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ロレンソがカザフスタンの新サーキットを訪問

公式発表は「気になるバイクニュース。」のJack A Moさんが訳してくださってますが、ちょっと違う視点からの記事をMCNから。
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昨年のMotoGPチャンピオン、ホルヘ・ロレンソがカザフスタンで新たに建設中のソコル・サーキットを訪れた。このサーキットは近い将来の完成・オープンを目指しているところである。

アジアの国カザフスタンの最大の都市で、中心に位置するアルマティで建設中のこのサーキットはドイツのサーキットデザイナー、ヘルマン・ティルケの最新作である。彼はセパンや米国オースチンのサーキット・オブ・アメリカズも設計している。

ロレンソが建設現場を訪問したということはこの国が近い将来MotoGP開催を狙っているということだろう。他にもワールドスーパーバイクや4輪レースの開催も目論んでいるようだ。

しかしこれはMotoGPがレースの伝統はないがレース界を支援できる富を所有している国を志向するというF1の轍を踏んでいることになるという批判も招いている。

カザフスタンは以前はソビエト連邦の一部で、石油輸出で経済が潤いつつあるが、一方で人権抑圧や自由の制限、選挙不正などで非難を受けてもいる国である。
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ロレンソの訪問については、彼の意志というより、今年から導入された「ライダーにPRを義務づけるルール」の結果ではないかという意見もあり

カザフスタンはあんまり日本ではなじみのない国ですが、人権抑圧については比較的いまは(経済的発展もあって)落ち着いているようですけども、大統領が30年以上も変わらない独裁国家であるのは忘れてはいけないかな。

いずれにせよスポーツの政治利用はヒトラーのベルリンオリンピック以来、連綿と続く議論のネタではあります。

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コメント

もともとカザフはスポーツに力を入れていますからね。近々では2022年冬季オリンピック開催を目指していましたし。
レースの伝統はないかもしれませんが、サイクルトラックレースはよく行われてますし、ロードではカザフ企業がスポンサードする『ASTANA PRO TEAM』がいろいろお騒がせしながらもグランツールで活躍していますし、関心と理解は大いにあるでしょう。。
次なるステージはモタスポに!と水心たっぷりな訳です。
富裕国の金目当てに…と批判してみたところで、実際モタスポは経済的なビハインドがなければ成立しませんから、ドルナがこれまた魚心たっぷりで現チャンピオンをPRに送り込むのも当然の成り行きかと。
しかし現段階での目立った政治不安はないものの、先のウクライナ・クリミア問題でロシアとの関係が微妙になっていることは気になりますね。現大統領はそもそも旧ソ連肌の方なんですが、最近ではむしろ中央アジア・中国寄りの発言が多いようですし…もしその辺で発火したりするとモタスポどころではなくなるような…うーんどうなんでしょう。
とみながさんご指摘のようにいろいろ問題はあるんですけどねぇ。10年以上前にカザフでのフィールドワークを試みたことがあるんですが、なんの学術機関のサポートもない個人のワークだったにも関わらず、すごく親身になってくれたっけ…という個人的思い出から応援したいようにも思うのです…

投稿: りゅ | 2016/06/15 17:07

>りゅさん
 フィールドワークとは!
 とは言え国民がいい人たちなのと政治に問題があるのは別の話ですしねぇ…。

投稿: とみなが | 2016/06/20 21:32

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