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暴れるホンダを喜ぶクラッチロー

セパンテストネタ、続きます。MCNより。
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カル・クラッチローは2015年に乗ることになっているワークスホンダRC213Vはこれまで彼が乗ったマシンの中で最も体力的に厳しいマシンだと考えている。

長い冬休みを終えてマレーシアのセパンに帰ってきた彼は10番手という結果に満足している。

ワールドスーパースポーツでチャンピオンを獲得したこともある彼が61ラップして記録した最速タイムはレプソル・ホンダのマルク・マルケスから1.451秒遅れの2分01秒713だ。

マルケスは最後の5分間に爆発的タイムを記録したが、2015年のウィンターテスト初日をそれまでリードしていたのはヴァレンティーノ・ロッシだった。

マルケスは2013年、2014年にタイトルを獲得。しかも2014年は13勝を挙げている。

しかしクラッチローによればRC213Vはマルケスが易々と乗っているのとは裏腹に、決して乗りやすいマシンではないようだ。彼はセパンのパドックに設けられたCWM・LCRホンダのオフィスでMCNにこう語っている。「僕に言えるのはマルケスがとんでもないやつだってことですね。正直行ってヤマハに比べると手に余る感じなんですよ。乗りにくいし、これまで乗ったマシンのどれより体力的に厳しいんです。めちゃくちゃ暴れるし、他のマシンよりかなり制御に苦労するんです。ダニ(ペドロサ)が優勝したりトップ争いもしてる時ってのは上手く乗れてるときなんですよ。でもマルケスが勝てるのは奴に才能があって、このマシンでの勝ち方をわかってるからなんだと思いますよ。テレビで見るより相当乗りこなすのが難しいですね」

とは言えクラッチローはこの極東の地での結果に満足しているようだ。エンジンブレーキが一定しないために今日はそれほどタイムを上げられなかったとも言ってはいるが。

「今日の結果にはすごく満足していますよ。ポジションはそれほどでもないですけど、いい感じなんです。マシンのフィーリングもいいし、このコースで走るのにはかなり慣れてきましたよ。グリップをもっと良くしたいとは思ってますけど、いい感じで乗れたし自信も持てましたし、まあしばらく乗ってなかったんでリスクも冒さなかったんですけどね。エンジンブレーキの調整にかなり時間をかけました。なんかいいフィーリングがつかめなかったんですよ。今晩はそこについて検証を重ねないといけないですね。一番の問題だし、セパンはハードブレーキングが必要なコーナーがたくさんあって、しかもマシンがうまく減速できないんです。ブレーキングがうまくいけば1秒くらい簡単に縮められるんですよ。セパンはハードブレーキングするポイントが多いですから。でも今はあるコーナーではエンブレが効きすぎて、別の場所ではエンブレが足りなかったりするんです。一定していないんですよ。しかもラップごとに違ってたりもするんです」

もうひとつの問題はニュータイヤのグリップを引き出しきれないことだそうだ。

これは2014年のドゥカティ暗黒時代にも抱えていた問題だ。

モンスター・ヤマハ・テック3時代にはニュータイヤで良いタイムを出せるのが強みだったクラッチローはこうも言っている。「ニュータイヤでも27周した後でもタイムが変わらないんですよね。去年と同じような感じで、僕の強みはニュータイヤだと1秒くらい速いってことなんですけどね。でも今日もそこはうまくいかなかった。27周走った後でも2分01秒7ってのはいいことですけど、ニュータイヤでは2分01秒9しか出せなかったんです」
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うーむ、ちょっと先行きが不安・・・。

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