セパンテスト二日目の皆様のコメント
いろんなところからライダーの皆様のコメントを。
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まずは1分59秒844でトップタイムのマルケス(CRASH.net):「昨日と比べると速くなってますね。昨日はブレーキに問題があったんです。今日はエンジン特性と電子制御のセッティングのための新パーツを集中して試すことができました。
昨日より速くなったし、午後にはいいセッティングが出せてすごくいい感じで走れました。明日はもっといろいろ溜めそうと思ってますけど、こんどはシャーシ周りですね。予定通りにいろいろ試さないといけないんでレースシミュレーションの時間はないかもしれませんけどね。でもいちばん大事なのはカタールに向けて全てを試しておくことですから。
ブレーキの問題が解決できたのは良かったですね。すごい違和感があって、それでみんなが解決策を探る間はずっとピットで待ってなきゃならなかったんです。
(フロントグリップを失い転倒したことについて)チームには申し訳なかったです。本当にばかなクラッシュだった。アウトにはらんでラインをはずして、そしたらコースが汚れてるとこにはいっちゃってフロントから転けたんです。
2台あったんですけど、1台は前回テストしたやつで、もう1台はそれに似てるけどリア周りが違うやつなんです。
この2日間走ってみて前回テストしたやつの方が気に入ってるんですけど明日はもう1台を試してみます。でも現時点ではこっちの方がいいですね」
お次はマルケスから0.406秒遅れで4番手、GP15の出来具合に大満足のドヴィツィオーゾ(CRASH.net):「もうGP14.3より速いんですよ。とってもハッピーですね。エンジニアが凄い仕事をしてくれました。最初から去年より速いマシンなんてね。セッティングもどんどんよくなってるんで、本当に満足です。
これからどこまで良くなるのかはわからないですけど、セパンの二回目のテストはいい感じですよ。ライバルから0.2秒遅れくらいだし、まだまだマシンに改善の余地はありますからね。
普通に走れるんですよ!しかも何もかも普通なんです。スロットルを開けても閉じてもね。普通にコーナーに進入して普通に曲がれるんです。それが本当に嬉しいですしめちゃめちゃいい感じですよ。
ただ突っ込みの最終段階で去年型ほどうまく止まれない理由がよくわからないんです。だからコーナー中盤でスピードが出過ぎちゃって、そこは解決しないといけませんね。いまそこをなんとかしようとしてるところです。
いろんなセッティングを試しましたけど、まだマシンの全てを理解するところまではきてないんです。1日半しか乗ってませんからね。まあそこは冷静にならないと。
明日の午前中はみんなタイム出しにトライするでしょうね。そうすればうちの本当の実力がわかるでしょう。でもまだトップには届いていない。コーナー中盤で限界まで攻められないからなんですが。だからまだどこでも自信を持てるわけじゃないんです」
そのドゥカティについてロッシはかなり警戒している様子(MCNのMtthew Birt氏のツイート):「ドゥカティは相当な脅威ですね。去年型も悪くなかったんですよ。1周だけならソフトタイヤのおかげで相当速かった。でも旧型でもかなり速くて、イアンノーネは前回テストで59秒3まで出しましたよね。GP15はそれより良さそうだし、ライダーも嬉しそうで、だから彼らが一歩進んだと言うことはトップ争いができるということですよ。ドゥカティはもうホンダやヤマハと充分戦えるでしょう。プラクティスではスーパーソフトを使ってアドバンテージを稼ぐんだから、ドゥカティより速いタイムを出すのは相当きつそうですね。レースだと去年はホンダとヤマハがドゥカティより特に後半は良かったんで、決勝はなんとかなるといいですね」
最後はトップから4.469秒遅れ(!)のメランドリ(本人のツイッター):「言葉もない。乗れない。みんなに本当に申し訳ない・・・」
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つ、辛い。
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