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2015フィリップアイランド日曜まとめ:時代を象徴するレースか?

「誰がレースの勝者かって?観ていた私たちだ。これからこのレースは長く語り継がれることになるだろう」との名言をツイートしていたDavid Emmett氏によるレースまとめをMotoMatters.comより。
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これこそ私たちが待ち望んでいたレースだ。いつかはこの日がやってくると信じていた。しかしこれまでは「これがレースだ!」と思っても3周もすればその気持ちは薄れていき、結局いつものパターンになってしまっていたものだ。しかし今回は違った。スタートからフィニッシュまで世界最高の4人のレーサー(3人はこれまでも最高だった。そして残りの一人がその仲間に入ろうとしている)が勝利を目指して接近戦を繰り広げたのだ。そしてこの結果が今後のタイトル争いに大きな影響を及ぼすことになるというのも嬉しい話である。独走するライダーはいない。誰かが誰かをもてあそぶこともない。最終ラップまで待つこともない。完全な戦争状態であう。スタートシグナルが消えてからチェッカーフラッグが振られるまでそれが続いたのだ。

今回のレースがそれほどまでに手に汗握るものとなったのは皮肉なことだ。ブルノで、ミサノで、そしてもてぎで、これまで何度も私たちはスリリングなレースを期待していた。予選結果がそれほど接近していたのである。しかしその希望はチェッカーフラッグ時点ではとうに潰えてしまっていた。フィリップアイランドの予選結果を見て土曜に私たちが考えていたのは、マルク・マルケスが何秒差で勝つかということだけだった。そして2位争いについても2周ももてばいいだろうと思っていた。とんでもない間違いだ。そしてそれが間違いであったことに私たちはどれほど喜んだことか。

ホルヘロレンソが最もおそれていたことがスタートで現実となった。土曜の予選でまんまと彼を利用して2番グリッドを獲得したアンドレア・イアンノーネのことだ。イアンノーネは彼のスリップを使い、そしてその後は脱兎のごとく逃げて見せたのだ。ロレンソはそれを追う。半周もするとこのレースがいつもとは異なることが見えてきた。ロレンソがパッシングポイントではまったくないヘイシェッド(8コーナー)で大胆かつ見事な抜き方で前に出たのだ。こうした抜き合いがその後も続いた。そしてこれを上回る素晴らしい追い抜きがいくつも展開される。これこそが楽しいレースというものだ。


後ろ後ろ!
ロレンソがリードを保てたのはちょうど4コーナー分。彼は逃げをうとうとするが後ろにいたのは不幸にもドゥカティだった。デスモセディチの圧倒的なトップスピードを最大限に活かしてイアンノーネはロレンソをパスする。しかもGP15はハンドリングもかなり良くなっていた。勇気が必要な高速コーナー、ドゥーハンコーナー(1コーナー)で彼はその強みを発揮してみせる。イアンノーネは攻め続けた。今度はロレンソが後ろから追い続けたのだ。一方ロレンソのすぐ後ろにはマルク・マルケスが狙っている。さらに続くのはダニ・ペドロサ、カル・クラッチロー、ヴァン連ティーのロッシ、アレイシ・エスパルガロだ。

ルーキーハイツ(9コーナー)を一団となって越えたとき、イアンノーネに予期しない障害が表れた。コースのど真ん中で羽を休めていたカモメだ。大集団がやってくるのに気付いたカモメはしかし逃げるにはあまりにのんびりと飛び立とうとした。最初にこれに行き当たったのがイアンノーネだったのだ。彼は衝突にそなえて首をすくめる。シールドにぶつかって顔面を怪我するよりはヘルメットの頭頂部にあたる方がましだ。彼は幸運だった。カモメはフロントカウルの、しかもスクリーンとハンドルの間に当たってくれたのだ。残念なことにカモメは即死。だがイアンノーネはブレーキングポイントをはずしただけで済んだ。MGコーナー(10コーナー)でインにつけていたロレンソはその機会を逃すことなくトップを奪い返すが、平静をとりもどしたイアンノーネも彼の後ろにぴったりつける。


戦いの代償

彼らが再びストレートに戻ってくるとロレンソを待っていたのはストレートで遅いヤマハの不利を思い知らされる事態だった。片側からはイアンノーネ、もう一方からはマルケスに抜かれて3位になってしまった彼は他の場所で相手を抜くしかない。マルケスはイアンノーネをホンダヘアピン(4コーナー)でなんとか縫おうとするがアウトにはらんでしまいロレンソにも抜かれてしまう。ヘイシェッドからルーキーハイツまではイアンノーネが前。しかしMGをうまく回ったロレンソが11コーナーでイアンノーネの前に立ってストレートに戻ってくる。イアンノーネは再びストレートで抜き返しドゥーハンコーナーで前に立つが、ロレンソが再び大胆なパッシングをみせる。こんどはアウトからサザンループ(2コーナー)に向かい、クリッピングでインを閉めたのだ。

