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目標は高く持つべき、とチアバッティ(ドゥカティのディレクター)

去年夏にはこんな記事を訳しましたが、徐々に現場はうまくまわりつつあるようですね。MCNより。
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ドゥカティのスポーティング・ディレクターのパオロ・チアバッティは2015年にさらに前に進むためにチームが一丸となっているとセパンで語っている。ケイシー・ストーナーがホンダに去って以来低迷しているドゥカティではあるが、去年のGP14はかなりの改善を見せている。それもドゥカティコルセ(ドゥカティのレース部門)にやってきたジジ・ダリーニャのおかげだろう。

マレーシアでMCNのインタビューに答えてくれたチアバッティは、去年ドゥカティが長足の進歩を遂げた理由について、レース部門の協働作業がうまくいっていることを挙げている。

「ジジが2013年にやってきたときには、もうドゥカティは何年もどん底のシーズンを送っていたんですが、レース部門のスタッフは当時とほとんど変わってないんですよ。変わったのは協働作業のやり方ですね。今ではみんなうまくいっしょにやれてるんです。普通は電子制御部門とシャーシ部門とエンジン部門のそれぞれの技術スタッフが別々に動くんですけど、その3部門がバイクにとっては重要で、最高のマシンを作るためにはどこかでお互いに妥協点を探らなければならないんです。

もちろんチームとして一体になって開発を進めることができるようになったということがけが成績向上の要因ではない。サーキットで結果を出せている理由には、こうした協業がうまくいっていることの他にも、レースでは使えないとしても予選で使えるオープンクラス用スーパーソフトタイヤや、燃料制限緩和が影響してるのは間違いないだろう。そのおかげでアンドレア・ドヴィツィオーゾとアンドレア・イアンノーネが良い結果を出せるというわけだ。

こういった優遇措置が勝利を導くかどうかは実際にシーズンが始まってみないとわからないが、ここ4年間で初めて空手形ではなく実績を出せる可能性がでてきてる。セパンテストでは新型マシンのポテンシャルを垣間見せた。チアバッティは優勝も視野に入ってきていると言う。

「うちの目標は表彰台争いをしながら、まずは1勝を挙げることですね。無理な目標ではないと思いますよ。もちろん高い目標ですけど、目標は高くしないとそこに到達なんかできないんです。だから自分たちにプレッシャーをかけて、より高い目標を達成したいんです。ホンダとヤマハは完璧なマシンを作っているし、彼らにはMotoGP界で最高の4人のライダーがいるわけですけど、うちだって近いうちにタイトル争いができると考えています」

GP15のサーキットデビューの様子は今週号のMotorcycle Newsをご参照あれ。
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やっぱ組織をうまく動かすことが勝利への近道なんでしょうねえ。

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コメント

全然勝てなかった時代のホンダに
F1から中本さんが帰ってきてから
勝てるホンダに変わっていった時期を
思い出しました。

投稿: ブラインドカーブ | 2015/03/06 00:06

>ブラインドカーブさん
 人で変わるものなのですねえ。

投稿: とみなが | 2015/03/07 16:56

中本さんいわく、個々の技術者レベルでは
色々なアイデアを持っているんだけど
それをトータルで勝てるマシンにしていくには
そのアイデアをどういう方向で進めて行ったら
いいのか、方向性の舵を取る人間が必要って話でしたね。

投稿: ブラインドカーブ | 2015/03/08 20:43

>ブラインドカーブさん
 なるほど〜。下のアイディアをまとめて上を突破する人が必要なのかもですね。

投稿: とみなが | 2015/03/08 20:57

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