっている。

賭け金を上げる

ヴァレンティーノ・ロッシはヤマハがこの結果に喜ばないよう釘を刺している。ヤマハを名指しで非難しているのである。「冬期テストのスピードを考えたら5位という結果は悪くないし喜んでもいい。でも実際にはこんな結果に終わったレースを喜ぶなんていい話じゃないですよ。技術的な問題があるんです。それにコースによって結果が違う。すごく苦労するコースとそれほどでもないコースがあるんです。でも僕から見ると何をすべきかははっきりしている。時間がかかるのは間違いないです。でもできるだけ早くヤマハにはなんとかしてもらわないといけないですね。そうでなければ1シーズンまた棒に振ることになる。だからヤマハには戦闘力を取り戻すために全力で支援して欲しいですよ。こんなんじゃあ、マジで、今日みたいなんじゃ、僕は良いレースができたしペースも良かったけど、でも前でクラッシュがなければ8位だったんですよ」

問題は主として電子制御だ。マシンそれ自体ではないとロッシは指摘する。「個人的な見解ですけどメカ的な部分の問題は少なくて、主に電子制御ですね。25対75って感じでしょうか。明日は新パーツを試しますけど、それは25%分にしかならない。こんな風に氷山の上に出てる部分だけいじっても、水面下にはもっといろいろ隠れてるんです。がっかりですよ。だって僕が思うに今年のマシンはそれ以外は良くなってるんですよ。でも電子制御はなんとかしないと。ヤマハにはできるだけ早くこの問題を解決するために全力を尽くしてもらいたいですね」

日本のヤマハはマニエッティ・マレリに助力を求めることにもマレリからエンジニアを派遣してもらうことにも抵抗があるという噂だ。それより自分たちだけで統一電子制御を理解したいということだ。しかし事ここに至って彼らも外部の助力を求めることを検討し始めているようだ。しかしロッシにとってはそれでは遅すぎるようだ。「僕の理解ではこういうのって時間が掛かるんですよね。良くないことにね。でもいずれにせよ良い話もある。相手はブラックボックスだってことです。確かに始めてから時間が掛かるのは本当ですけど、でもとにかく取りかからないことには何レースも何ヶ月も何年も過ぎてしまう。そして問題は解決しないままです」

ソフトの力

ロッシの発言は驚きを持って迎えられた。いつもより歯に衣着せぬもの言いだったからだ。いつものロッシは過剰なほど如才なく、柔らかい言葉に実に上手に批判の意を込めることができるのだ。しかしこの発言はドゥカティ時代のようだ。今回もまた当時と同じように支援不足や開発遅れを公然と非難しているのだ。ロッシは自分に集まる注目を使えばメーカーにプレッシャーを掛けることができると実によくわかっている。しかしその力を発揮することはほとんどない。そして彼がその力を使うと決めたということは状況に対する欲求不満が見過ごせないほど溜まっていることを示しているのである。

マーヴェリック・ヴィニャーレスにはこうしたことができるほど注目を浴びているわけではないが、しかし全く同じように不満を抱えているようだ。「もう同じことを言い始めて10か月くらい経ちますね。グリップがない、グリップがないってね。ちょっと暑かったり路面が完璧じゃないだけでグリップがなくなってしまう。全然ダメなんです。アルヴァロとモルビデリの後ろを走ってましたけど、彼らは良いレースをしてた、でもそれでもうちの本来のペースじゃない。僕らは本当なら表彰台争いや、コースによっては優勝争いをするところで走るべきなんです。あぁ、もう…、うんざりしますよ。ひとつのレース週末の内で3回もライディングスタイルを変えて、でもどうにもならないんですよ。チームが言うようにロレンソスタイルで乗ったり、もっとアグレッシブに乗ったり、とにかく試せることは全部やって、でも問題は同じなんです。マシンが加速しない。つまりある一つのことが機能してないってことなんですよ」

その一つのこととはなんだろうか?「主な問題は電子制御みたいですね。まあうちが何か問題を抱えてることは確かですよ」というのがヴィニャーレスの答えだ。「今週はずっと嫌な感じだったんです。オースチンではいろいろ良くなって、やる気も上がって気分も良かったんですけどね。でもここでは現実を突きつけられた。うちのマシンはこんなもんだよってね。トップからは程遠い。今日は110%で走って、それで7位です。彼らがクラッシュしなければ10位だったんですよ!ちょっときついですね。何か秘策でもないと。本当に気分が悪いですよ」