トップ争いが激しくなったおかげで6番手から徐々に順位を上げてきたヴァレンティーノ・ロッシも前の3台に追いつくことになる。マルケスがヘアピンでイアンノーネを抜いて2位に上がるそのとき、ロッシはくらいつくカル・クラッチローと4位争いをしていた。しかし1周後にはイアンノーネを後ろをつつきはじめる。ヘアピンはうまく回れなかった者のルーキーハイツでは見応えのあるパッシングでドゥカティをインから差して抜いていく。クラッチローもロッシについていくがホームストレートでおいて行かれてしまう。彼のLCRホンダはイアンノーネのドゥカティ以上にホイールスピンに苦しんでいたのだ。

後ろでこうした争いが繰り広げられることでホルヘ・ロレンソがギャップを広げ始めるかに思えた。3ラップ目には1.4秒の差をつける。いつものパターンだ。ロレンソがレースをコントロールし、他のライダーが後ろでバトルするということだ。


予想ははずれる

しかし今回のは違った。予測は幻だったのだ。レース中、もう決まったなと思わせることが何度かあった。ロレンソやマルケスが逃げようとしてギャップを広げていったときだ。しかしそのたびにギャップは広がりきることはなく、再び集団につかれてしまう。この時点でトップ争いをしている4台、ロレンソ、マルケス、ロッシ、イアンノーネが1本のロープにつながって山を登っているかのようだった。誰かがグループから抜け出そうとするとロープがピンと張って全員がトップについていく。

レースが落ち着くことはなかった。ロレンソとマルケスがトップを入れ替えている中、トップ4の差が4秒以上に広がることはなかった。誰がトップに立ってもその後ろでは熾烈な戦いが繰り広げられ、抜き合いは止まることはなかった。イアンノーネとマルケスはトップスピードを活かしてストレートでヤマハを抜くと、ロッシとロレンソはMGコーナーやルーキーハイツ、ヘイシェッドでおそろしく精密なライン取りをみせ抜き返す。周回が進むにつれバトルはますます熾烈になっていった。誰もが譲らず接触も辞さない、しかし危険を感じさせることも許容できないほどの領域に入ることもなかった。


完走最優先

最も長い時間トップを走っていたのはロレンソだ。しかし最終ラップのフィニッシュラインを真っ先に駆け抜けたのは彼ではなかった。ラストラップで彼が2位のイアンノーネにつけていた差は0.6秒。接近戦が続いたここまでの展開を考えれば余裕の勝利が待っているかに見えた。しかし彼はマルケスの速さと本気を見誤っていたのだ。アグレッシブすぎるホンダRC213Vのせいで厳しいシーズンを送っているがそれでも彼のやる気はいささかも削がれていなかった。1コーナーでわずかにはらんだイアンノーネを抜き去ってまずは2位に上がる。

そこからマルケスの生涯最高のラップが始まる。「まるで予選のアタックラップみたいでしたね」とマルケスは語っている。「アンドレアを抜いたときから100%で攻めていたんです。特に4コーナーではほんとにほんとに深く突っ込んで、そこでかなりロレンソとの差を詰められましたね」。その時点で彼はロレンソに追いついて優勝を狙えるとわかったようだ。2台がルーキーハイツの頂点にかかったときにマルケスがアタックをかけることを決意する。「そうは言っても絶対行けると思ったらって感じでしたけどね」とマルケスは言っている。無理な追い抜きでロレンソをはじき飛ばしてタイトル争いに水を差すのははばかられたのだ。しかしチャンスがきた。ロレンソも同じことを考えていたのだ。自分とマルケスがからんでしまう可能性がある。11コーナーでトップに立つとマルケスはフィリップアイランドでの初勝利、そしてMotoGPクラスでのフィリップアイランド発完走を果たすこととなった。これで彼が勝っていないのはもてぎだけとなる。

マルケスの最終ラップはどれほどすごかったのか?パルクフェルメに彼が戻るとチームが真っ先にやったのはリアタイヤをカバーすることだった。ライバルにどれほどリアタイヤを使ったのか、どんな摩耗パターンが出ているのか観られたくなかったのだ。経験を積んだスタッフならタイヤの摩耗具合をみるだけでパワー特性やシャーシのジオメトリーが推測できるのである。マルケスとチームがフィリップアイランドで速く走るための何かを見つけたのは間違いない。そしてそれはどうしても隠しておきたいことなのだろう。

