« ルーチョ・チェッキネロへのインタビュー | トップページ | クラッチロー:もうLCR唯一のライダーでいるのにはうんざりだ »

MotoGP:ブラッドリー・スミス「怪我して走るのはマジ辛い!」

鎖骨と肋骨は消耗品とか言いますが、そういや小指も消耗品っぽいですよね。でも辛いものは辛いんだというブラッドリー・スミスのコメントを(当たり前だ)CRASH.netよりPeter McLaren氏の記事より

以下、記事内にはツイッターから引っ張ってきた少々痛そうな画像もあるのでご注意を。
============
ブラッドリー・スミスの今シーズン三回目の転倒の代償はいささか大きいものとなった。6月にカタルニアで負った怪我の話だ。

レッドブルKTMの彼はフリー走行での転倒でハンドルに挟まれたせいで左手小指にぞっとするような怪我を負ってしまったのだ。

皮膚移植とまではいかなかったが、それでも以降のバルセロナのレースはキャンセル。さらにレース後のテストにも参加できず、結局復帰したのは3週間後のアッセンだった。

とは言え夏休み直前のザクセンリングでも彼の小指は完治から程遠い状態だったのである。

(訳:びっくりさせたいわけじゃないんです:回復中のスミスの指)

スミスによれば脚の怪我の復帰後に乗った去年の日本GPが自分史上最悪のコンディションだったそうだ、ライダーにとってもチームにとってもいつ復帰すべきかを判断するのは本当に難しいことだと彼は言っている。

「走れるかどうかを何で判断するのか?何ができるかどこで線を引くのか?加速度とライダーに求められる筋力の関係についての研究なんて皆無に等しいんですよ」と彼は解説する。

「サッカーだとわかりやすいですよね。どれくらいのレベルでなきゃ行けないかわかってるんで、選手がそのレベルに戻らなければピッチには立たせられることはない。それに他にも10人の選手がいて仕事をしてくれますからね。
 どうなればOKでどうだとダメなのか?ライダーがコースに出て、走ってみて、それなりに戦えて、ポイントも得ることができれば、まあ走り続けても大丈夫だと思うかもしれない。でも僕らがやってるようなことをできる人間なんてそうはいないんです。つまりベストの状態から比べたら5〜10%の力しか発揮できなくても、他の誰よりもうまく走れたりできちゃうんですよ」

とは言えスミスとしてはライダーとしてはきついことかもしれないが、深刻な怪我やこれに付随する手術の後、できるだけ早く復帰できるように判断基準を設定する方がいいと思っているのだ。

「ありがたいと思いつつ、微妙でもあるんですよね。会社は体に関することはライダーに決めさせるようになってきてるってことなんですが。もちろんメディカルチームにも同じくらい重きを置いていて、そっちはかなり重い決定をしてくれるんですが、それはとても大事なことですよね。
 スズキが下したリンスに対する決断というのはすごく良かったと思います。本当に走れるようになるまで待ってくれた。2〜3週間前から走れたと思うんですけど、ここまで引っ張って、おかげでテストでもプレッシャー無しに走ることができた。
 バカな判断が少しは減ってきたってことかもですね。あの時のホルヘとかが象徴的ですけど、何年か前に鎖骨を骨折してプレートを入れて、2日ばかりで戻ってきてみんなの前で走ってみせたことがありました。
 あれが前例になってしまった。チームもジャーナリストもライダーもみんな「ライダーはすぐに戻ってくるもんだ」と思うようになった。怪我ってたいへんなんですよ!痛いんですよ。それでこんなマシンに乗るなんて簡単折り合いを付けなきゃならないんです。自分で走れると思っても怪我をしてるってことは何かが足りないってことなんです。
 コースに出られるといい感じに思えるかもしれないんですが、長い目で見たときに、少なくとも僕は怪我から復帰したら何かが良くなってるなんて見たことはない。だからこそ自分たちで決めなきゃならないんです。そんなわけでバルセロナではチームとしてもアッセンに出られるかどうかはっきりしなかったんですよ」

前半戦を終わってスミスはこれまでのところKTMで8ポイントを獲得している。
============
あれ、がっつり削れてましたもんね…・

|

« ルーチョ・チェッキネロへのインタビュー | トップページ | クラッチロー:もうLCR唯一のライダーでいるのにはうんざりだ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69409/65538439

この記事へのトラックバック一覧です: MotoGP:ブラッドリー・スミス「怪我して走るのはマジ辛い!」:

« ルーチョ・チェッキネロへのインタビュー | トップページ | クラッチロー:もうLCR唯一のライダーでいるのにはうんざりだ »