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ロレンソのチームマネジャー語る:ミサノのフロントタイヤは冒すべきギャンブルだった

フロントにハードを選ぶというギャンブルに失敗したロレンソですが、それでも価値のあるギャンブルだったとチームマネジャーのウィルコ・ツィーレンベルグが語っています。MCNより。
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ホルヘ・ロレンソが所属するワークスヤマハのチーム・マネジャーであるウィルコ・ツィーレンベルグはミサノのレースでハードフロントタイヤを選択したのは冒すべきギャンブルだったと考えている。

ロレンソはこれまでミサノで2連勝しているが、先週の28周のレースでは唯一ハードコンパウンドのフロントを選択したライダーだった。

ロレンソはFP4でハードフロントを使って安定して速いペースで走れたことから、同じような気温の下で行われる決勝でもハード側でいけると自信を持っていた。

しかし序盤はリードしたものの、ロレンソはモビスターヤマハのチームメイトであるヴァレンティーノ・ロッシについていくことができず、結局ロッシが去年のアッセン以来の今季初優勝を挙げることとなった。

ツィーレンベルグは今回のハードタイヤの選択でロレンソいけるはずの予定だったとMCNに言っている。「去年勝ったのもハードのフロントタイヤだったんです。その時のペースはすごく良かったんで、それで何も問題はないはずだった。だからハードを選んだんですけどね。
 ランキングでは4位で、勝っても負けてもあまり関係はなかったんです。でもそれだけじゃなくてハード側で彼は気持ちよく走れていたんでハードで決勝を走ることにして、それがアドバンテージになると思ったんですが結果は違いましたね。

 ヴァレンティーノはすごくいいリズムで走っていて、2人がソフトタイヤで走ったときにはヴァレンティーノの方がホルヘより速かったんです。だからハードタイヤのせいというより、彼が本当に今回は速かったということですね。シルバーストンではハード側は全然使わなかったんですが、決勝では使ってしなかったんですが、それでうまくいきました。
 ミサノのFP4でも2周してタイヤが暖まってくると彼はすごくいい走りができたんですが、決勝ではそういう感触が得られなかったんです。ストレートのブレーキングではいい感じだったんですが、コーナーで辛かったようです」

ブリヂストンの東雅雄はロレンソのフロントタイヤに関するギャンブルについて恒例の分析でこう言っている。

「速く走るためにはフロント周りの感触に自身を持てることが必要なので、フロントタイヤは非常に重要なんです。リアはスライドして動いても問題はありませんがフロントに関しては100%の自信を得られないといけないんです。
 ですからフロントタイヤのチョイスはライダーの個人的な好みに従うものですし、同時にセッティングにもよります。ホルヘだけがハードコンパウンドのフロントスリックの方がソフトより気持ちよく走れたんですね。
 今年ハードよりミディアムコンパウンドが好まれたのにはいくつか理由があります。マシンのキャラクターの変化や舗装が1年分劣化したことや、ドライでのセッティングの時間が少なかったこととかですね。でも結果としてはミディアムのフロントもハードのフロントも決勝用としてはいいタイヤでした。
 ホルヘについて言えば、決勝では3番目に速いラップタイムを出していますし、ものすごくラップタイムが安定していたのでハードのフロントも今年はいい選択だったと思います」
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次のレースもギャンブルに出るでしょうか?楽しみですね。

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