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ケイシー・ストーナー:MotoGPを引退して、後悔はない

BT Sportにケイシー・ストーナーが語りまくっています。
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「MotoGPスターが語る」。シリーズの1番手は2度のワールドタイトルを獲得しているケイシー・ストーナーである。彼はGPを引退したことを後悔していないとのことだ。そして将来についても語ってくれた。

みんなが知っているとおり、僕はインタビューやPRがそれほど好きじゃないんだけど、BT Sprtが今回記事を載せたいと言ってくれたときに、ここ何年か僕が考えてきたことをファンのみんなに伝える良い機会だと思ったんです。話を聞きたいと思ってくれてる人もたくさんいるみたいだし!

イギリスのファンとの関係は不思議な感じでしたね。黒と白が入り交じったというか。心からサポートしてくれた人もいるけど、僕を愚痴っぽいオージーだという人もいました。なんか不思議でした。僕の親友の内の何人かもオーストラリアからイギリスへの移民だったんですよね。

MotoGPを引退してからは、まあ引退した理由をわかってもらえない人もたくさんいるんですけど、完全にオフになる時間が必要でしたね。引退したことについては後悔していませんよ。1秒だって後悔したことはありません。

もちろんパドックにいる友人を懐かしく思うこともあります。何年もパドックで過ごしていれば家族みたいなものになりますからね。でもレースは楽しくなかったんです。いいマシンといいチームに恵まれてはいましたけど、失ったものもあったんです。それで家族と相談して引退することにしたんです。V8スーパーカー選手権に興味を持ってるってかなり言いましたね。

正直言うとあれほど物事が早く進むとは思ってませんでした。2013年に何回かテストして、その年の終わりくらいにどれくらいいけるか判断しようと思ってたんです。でも判断材料が揃う前に状況が進んでしまって、V8選手権の登竜門になるダンロップシリーズに参戦することになりました。

まあ、ちょっと仕方ないなって感じで参戦したんです。結果的にちょっと早すぎましたね。2013年は完全にオフにして、いろいろ考える時間を持つべきだったと思います。レースは楽しめることもあったけど、MotoGPを引退する理由と同じような状況もたくさんありました。PRにも参加しなきゃならなくって、引退後を楽しむにはいろいろありすぎたんです。

ただ、はっきりさせておきたいのは、ファンとの時間を楽しめなかったわけじゃないってことです。ファンと一緒にいるのは楽しかったですよ。でも僕がすごくプライベートを大事にするのを快く思わなかった人もたくさんいました。僕が友達だと思っている人や信頼できると思っている人ってのはすごく限られているんです。でもインタビューが続いたり、特に僕のことを悪く書く人と話したりするのは本当に心が削られるようなことだったんです。

説明するのは難しいし、全ての人にわかってもらおうとは思いません。でも僕の本当のファンには感謝しているし、それを言いたかったからこそ本を出すことにしたんです。

たくさんの本にサインしましたけど、とにかく本当にたくさんの人たちが来てくれていろいろ僕にポジティブなことを言ってくれたのには感動しました。Facebookやツイッターでのコメントにも同じ気持ちですね。

人々がサインを求めていろんなライダーにつきまとって、でも必ずしもそのライダーが好きとは限らないMotoGPと違って、僕の本にサインを求めてくるファンは僕のファンなんです。僕の話に興味を持ってくれるファン。本当にうれしかったです。だから僕の本を勝ってくれたみんなやコメントを書いてくれるみんなには本当に感謝しています。

2014年の契約もオプションに含まれていたんですが、妻のアドリアーナと話し合って、V8も引退してまずは自分たちの時間を持って、自分が何をすべきか考えることにしました、オーストラリアに戻ってきて今は娘のアリーと楽しい時間を過ごしています。

父親になって僕も変わりましたし、みんなもそう言いますね。これは素敵な旅なんです。素敵なクリスマスと新年を迎えて、初めて友達とゆっくり時間を過ごすことができました。もう毎週のように飛行機に乗らなくてもいいんです。もう本当に素敵なことですよ。

今年の初めは実にゆっくりすごせましたね。釣りの他にも新しい趣味を見つけたんです。4月にはアメリカに行って、アメリカでエリートになろうとがんばっている友達のカールと釣りをしたり、ヒューストンに行ってスーパークロスを見たりしました。あれは楽しかったですね!知ってる人はあんまりいなかったけどライアン・ヴィロポートに会うことができて、すぐに仲良くなりました。

いろいろ共通点があったんです。人生でもレースキャリアでも。でシーズン終わりの何レースかを彼と一緒に移動することにして、ニュージャージーにも一緒に行きました。彼はそこで4度目のタイトルを獲得するところだったんです。その場にいられてとても嬉しかったし、彼と同じ時間を過ごせてとてもよかったですね。

スーパークロスの間にオースチンのMotoGPにも行きました。でも着いたのはレースが終わった後だったんです!正直言うと友達や昔のチームのみんなにも会いたかったから行ったんです。もちろんホンダの副社長の中本修平やチームボスのリヴィオ・スッポも会いたかった人ですね。彼らと話ができて、あとダニ・ペドロサとかホルヘ・ロレンソとか、ベン・スピースとも会えてよかったです。

実はその後、友達であるホンダのレイス・エドワーズとダラスに行って、ベンと数日過ごしました。テキサスはすごかったですね!そんな風に過ごしている内にイースターが近づいてきました。でライアンが最終戦に誘ってくれたんです。僕はアドリアーナを驚かせようと、うちに帰る代わりに彼女とアリーを呼び寄せてライアンに会わせることにしました。

イースターはカリフォルニアでレイスと彼のフィアンセのケイトリンと過ごしました。その後スーパークロスの最終戦を見て、5月初めに帰ってきたというわけです。

MotoGPに関しては実はあんまり見ていないんですよ。ときどき見るとマルク・マルケスがホンダで本当に良い仕事をしてますね。テストはしないかといろんな人に言われるんですけど、もう今年は何もしないことにしたんです。今年は完全オフにするんです。

中本さんとリヴィオには、彼らが必要とするならテストに参加してもいいとは言っています。去年、契約して行ったテストはかなり雨にたたられましたから、ちょっと申し訳なく思ってるんです。乗らないのにお金をもらったことにね。だからことによったら乗るかもしれません。

もしそれがなければ、冬はここオーストラリアで過ごすつもりです。V8の連中とはレースがないときにも一緒にいたんで、今年はアリーとアドリアーナとの時間を大切にしたいと思ってます。今年の終わりにはちょっと旅行を企画していて、あとそろそろ将来なにをしたいか考えようと思っています。でもいまのところはリラックスしてスーツケースとは縁のない生活をしようと思ってます。こんなこと記憶にある限りありませんでしたしね。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。楽しんでいただけましたか?

お元気で。

ケイシー
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la chiricoさんのイタたわGPで別のメディアを経由した同じ記事が訳されてます。経由地の違いと訳者の違いによるニュアンスの違いも楽しんでいただければ。

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