ホルヘ・ロレンソは2位に終わったが後ろではアンドレア・イアンノーネが最後の最後に素晴らし追い抜きをみせてヴァレンティーノ・ロッシの前でゴールした。スライドしながらルーキーハイツでインを差しMGコーナーでタイトなラインをとって3位に滑り込んだのだ。ロッシはがっかりすると同時に驚きもしている。「すごかったですね!こういうレースがしたかったんです!」と彼は冗談めかして言った。「まじめな話をするとイアンノーネにやられたときには嬉しい気持ちなんかなかったですよ。逆ならよかたですね」。彼にとっては表彰台を逃したことは残念だったろうがバトルはスリリングだった。これでロレンソはロッシから7ポイントを削り取って、差は11ポイントとなった。残るは2レースである。もっと悪い結果もあり得た。もしロレンソが勝っていたらどうだったろう。実際そうなりそうだったのだ。この場合ロッシのリードはわずか6ポイントになってしまっていた。トップの座は変わらないが、もてぎ終了後に比べてかなり危ない状況ということになる。


これまでにこんなハードなバトルがあったろうか?

生涯で最も厳しいバトルだったか?表彰台の3人はこう答えている。間違いない、というのがロレンソの答えだ。レース序盤から彼は自分の引き出しにあるすべての技術を駆使して走らざるをえなかった。イアンノーネがドゥカティのエンジンパワーを発揮して自分を抜かないようにギャップを広げたかったのだ。マルケスは午前中のMoto3レースを見ていた。おもしろいものが観たかったのだ。しかしそれが自分の走るMotoGPで起こるとは思っていなかったという。人生最高のレースのひとつだったそうだ。イアンノーネはマルケスともっと厳しいバトルをしたことがあると言っていたがそれはMoto2時代の話で、しかもアラゴン以外ではなかったと言っている。

これは長く覚えているべきレースとなった。私がMotoGPについて記事を書き始めたのは2006年のことだが、今年はそれを彷彿させた。足りなかったのは複数のライダーによるバトルだ。しかし今回のフィリップアイランドでその不満も解消された。4台にyほるトップ争い、そしてゴールは1秒以内。しかもその中にはタイトル争いをしている二人が含まれている。栄光と歓喜をかけた戦いだ。2006年のザクセンリングやムジェロに匹敵するレースだった。勝者が見えないトップ争い。ライダーは全力を出し切って戦う。2006年以降、素晴らしいレースはいくつもあった。しかし今回ほどのレースは無かったと言える。2015年のオーストラリアGPの真の勝者は観ていた私たちだ。これから何度も観たくなるレースだったのだ。

4人のライダー、3つのメーカー。どうしてこんな素晴らしいレースが実現したのだろう?まず言えるのはライダーとマシンの力がいずれも拮抗しているということだ。ダニ・ペドロサが巧く説明してくれている。「このコースだとヴァレンティーノやイアンノーネやホルヘやマルクやクラッチローやヴィニャーレスや、他のライダーも同じようなラップタイムを出せるんですよ。ここはマシンの性能差が出にくいんです。でタイヤも同じだし、みんな同じようにホイールスピンをさせてるんでマシンの差を出しにくいってのもありますね」。そうなると細かく差をつけていくしかない。ミスをしないとか自分のできることをうまく引き出すとかだ。しかしそうやってつけた差は小さすぎて一瞬にして失われてしまう。

マルク・マルケスはフロントタイヤをオーバーヒートさせてレース後半に後ろに下がってしまった。結局タイヤの温度が下がるまでは攻めることができなかった。ホルヘ・ロレンソはレースウィークを通じてリアタイヤのグリップ不足に苦しんでいた。おかげで脱出加速がほとんどかせげなかった。ヴァレンティーノ・ロッシはウォームアップで何かをみつけたようだが土曜日は完全に沼にはまっており、グリッドは沈んでしまっていた。おかげで前に出るために精力を使い果たしてしまうことになった。アンドレア・イアンノーネのレースはすばらしいものだったがストレートでのマシンの速さにかなり助けられていたのも確かだ。ドゥカティのおかげで他のライダーを抜くのはずいぶんシンプルなやり方で済んだということだ。彼がみせたストレート以外でのパッシングはマシンのスピードだけが彼の武器ではないことを示している。しかしマシンがパワフルなのも事実ではある。


ドゥカティの秘密(ってほどではない)

