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ヘレスMotoGPクラス、最終ラップ最終コーナーに対するみなさんのご意見

ロッシ−ジベルノー、ドゥーハン−クリヴィーレを彷彿させる昨日のヘレスMotoGPクラス最終ラップ最終コーナーのマルケスとロレンソの接触事件ですが、早速Motomatters.comがみなさんのご意見をとってくれてます。
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最終コーナーでのマルク・マルケスとホルヘ・ロレンソの接触の後、メディアは誰かに会う度にこの件に対する意見を取材してきた。以下はその質問に対するライダー(カル・クラッチロー、ブラッドリー・スミス、ヴァレンティーノ・ロッシ)とチームスタッフ(エルヴェ・ポンシャラル、リヴィオ・スッポ、ウィルコ・ジーレンベルグ)の意見である。

カル・クラッチロー:モンスター・テック3・ヤマハ
「今日の最後の件だけど、レースってああいうものなんだよ。マルケスが悪いことをしたとは思わないね。もしホルヘがマルケスの立場だったら同じことをしたろうし。マルケスは別にホルヘに当てようとして横に入ったわけじゃない。ちょっと深く入りすぎて、そこにホルヘがいただけなんだ。ホルヘが深く突っ込んで誰かに当たりそうなことがなかったとでも思ってるのかい?これからホルヘがああいうことを絶対しないとでも?レースではああいうことが起こるものなんだ。もちろん僕に同じことが起こったらクールダウンラップの半分は文句を言い続けるだろうけど、冷静に考えたら僕だってあれをやりかねないしね」

−マルケスは危ないライダーだとは思いませんか?
「全然思わないよ。手強いライダーで他のライダーとは違うけどね」

ヴァレンティーノ・ロッシ:ヤマハワークス
「リアルタイムで見ていたんですが正確に何が起こったかはわかってないですね。でも起こりえることですよ。プラクティスや予選であれが起こらないのはそうする必要がないだけですし。レースではバトルをしてるんです。自分の順位に満足して3位でハッピーだなんて言う方がおかしいですよ。3位じゃ満足できないでしょ」

ブラッドリー・スミス:モンスター・テック3・ヤマハ
「レースアクシデントですよ。最終コーナーの最終ラップであんな風にインを開けたままにしたら、誰かに突っ込んで下さいって言っているようなものですから。125やMoto2で走っていたら、あそこに隙間があれば絶対行っちゃいますよ。誰もがきっちり隙なく走っているんだから、ちょっとでも隙があれば躊躇はしませんね。
 Moto2のせいで攻撃的なライダーが増えてるわけじゃないとは思いますよ。正直に言っちゃうと、ホルヘは250を離れてずいぶんたつし、世界チャンピオンですから、本当の意味でのレースはしてないんですよ。誰かに追いついて抜いちゃったら、そのまま独走するか、それとも自分の順位に満足してポジションをキープして後ろに下がっちゃうかですから。だから攻撃性を失ってしまったんじゃないでしょうか。ぶっちゃけ彼の最後の本当のレースは2005年のもてぎまで遡らないといけないんじゃないですか?デ・アンジェリスとかペドロサとかと争ったやつです。ああいうのがやりたいんですよね。結局終わってみればマルケスが一番目立っていて、ロレンソの後ろはちょっとしか走ってないわけですしね。
 誰かを抜きたかったらインにねじ込むしかないんです。それが最終コーナーの法則ですね。インを閉めなきゃだめだったんですよ。アウトにいっちゃったらそれは自分の責任ですよ」

ウィルコ・ジーレンベルグ:ヤマハワークス マネジャー
「あれはなかなか厳しかったですけど、僕らはテニスをやってるわけじゃないんですし。でもレース・ディレクションが何もしないことにした今、ちょっと自分の意見を言わせてください。もちろん決定には従わなきゃいけないことはわかっていますけどね。まずはホルヘが転ばなくてよかったです。そうしたらマルクはペナルティを科せられたでしょうけども。あれは限界を超えた動きでしたからね。ホルヘに当たっていなかったらマルクはグランドスタンドにぶつかってたでしょう。当たったおかげで曲がれたんだと思いますよ」

