« グッドウッドが愛される理由 | トップページ | 化学合成油 vs. 鉱物油 »

ホルヘ・マルチネス(アスパーチームオーナー)へのインタビュー

MotoGP公式より。なんで訳すかって、青山のチームのオーナーですからね。
============
2014年も折り返しにきた時点で、ホルヘ・アスパー・マルチネスに今年の状況について聞いてみた、さらに来年以降の変革期に向けての動きについても語ってもらった。

ここまでの状況をおきかせください。
「昨年の10月に青山博一とニッキー・ヘイデンがホンダに乗るという今年のラインナップを発表しました。でもこれまでのところ思った通りの結果は得られていませんね。オープンクラスでは2位と4位ですが、もっといけるはずだったんです。ラップタイムについては去年よりはいいですが、MotoGPクラスが全体としてペースがすごく上がっているんです」

ニッキー・ヘイデンの手首の怪我もありましたね・・・。
「それも大きな問題でした。クラッシュはしていないのに舟状骨の怪我が再発したんです。ヘレスまでは良かったんですよ、ニッキーは10位でしたが5位のドヴィツィオーゾとは5秒しか離れていなかった。なのでワークスマシンがあればもっと上に行けたはずです。残念なことにそのあとは試練続きですね。今年は確かに苦しい年ですよ。でもニッキーの手首が最大の問題でしたね。チームとしてもマシン的にも目標達成に近づいていましたから」

ホンダのオープンマシンの性能は期待はずれでした?
「いいえ。まったくの新型マシンということを考えればうまくいってますし、去年のCRTよりは遥かにいいですからね。それがホンダの目標だったと思ってますし。でも今年はヤマハがルールを最大限に利用して、チーム(フォワードレーシング)に素晴らしいマシンをリースしているんです。マシンは私たちのより速いですし、何よりもアレイシ・エスパルガロがいるんです。それも私たちには脅威ですね。でも私はホンダを信頼しています。今年は無理でも来年には戦闘力のあるマシンが手に入ると思っています」

ホンダはそれを約束しているようですね。2015年型のホンダのオープンマシンは今年より戦闘力があると。それに今年は大改良はないとも・・・。
「そうですね。ホンダによれば来年のオープンマシンはほぼワークスマシンだそうです。ただシームレスギアボックスがついていないのと、オープン用ソフトウェアを使うのが違いですね。もしその通りなら来年は私たちにとってもかなりの飛躍になるはずです。今のマシンもかなりいいですが、もっとパワーが必要ですからね。で来年型はパワフルになるんです。オープンクラスのルール(よりソフトなタイヤ、エンジン年間12基、24Lの燃料)を活かせば相当戦闘力が出るでしょう。本当は今シーズン中にそのマシンが使えるといいんですが。苦しい今年に新しい風を吹かせてくれるでしょうからね」

最近チームのラインナップを一新したいとコメントしていましたね。その中ではアレイシ・エスパルガロとアルヴァロ・バウティスタの名前が挙がっていました。2人ともあなたのチームにいたライダーですが、何か新しい情報はありますか?
「来年に向けてライダーをさがしているのは本当です。アレイシ・エスパルガロが来てくれれば最高ですね!ライダーとしても人間としてもよく知っていますから。それに彼の実力もよくわかっています。確かに獲得は難しいでしょう。現時点で彼に興味を示しているチームは多いですし、でも彼を取り戻すためにがんばりますよ。楽ではないでしょうけどね。アルヴァロ・バウティスタも今年いっぱいで契約が切れますね。あとティト・ラバトもいます。契約したいライダーはたくさんいるんですよ。単なる思いつきじゃないですよ。既にその3人とは話を始めていますし。契約にこぎ着けるのはらくじゃないですけど、可能性は常に存在しますからね。
あとはっきりさせておきたいのは、うちがニッキー・ヘイデンと2年契約を結んでいて、来年については彼次第だということです。ライダーとしても人間としてもプロフェッショナルとしても彼のことを気に入っています。彼の手首が治って100%で走れるなら最高なんですけどね。でもさっき言ったようにあらゆる可能性を考えなければいけないんです。同じことが青山博一についても言えます。我々は彼と一緒にいてうれしいし、彼も言いシーズンを送っている。既にかなりのパフォーマンスを発揮していますよね。アルゼンチンではオープンクラスのトップになりましたし。でもあらゆる可能性をさぐる必要があるんですよ。MotoGPは日々速くなっていますし、将来に向けて最高の選択をしたいんです。

チームオーナーとしての役割を忘れたら、2014年シーズンについてはどう思われますか?
「2014年のMotoGPについてはいろいろ語るべきことがありますけど、2つだけ挙げておきましょう。まずはマルク・マルケスがすごく良い仕事をしているってことですね。彼は世界選手権への贈り物ですよ。彼はいままでにない領域まで行っていますね。いろんなものがワンメイクになっているこの時代、そして予選ではトップから10位までが0.5秒以内に入るような時代にですよ。それと行っておきたいのはヴァレンティーノ・ロッシですね。もう9回もタイトルをとって、35歳にもなるのにランキング2位につけてるんですよ。尊敬に値するし、本当に信じられない偉業ですよ」
============
むぅ、青山の来年は厳しそうですねえ。

|

« グッドウッドが愛される理由 | トップページ | 化学合成油 vs. 鉱物油 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69409/59923580

この記事へのトラックバック一覧です: ホルヘ・マルチネス(アスパーチームオーナー)へのインタビュー:

« グッドウッドが愛される理由 | トップページ | 化学合成油 vs. 鉱物油 »