ヤマハが直面してる問題は、彼らが得意とする、しかも去年の再舗装のおかげでさらに相性が良くなったはずのヘレスをこんな結果で終えてルマンに向かうということである。2週間後、昨年はマーヴェリック・ヴィニャーレスが優勝し、ヴァレンティーノ・ロッシが優勝を賭けて一か八かの勝負に出なければヤマハのダブル表彰台となっただろうルマンで良いレースができればヤマハのエンジニアは今回がたまたまダメだったと結論づけたくなるかもしれない。しかしそれこそロッシが彼の驚異的なPR力を駆使している理由なのである。

筋書きなんか破り捨てよう

ヘレスを経てMotoGPのタイトル争いは全く様相が変わってしまった。ドゥカティと相性の良いコースで力を発揮したアンドレア・ドヴィツィオーゾが過去最高の成績でスペイン入りしたのだが、今彼はマルク・マルケスから24ポイント差で、彼の前にはヨハン・ザルコ、マーヴェリック・ヴィニャーレス、アンドレア・イアンノーネがいる。

一方マルク・マルケスは連勝によってリードを広げている。彼の走りはこれまでにないほど冴え渡り、マシンもここ数年で最高のできだ。彼のタイトル獲得を阻むものはいないように思えるほどである。少なくともヘレスが終わった時点で私たちが描いているタイトル争いの筋書きはそうなっている。しかしMotoGPヘレスラウンドが教えてくれたことが一つある。現実がいつでも筋書きを狂わせるということだ。そして語り継がれる物語は思いも付かないものになる。2018年のMotoGPシーズな4レースが終わったかもしれないがまだ残りは15レースもある。たった4レースでこれだけのことが起こったのだ。残り15レースでどんなとんでもないことが待ち構えているのか想像してみよう。
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ドヴィは全く悪くないってのはまあそうかもなんですが、ツイッターでも書いたんですけど、今回のドヴィのラインって、いつもはマルケスがドヴィを抜くときの(やや)無理筋ラインで、ホルヘのクロスラインがいつもドヴィがマルケスを負かす時のラインっぽかったので、それだけドヴィはイライラして我慢できなかったんでしょうね。

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コメント

イヤー本当に凄い光景でした。
文章後半に記されてる現代の大きくハングオフするライディングスタイル。
これが討議となったというのは分かる気がします。
たまたま同じダニなんでしょうが、昨年のルマンでも似たような感じでカルと当たってたりしますから。
とにかく三人とも怪我がなくて良かったです!
そしてレースディレクションの大人の対応も!
今後も良いバトルを期待しますよ!

投稿: motobeatle | 2018/05/09 22:12

マルク、ノネ、ザルコの御三方Congrats!
ノネは連続ポディウムだしうれしいけど、ストリーの事思うとやや複雑笑

ホルへ、ドヴィ、ダニは大きな怪我がなくてほんっっとうによかった!
モニター前で絶叫したよ…
裁定もRD通りで、他に何も言うことないですね。
ホルへのラインに関しては、とみながさんに一票っす。

久しぶりにホルへの絶妙スタート見たし、苦しんでる中でも粘っこくて精緻な走りを見たし、苦しい中にも光を垣間見た一戦でやんした。

投稿: りゅ | 2018/05/10 00:24

グリップが不安定なレース続きで、得意なココで巻き返したい、深いブレーキングが出来るようになったロレンソ。

勝利数上回るも、タイトル逃した課題、苦手サーキットでの沈み。去年と違い、何か見つけ、マルケスに次いでゴールできそうなドヴィ。

ザルコに入られ、マシンを起こしハイサイド。怪我をおして獲得した7位に続いて、契約決めたい所、得意なココで予選もWupも調子イイ、ペドロサ。

未だ旋回がイマイチなドカだが、ここは行けるロレンソ、見つけたドヴィ。好調なホンダ・ペドロサ。

深いが、旋回遅いロレンソ。 追い上げてきたが、深いロレンソに苦しむドヴィ、ペドロサ。 ストレス溜まり、ギリギリ抜いたが少しオーバーラン。

深く、旋回がのろいが故、ライン外したが、オーバースピードではなく、ロス少なくラインに戻る、ロレンソ。

怪我はあるものの、ココが得意で、調子も悪くないペドロサは、旋回力もあり、一人なら両者より速いが、深いロレンソを抜けず、ドヴィにも抜かれ、尻に甘んじていた所、やっと前が開き、チャンスと入り旋回。

