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「MotoGPはクレイジーなことがあるよね」とロレンソ

途中で雨が降り始めるという難しいコンディションの中、大荒れに荒れたアラゴンを制したのは今季初優勝のホルヘ・ロレンソでした。彼のコメントをCRASH.netより。
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長く遠ざかっていた表彰台の頂点にこういう形で返り咲くとはホルヘ・ロレンソ本人も含めて誰も思っていなかったろう。日曜のあら後はドライからウェットに変わるコンディションの中、大荒れのレースとなった。

モヴィスター・ヤマハの彼はタイヤのグリップ不足に苦しみ予選は7位とふるわなかった。しかしレプソルホンダのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサを決勝1周目の1コーナーで脅かしたのもロレンソだった。

雨が強くなり始めるとロレンソはピットに入りウェット用マシンに乗り換えたが、これがレースの鍵を握っていたのだ。マルケスとペドロサはスリックのまま走るリスクを冒してしまったのである。その結果どちらも2周ほどしたところで転倒し、ロレンソがフォワードのアレイシ・エスパルガロ、ドゥカティのカル・クラッチローに10秒の差をつけて悠々と勝利を飾ることになった。

ロレンソにとっては昨年のヴァレンシア以来の今季初勝利であり、しかも自身の最高峰クラス最悪のグリッドから優勝してみせたのだ。

ロレンソは笑顔でこう語った。「バイクレースでは何でも起こりますね。クレイジーなこともありますよ。うまいくいって驚いてもらえることもあれば、だめすぎて驚かれることもあります。今回はすごくすごく良い形で終われましたね。こういう難しいコンディションではどんなことでも起こりえるし、集中しなきゃならないんです。いつマシンをチェンジすべきか考えないといけませんしね。あと必要なのは運ですね。
 今日は運が味方してくれました。でもそれだけじゃなくてドライでもウェットでもいい感じで乗れたんですよ。集中してマルクについていくために全力を振り絞りました。だから今回の優勝はいろんなことが積み重なったおかげですね」

ロレンソとマルケスは何度もトップを入れ替えた。マルケスがレース中盤で雨が降り始めてすぐのホームストレートでロレンソに抜かれる際、手を振ってアピールしなければならないほどだった。

ロレンソはこれについて言う。「マルケスが僕に抜かせたかったのかどうかはわかりませんね。彼が雨にびびっていたのか、何かエンジンに問題を抱えていたのか。だからとりあえず彼を抜いて限界で走って逃げようとしたんです。でも彼は着いてくるし、それでエンジンが壊れているわけじゃないことがわかりましたね。また彼が僕を抜いて、僕が抜き返して、でも雨の中では彼らとは同じレベルでは走れなかったです」

雨が強くなり13位にまで落ちたアッセンのコンディションを思わせるような状況になってきた。

ロレンソは言う。「雨のせいであんまりいい感じで走れなくなったんです。リアのグリップが感じられなくなって、周ごとにホンダのライダーが前に離れていってしまった。アンドレア(ドヴィツィオーゾ)が近づいてきて、今回は3位か4位か、ことによったら5位かもと思い始めたんです。
 でも『2分4秒』ってサインボードを見たときに勘がひらめいたんです。ウォームアップでのウェットタイヤのペースを覚えていたのもあるんですが、『毎周悪くなる一方ならそのうち転んじゃうな』って思ったんですよ。そして最終コーナーで『このままスリックでマルクとダニについていくか、それともピットに入るか』って考えたんです。それでピットに入るという賭けに出ました。さっき言った通り運も良かったんです。でも今日は雨で気持ちよく走れましたし、いい選択をしたということですね。
「1位だってサインを見たときには残り何周かもわからなかったし、2位が誰かもわかりませんでした。集中を切らさないようにがんばりましたよ。ウォームアップでは僕より速いライダーもいましたからね。マシンはそこら中で滑るし、でも勝てるチャンスを逃すわけにはいかないんで、絶対転べませんでしたね。
 チーフメカのウィルコ(ツィーレンベルグ)とレース前に話してたのは、3位争いはできるよね、ってことでした。勝てるとは思ってもいなかったんです。でも最終的に雨でクラッシュするライダーもいる中、勝てたんです。
 この何戦かいい感じできてたんですけど、ここではいろんな問題が出て、それにここで勝ったことはないですからね。だからここでは絶対勝てないと思ってたんです!信じられない勝利ですよ。それにここの冠スポンサーはモヴィスターだから、本当にここで勝てて嬉しいです。だから今日h亜完璧な1日になりましたね」

ロレンソは4連続で2位に終わった後、一方チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシやペドロサが転倒したことにも助けられたとは言えついに勝ったのだ。その結果残り4戦を残してロレンソはロッシに12ポイント差、ペドロサに15ポイント差までせまっている。

「この5〜6戦はずっと表彰台に上がれています。去年の日本では良い結果が出せましたし、運も味方してくれてますからね。ヴァレンティーノのクラッシュは不運でしたし、ダニもずいぶん後ろでした。
 だからランキングでも彼らに近づけたし、ランキング2位争いが見えてきましたね」
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久しぶりに饒舌ですね。日本に向けて好調を維持してほしいものです。マルケス独走の退屈なレースは見たくないですからね。

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コメント

いつもありがとうございます。

雨が強くなりアッセンのコンディションを思わせるような状況になると、ロレンソは13番手まで下がっていた。
→雨は強くなり、アッセンのコンディションを思わせるような状況になっていった。アッセンではロレンソは13番手まで転落した。

あとマルケスが合図したのはロレンソがマルケスを抜いた(というかマルケスがロレンソに先に行かせた)ときじゃなかったでしょうか。録画消しちゃったので定かでないのですが…。

投稿: takeos | 2014/10/02 13:29

>takeosさん
 ありがとうございます!あわてて修正します。

投稿: とみなが | 2014/10/02 19:48

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