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ドゥカティのゴブマイヤーが約束するのは革命であって改善ではない

まったくはかばかしい進化が見られないドゥカティですが、来年は大革命を起こすとチームのトップが言ってますよ。SuperbikePlanetより。
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イタリアを象徴するバイクメーカーであるドゥカティがドイツのアウディに買われてから1年が経つが、ドゥカティにはまだ革命が起こっていない。

レース部門であるドゥカティ・コルセが相変わらずだらだらと改革を怠っているのか、それとも確実に前進しているのかについては見方によるだろう。ワークスライダーのニッキー・ヘイデンとアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ホンダやヤマハに追いつけないまま首を長くして戦闘力のあるマシンを待ち続けている。レースによってはアスパーチームのCRTの前に留まるのでさえたいへんな苦労という体たらくだ。結果ランキングはドヴィツィオーゾが8位、ヘイデンが9位と低迷してしまっている。

チームのトップであるベルンハルト・ゴブマイヤーは改善の積み重ねでは大改革を起こせないことをよくわかっているようだ。2014年のワークスライダーであるドヴィツィオーゾとカル・クラッチローに対して、完全に新型となるマシンを供給することを約束したのだ。新型フレーム、新型エンジン、さらには3年前にケイシー・ストーナーが勝っていた頃から悩まされていたフロントのフィーリングがないという問題も解決する新たなアイディアでマシンを作り直すという。

ゴブマイヤーはドイツメディアにこう語った。「根本からマシンを作りかえています。あらゆる角度から見直しを進めているんです。今年収集したすべてのデータと情報を解析しています」

ドゥカティの予定では11月のヴァレンシアでの最終戦後のテストでGP13とGP14の中間型をデビューさせる予定だとも語っている。それが2014年型のベースになるという。

いずれにせよ中間型も新型もエンジンを強度パーツとして使ったカーボンフレームに戻るつもりはないとゴブマイヤーは強調する。ドゥカティは2008年にトラスフレームを捨て2009年にカーボンフレームをデビューさせた。

2009年と2010年の2年間でストーナーは7勝を上げたが、ヘイデンもヴァレンティーノ・ロッシも翌年以降の2年間はカーボンフレームで勝つことはできなかった。結局その2年間はストーナーの天才ぶりにスポットライトを当てるだけだったのだ。ホンダとヤマハでアルミフレームを使っていたロッシは常にカーボンフレームを非難し続け、その結果ドゥカティも日本メーカと同様のアルミフレームに転向することとなった。これが2011年後半のことである。

しかしそれも効果はなかった。2013年も結局それまでと同じような成績に終わっている。

アウディがどの程度関与しているかについてはいまだに疑問だ。アウディは本気でドゥカティでMotoGPを勝ちたいと思っているのか、それともブランド価値向上のためのマーケティングの一環でドゥカティを買っただけなのだろうか?その象徴的なカラーリングのように真っ赤な危険信号が灯っているドゥカティに対してアウディは本気で技術的資源を注ぎ込んでくれるのだろうか?それとも問題はイタリアだけで解決しなければならないのだろうか?
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まあへんなマシンが出てくるのも大いに期待するわけですが、カルには苦労しないでほしいなあ・・・。

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