ロレンソと同じく、ロス少なく、ドヴィ自身もアウトで旋回していて、みんな重なってしまった。

こうした事故は、マシン特性、色々な波が重なって起きるね。手を振ってるの見て、怪我なくて、ホッとした。
去年より更に接近している今年、今後も同じことが起きそうだ。ドカの2人プラス、他の誰かで。

ペナルティが話題の昨今、単車乗りの猛者が集う負けず嫌いの集団で、勝利に貪欲であるが故、厳しいパッシングをする者が多い中、偉大なる常識人に見えるドヴィのタイトル獲得が、MOTOGPにとって非常に意義深いと思って居て、去年の課題を克服してきている今年がチャンスなのだが、その中、マルケスとザルコが1,2で、続いて、イアンノーネ・ペトルッチで、クリーンな3人がリタイヤとは、なんとも皮肉な感じ。 一番見たいのはペドロサの初戴冠だが、ランキング11位だよ、もう無理かっ。 コース上で飛ばずに、胴上げで飛んで欲しい。(泣) 正直言うと、ペドロサの運気はダダ下がりだ。 2輪の頂点で争うには不運すぎる。ちょっとやばい感じがする。日本人的には厄払いとなるのだが。スペイン人的にはどうなのだろう? 慣れてるか、ペドロサ。いや、慣れてはイカンだろ。 侍というより、忍者だよ。跳んでるし。忍しか無いのか。 オレだったら、メットの文字を忍にする。 もうそれしか無い!!

投稿: 輝 | 2018/05/10 02:06

ドヴィツィオーゾがタイトルを取る年だと信じて憚らない私としては今回の出来事は、どうにも受け入れがたく、腹の中を黒い物がぐるぐると回っております。

何年か前、6位や7位が当たりまえで、たまに表彰台に乗ると大喜びしていた頃はこういう巻き込まれクラッシュが有っても、ああドヴィさんらしいなぁで済んでいたというか諦めの境地?みたいな感じで

すべての終わりが告げられても「ああ そうか」と思うだけだ

といった心境だったのですが、ちょっと勝ちを覚えると途端に他者を悪く言ってみたり。
自分も含め人間ってのは本当に黒い自分勝手な生き物だったんだなぁ、なんて思ったり

ああ、次だ。次、次。はよ次のレースが見たいわ。

投稿: bb | 2018/05/10 11:32

インシデントとアクシデントの違いは事の重大性ではなく、偶然(偶発)性ではないですか?
特に、誰かが故意に行ったことについて、アクシデントととは言わないように思います。

投稿: び | 2018/05/10 13:15

>motobeatleさん
 いっそアップハンしばりにするって手も(昔のAMAのように)。

投稿: とみなが | 2018/05/11 01:27

>りゅさん
 何があっても心強く思うファン魂!

投稿: とみなが | 2018/05/11 01:28

>輝さん
 忍!ダニに提案しましょう!!

投稿: とみなが | 2018/05/11 01:29

>bbさん
 タイトルが見えると実はとたんに楽しみが苦しみに変わるファン心理ですね。それでもやっぱりドキドキしたいです。

投稿: とみなが | 2018/05/11 01:31

>びさん
 そこ、確かに普通の使い方だと意図の有無を問わないのがincidentで意図が無いのがaccidentでいいんですけど、航空機事故とか医療事故の調査では重大性で分けてるんで、悩ましいのです…。

投稿: とみなが | 2018/05/11 01:32

タラレバだけど、ドヴィが抜けないなら、安全にホルヘの後ろに徹していれば、起きなかった可能性もあるのかな? 私はホルヘ推しなので、完走して欲しかったです。でも、大きな事故にならず、本当に良かった。

投稿: Ton | 2018/05/19 23:44

>Tonさん
 あれ、もう一周後だったら楽に抜けたんじゃないかと思うんですよね…。

投稿: とみなが | 2018/05/20 18:40

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