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2st500cc4気筒のストリートバイクがあなたのオーダーを待ってます!

Motomatters.comが珍しくストリートバイクを記事にしてます。それほどみんなの気持ちを揺さぶっているということですね。わたし?揺さぶられてもポケットから落ちるお金がないので・・・。
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ここでストリートマシンの記事を書くことはほとんどないのだが、今回ばかりは特別だ。ドイツのエンジニアリング会社Ronaxが500cc2ストロークV4マシンを発射したのだ。ホンダNSR500とヤマハYZR500の中間の様なマシンである。エンジンは80°V4の2ストロークで反対方向に回転する2本のクランクシャフトをそなえている。これはヤマハの500ccGPマシンが採用していたのと同じである。2本のクランクシャフトが逆方向に回転することで慣性力を打ち消し合うのだ。フューエルインジェクションもそなえたこのマシンの乾燥重量はわずか145kg。これはアルミニウムとカーボンファイバーを多用することで実現されている。カウル、リアシートユニット、エアボックスはすべてカーボン製だ。公称出力は160馬力で、500ccGPレーサーが200馬力と言われていたのに比べると理にかなった値ではなかろうか。

これをストリートマシンと呼ぶのはやや誤解を招くかもしれない。ライト、ナンバープレートハンガーはサーキット走行後にすぐ取り付けられることができる。しかしたった46台(もちろん最後の500ccチャンピオンであるヴァレンティーノ・ロッシにちなんだ台数だが、彼の強大なマーケティングパワーの怒りに触れないよう慎重に表現されている)しか生産されない予定だ。このためストリート用に公認をとる予定とはなっていない。ドイツの交通法によれば特別の一時的移送用ナンバー(訳注:日本でいう仮ナンバーみたいなものか)を取得すれば完全な技術審査を受けなくても公道で乗ることができるのだ。このような少量生産のスペシャルマシンは公道用の審査を受けるのには金がかかりすぎるのである。それにフューエルインジェクションとは言え排ガス試験に通るかどうかも疑問だ。一時的なナンバーを使うことでその手のちょっとした問題を回避できるとはいうものの、いずれにしてもそのためにはドイツに移住するか自国の制度の抜け穴を見つける必要がある。

あなたも予想できたろうが、このバイクは安くはない。ドイツの付加価値税19%抜きで100,000ユーロ(邦貨換算1千4百万円)だ。しかしそれだけの代金を払うことができれば、この他にはない、実にスペシャルなマシンを手に入れられる。160馬力とフルタンクでも165kg程度の重量はサーキットで無類の力を発揮するだろう。しかも隣人のガレージから同じものが出てくる心配もすることはない。他の、例えばドゥカティ・パニガーレ1199Rのような高級バイクでは起こりえることなのだ。

高価な、しかしあなただけの、まあ実用的ではないかもしれないが一つだけこのRonax500に言えることがある。これはとてつもなく美しい物体だということだ。


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日本でも登録は難しそうですねえ。いや、買えないんですけどね。

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コメント

そうですねぇ。心揺さぶられても、
懐にそんなFORCEは(笑)。
でも、こんなんをカタチにして
しまえる、というのは凄い。
確か、カジバも似たようなのを
出そう・出したかしませんでした?

一方で我が日本といえば・・・
昔、モリワキでモンスターフレーム
を市販しようとして、認定の問題で
没になっちゃいましたし。。。

しかし、濃いセッティングですね(笑)。
音と煙ではっきりわかる(笑)。

投稿: KEI | 2014/06/11 18:21

>KEIさん
 突っ込みどころはそこですか!w

投稿: とみなが | 2014/06/13 23:54

ええもちろんw
2stは、もっとパイーン!
って弾ける音出してくれないとw

投稿: KEI | 2014/06/18 08:24

>KEIさん
 まあ一応公道用セッティングなんですかねえ。

投稿: とみなが | 2014/06/18 22:49

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