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ホンダはペドロサの代役としてのオースチン&アルゼンチン参戦をストーナーと交渉していた

腕上がり手術が無事成功した(とは言うものの復帰は医師の許可待ちですが)ペドロサの代役は青山博一との発表があったわけですが、実はストーナーとも交渉していたというMotoMatters.comの記事を訳出。
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ケイシー・ストーナーは確かにダニ・ペドロサの代役候補だったことが明らかとなった。ストーナーはHRCとペドロサの欠場中の代役となる可能性について交渉をしていたのだ。最終的には準備期間が短いためにこの話は流れてしまい、青山博一が現下の状況では最適な代役という結論に落ち着いている。

MotoMatters.comがホンダに対してペドロサの代役としてストーナーとの交渉を行ったのかとe-mailで質問したのだが、レプロルホンダのチーム代表であるリヴィオ・スッポがそれを認めているのだ。スッポはこう回答した。「ケイシーがダニの代役になる可能性については検討していました」。しかし彼がペドロサの代わりに2戦走るというのにはいくつかの障壁があったという。彼はオースチンもテルマス・デ・リオ・オンドnどちらも走った経験がないのだ。ストーナーの引退後にカレンダーに付け加えられたからだ。しかもテストも大した距離を乗っているわけでもない。ワークスRC213Vにはセパンテストの前に3日間ほど乗ったことがあるだけだ。MotoGPのレギュラーライダーは既に8日間のテストに加えてカタールGPも走っている。

スッポによれば準備不足とファンの大きな期待が秤にかけられたとのことである。「ケイシーがMotoGPに復帰するなら準備をちゃんとしないといけないと判断したということです。期待も相当大きくなりますからね」とスッポは言っている。ファンが期待するのはストーナーがトップ争いに参加することだ。テストもろくにしておらずレースから遠ざかってずいぶん時が経つこともおかまいなしだ。「ケイシーが戻ってくるのを待っていたファンには申し訳ないですけど、最終的にこれは正しい選択だったと考えています」

トロイ・ベイリスのWSBK復帰が記憶に新しいだろう。やはりオーストラリア人の彼はダヴィデ・ジュリアーノの代役としてドゥカティで先日レースに復帰した。そしてファンは彼が表彰台争いをして、ことによったら優勝するのではないかとまで期待していた。ベイリスのレースは2009年であることや、しかもドゥカティ・パニガーレRがここ最近戦闘力を失っているという事実は忘れ去れていたようだ。ベイリスがトップ10に入れたのは1回のみで、結局期待はずれに終わってしまったということかもしれない。しかしそれでもファンは彼を尊敬している。

ケイシー・ストーナーがMotoGPに復帰することが現実味を帯びているというのは相当驚くべきことだ。2014年に引退して以来、ストーナーはいくつものインタビューでMotoGPに復帰することは全く考えていないと言い続けていたのだから。私がストーナーの友人に尋ねて調べた範囲でも、その気持ちに偽りはないように思えた。ストーナーがMotoGPでまたレースをしたいと思っていると考えていた人は誰もいなかったのだ。政治的な諸々や電子制御の過剰な介入はいかにもストーナーが嫌いそうなことであり、それも彼の復帰はないという判断を裏付けていた。スピードへの渇望はテストで解消し、ラジコンカーレースが戦闘本能をなだめていたように思っていたのだが。

ケイシー・ストーナーが7月に鈴鹿8時間耐久に参戦するという話は、これからも彼がレースにちょっとだけは顔を出す可能性があるということを示しているのかもしれない。彼はまだ29歳で、レースに復帰するには充分若いと言える。まあもし彼がそれを望めばということではあるが。ストーナーの発言を考えれば、彼がMotoGPにフル参戦復帰することは、ほぼあり得ないと言っても良いだろう。しかし代役参戦については意外と可能性もあるのではないかという気がしてきた。

ストーナーが復帰したら私が間違っていたと言うことになる。もちろん間違うのは初めてではないが。もうストーナーはMotoGPとはきっぱり縁を切ったものだと考えていた。私も含めてジャーナリストと話すときはいらだちを隠そうともしなかった。特に彼のドゥカティ時代の成績を電子制御のおかげだと書いたり、乳糖不耐症の件で非難していた相手には厳しかった。2012年のヴァレンシアテストが行われた月曜、つまりはストーナーが引退を表明した日のことだ。私は彼がパドックを車で出るのを目にした。明らかに彼はほっとした様子だった。たぶんパドックやレースからしばらく離れたことで、すこしはMotoGPにも我慢していいと思えるようになったのかもしれない。
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まあ8耐くらいでいいんじゃないかしらん、と私は思いますけどね。

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コメント

スッポさんの意見に賛成です。
もしかしたら幾ばくかストーナー本人も復帰の気持ちがもたげてきたのかもしれませんが、惨々な結果であれば、その気も萎えてしまうかもしれませんし。

投稿: motobeatle | 2015/04/08 23:13

>motobeatleさん
 まあ私も夢のまま終わらせといた方がいいのでは派ですね。

投稿: とみなが | 2015/04/09 21:53

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