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レディングがグレシーニとアプリリアの契約について語る

一応今のところはグレシーニのチームにいるレディングですが、来年アプリリアに乗る可能性は極めて薄い、ということでチーム・グレシーニがアプリリアとの4年契約を発表したことについてのレディングの発言をCRASH.netから。
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雨のミサノの初日は13番手だったスコット・レディングだが、グレシーニが2015年からのアプリリアへの変更を公式発表したことを受けて、彼の来年に関する質問が相次いだ。

ルーキーのレディングはホンダのオープンマシンに乗るライダーではランキングトップであり、当初はそのままグレシーニでファクトリークラスのホンダに乗るものと思われていたが、それも不可能となった。

21歳の彼はグレシーニのRC213Vを引き継ぐことができる資金を保つチームからのオファーを待っている状態だ。今のところマルクVDSが最有力と見られているが、一方で彼はアプリリアのプロジェクトの実力を測っているようでもある。

パドックで質問に対してレディングは来年に関する決定が近いこと、ことによったら今週末にも発表できるかもしれないと言った。

「すぐだと思いますよ。チームがアプリリアにスイッチすることが公式発表されましたが、これは僕にとってもいろいろ変わるということです。今夜はじっくり時間をかけて選択肢について考えて、今週中か来週半ばには気持ちを決めるつもりです。すぐに決めたいと思ってますけど、悩ましい問題ですからね。まあすぐに結論はでるでしょう」

レディングの契約にはホンダのワークスマシンに乗るということが含まれており、グレシーニがアプリリアにスイッチしたことでレディングは違約金無しでチームを離れることができるはずだ。

CRASH.netから彼に対して、自由にグレシーニを離れることができるのかと訊いてみたところ、彼はこう答えた。
「出て行くというのと、来年何をすべきかというのは別の問題ですね。大事なのは来年戦闘力のあるマシンを手に入れるということで、アプリリアももしかしたら来年は戦闘力のあるマシンになるかもしれない。ホンダはもちろん戦闘力がありますから、ちゃんと考えて状況を把握しないと行けないですね。そういうつもりで考えて、来年どうすべきかってことですよ。
 グレシーニがアプリリアにスイッチするということで来年の契約については条件を満たせなくなったと言うことですから、そこはなんとかしないといけません。もしアプリリアでいくとなったらここに残りますけど、それでどうなるでしょう?チームは同じでもマシンのメーカーが変わるってのは望んでいたことではないですから、将来についてはじっくり考えないとね。そういうことですよ。とにかく今晩大事なポイントを比べてみて決めることにします」

アプリリアが来年に向けて大幅改良をしてくるだろうとずっと言われ続けてはいるが、その道筋も明らかではなく、2015年はニューマチックバルブの投入だけになるだろうとも言われている。しかしイタリアではアプリリアがシームレスギアボックスも導入し、その他エンジンの改良やシャーシ周りのニューパーツも導入するだろうという噂が流れている。

もしそれが本当ならアプリリアの戦闘力は大幅にアップするだろう。しかしレディングとしては早い内にチャンピオン争いができるマシンを手に入れることが最優先で、2015年のファクトリークラスのホンダは彼がMoto2ni残るのではなくMotoGPに飛び込むことを決意した大事な人参なのである。

「2年経ったら何もかも変わってしまいますし、2016年とか17年にアプリリアでタイトル争いができるかも知れないというのは素晴らしい話ですけど、結果が出せなければそこでシートを失って誰にも拾ってもらえないことになってしまいます。将来のことを考えなければならないんですよ。目の前のことではなくね。将来のために今オープンマシンに乗ってるんですけど、今年は何もできていない。オープンマシンに乗ってるのはファクトリーマシンを手に入れるためなんです。そういう契約だからMotoGPを走っているんです。
 来年もオープンマシンに乗れというならMoto2に残ってタイトル争いをして、それから別のシートを探しますよ。今現在はいろいろ考え直さないという状況なんです。これからはタイトル争いがしたいし、そうなると思います。僕は21歳でまだ若いってみんな言いますけど、実際問題あと8年くらいしか残っていないわけで、時間が余ってるわけじゃないんですよ」

グレシーニとアプリリアはまだライダーを発表していないが、その内一人はワールドスーパーバイクから移籍してくるマルコ・メランドリではないかと言われている。チームに残ってアプリリアを開発することは可能かと訊くと、レディングはこう答えた。

「ライダーによりますよね。もし僕が開発を頼まれたら即座に断って出て行きますよ。まあ今時点ではMoto2の時みたいにいい状況にあるんでマシンを開発することもできると思いますしアプリリアでもできるでしょうけど、これからのキャリアを考えたら、今そういうリスクを冒すべきではないと思ってます」

このところグレシーニは不運続きだ。2006年ポルトガルGPでのトニ・エリアスで勝ったのを最後に勝利に見放され、ホンダのワークスマシンを入手する資金の獲得にも難渋し、結局異なるメーカーからの支援を受けるほかなくなってしまった。

グレシーニが直面している困難について、レディングはオーナーであるファウスト・グレシーニにはメーカーを変えるという選択肢しかなかったろうと言っている。そして決定が個々まで引き延ばされたことについてはいらいらしているとも語った。

「その決定はファウストがしたというわけではないと思いますよ。チームの財政のためにそうせざるを得なかったんです。ホンダのマシンはすごく高価で、アプリリアならむしろ援助してくれますからね。財政面を考えてそうしなやきゃならなかったんです。お金が無いのに『それ買いますよ』なんて言えるわけがない。
 この決断は彼が最初に考えていたものではないですね。だから彼を責めるつもりはありません。でももう何か月か前にこういう決定も選択肢だと言ってくれてたならとは思いますよ。でもこれは決まったことだしアプリリアも戦闘力のあるものになるでしょうから、現時点では正しい決定だったんでしょう」
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「2年経てばすべてが変わる。結果を出せなければシートを失って誰にも拾ってもらえないという」発言。中上のことをいやでも思い浮かべちゃいます・・・。

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