ドゥカティはなぜこれほど速いのか?一番の要素はデスモセディチのエンジンがとにかくトップエンドで速いことだろう。デスモドロミックバルブのおかげだ。開方向・閉方向の両方を強制開閉することで、バルブを下げる際のバルブスプリングの抵抗を最小限に抑えることができる上、カムプロファイルも思い切ったものにすることができる。バルブサージングのおそれがないからだ。さらにドゥカティを有利にしているのは他のワークスマシンが使える燃料が20Lなのに対して22Lを使えると言うことだ。つまり燃料をたくさん燃やせると言うことである。これは特にフィリップアイランドのような燃費に厳しくないサーキットで有利に働いているはずだ。

しかしそれ以上人ドゥカティがシーズン12基のエンジンを使えるというのも大きいはずだ。信頼性を犠牲にしてでも性能をつめられるということである。マルケス、ロッシ、ロレンソは既に5基目のエンジンに手を着けており、これもかなりの距離を走っている。それに対してイアンノーネは9基目のエンジンをフィリップアイランドで使い始めたばかりである。残りはまだ2戦もある。新しいエンジンは速い。そしてイアンノーネはその優位性を最大限に発揮しているのだ。さらにマシンのリアグリップも増している。これはおそらくウイングによりフロントの安定性が増したおかげだろう。

イアンノーネのパフォーマンスの良さはしかしエンジンだけに起因するわけではない。彼はゴールするまで世界最高のライダーたちと一緒に走れたこと、そしてその中でもいい結果を出せたことが嬉しかったと言っている。エンジンも助けに派なったはずだがフィリップアイランドのコーナーを見事に駆け抜けたのは彼の力だ。イアンノーネに才能があることは誰もが認めるところだったが、速いだけのライダーから偉大なライダーに脱皮するために必要なほど成熟し知性を獲得しているかについては疑問に思っていた。。今シーズンの彼を見れば私が間違っていたことは明らかだ。そして今回のレースでその疑問は完全にぬぐい去られた。ドゥカティに必要なのは勝てるマシンにするための「エイリアン」である。おそらく、いまはおそらくとしか言えないがついに彼らはそのエイリアンを手に入れたのだろう。


新たなエイリアン

エイリアンの可能性のあるライダーは他にもいる。スズキGSX-RRを駆るマーヴェリック・ヴィニャーレスのライディングは最高だった。彼はダニ・ペドロサ、カル・クラッチローの二人と5位争いを繰り広げたのだ。パワーと加速で劣る(とはいえ不思議なことにトップスピードはそれほど落ちていない)にもかかわらずレースでは最後まで互角に渡り合い、クラッチローの前、6位でゴールしている。チームがもてぎでmiiただした新たなセッティングのおかげでヴィニャーレスは速く走れるようになった。おそらくパワーが少ないせいだろうがグリップはホンダ以上である。スズキがグリップしているところでペドロサとクラッチローのホンダはホイールスピンを起こしていた。それでヴィニャーレスは戦えたのである。ストレートでは2台に抜かれるものの、高速コーナーでは挽回する。チームメイトに対して完璧に勝ってみせただけではない。トップとの差もわずか6秒しかなかったのだ。当初チームが予想していたのは22秒差。アレイシ・エスパルガロはトップと20秒差でゴールしている。

2015年の残りは2戦。タイトル争いの行方はさらにわからなくなってきた。数字の上ではセパンではヴァレンティーノ・ロッシの方がホルヘ・ロレンソより有利であり、ヴァレンシアではロレンソの方がロッシより良い結果を残している。しかし数字上ではフィリップアイランドはロッシ有利のはずだったのだ。さらに数字だけなら予選のマルク・マルケスのタイムを見れば決勝は彼の独走になったはずだ。2015年シーズンから我々が学ぶべきは、あらゆる推測はあてにならないということである。残りの2戦で起こりそうだと私たちが思っていることは起こらない可能性が高い。きっとびっくりして声も出せない結果が待っているだろう。

今シーズンは忘れられないシーズンになるだろう。いろんな理由がある。再び黄金期が巡っていたのだ。いつか振り返ってみて、このシーズンに立ち会えたことを感謝することになるだろう。フィリップアイランドはタイトル争いにふさわしい、そして誰が勝つのか最後までわからない最高のレースをみせてくれた。今MotoGPのファンであるというのは最高のことなのだ。
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偉大なサーキットは偉大なレースを演出するってことで、もてぎもオーバルを使わないなら、大改修して楽しいコースにしてくれないかしらん。そのためなら1年くらい日本ラウンドがなくっても耐えますよ。

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