-ホルヘは本当はどうすればよかったんでしょうか?
「あそこまでインを開けるべきではなかったですね。その件については既に話合っているでんす。高速右コーナーから立ち上がって左側をキープして、右に寄っていったんです。ちょっと右に行きすぎたんですね。それでインが開いてしまったんですよ。隙があったわけじゃないんです。マルケスだってあのコーナーをちゃんと曲がれたわけじゃないですからね。ホルヘは1速で入ってブロックラインを通ろうと思って早めにブレーキングしたんです。誰も来てないと思ってね。マルクがあそこで来るとは思ってなかったんです。
 ホンダとヤマハのライディングスタイルとコーナリングラインの違いもありましたね。これはどうしようもない。マルクはとりあえずやってみようとしたんでしょう。まあ二人とも転ばなくて良かったですよ。ホルヘがクラッシュしていたらマルクはペナルティでしたでしょうからね。(レース・ディレクションは)あの件についてずいぶん話し合ったみたいです。ダニとホルヘの間にはああいうことはなかったですよね。無理して隙間に突っ込んでいくことはないですし。でも今回はそういうことが起こってしまった。レースはコンタクトスポーツではありませんけど、起こりえることではありますね。でも抗議をしなければそれを放置することになる。それはだめでしょう。
 ミスについてはこれからも話していかなければならないし、今回の件はマルクのミスで、裁定は間違っていると思います。でも今回はおとがめなしでしたけどね」

エルヴェ・ポンシャラル:モンスター・テック3・ヤマハ オーナー
「ヘレスとかアッセンでは最終コーナーでいろいろ起こりますよね。みなさん覚えてらっしゃるでしょうけど。ヴァレ(ロッシ)とセテ(ジベルナウ)の件とか、アッセンの最終コーナーでのコーリン(エドワーズ)の件とかね。あと2週間前のスーパーバイクもそうでしたよね。信じられないような動きをすることがあるんです。ヘレスもその手のコースなんです。もし自分がホルヘのマネジャーだったら、ちょっとやりすぎだし、ああいうことはするべきではないと言いますけど、自分がマルクのマネジャーならチャンスをみつけてトライしたんだから最終ラップの最終コーナーでファイティングスピリットを見せただけだって言うでしょうね。まあそういうことですよ。
 あれはどちらも同じくらい悪いですよ。ホルヘはちょっと自信を持ちすぎていて、ちょっと慎重すぎるくらいにコーナーに進入したんです。ちょっとワイドになりすぎたのかもしれないですね。それでマルケスがつけいる隙を与えてしまった。でももしマルケスの立場だったらあそこは行くでしょう。チャンスもあったんだし、かなり離されたところから追いついて、しかもブレーキングはマルケスの方が上回ってましたから。ホルヘは予想してなかったんでしょうね。レースをコントロールしていると思っていたんでしょう。でもマルケスは普通と違いますからね。ダニとホルヘとヴァレだったらもうちょっとクリーンにやったでしょうけど、Moto2から来たばっかりでしかも19歳(訳注:20歳です)なんですよ。マルケスは若いライオンですごくハングリーなんです」

リヴィオ・スッポ:レプソル・ホンダ 代表
「あのコーナーではインが開いていたんです。こういうことが起こるのは初めてじゃないし、これからもあるでしょう。正直に言うとあれは2005年にヴァレとセテの間で起こったことに比べればそれほどアグレッシブじゃないと思います。なんでこんなに話題になるのかわかりませんね」
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MotoGPの楽しいビデオもどうぞ。http://www.motogp.com/ja/videos/2013/Rough+cut+Marquez+vs+Lorenzo+at+Jerez
そしてぎすぎすした表彰台再びですね!楽しみ楽しみ。

<追記>
 MotoGPの中継でも流された(DORNAの仕事の速さはGJ!)ロッシ−ジベルノー問題の当時の記事はこちらから3本くらい。よろしかったらどうぞ。誤字は許してくださいな。

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コメント

スミスが結構言いますねぇw

投稿: takkaja | 2013/05/06 20:57

>takkajaさん
 おまえ、もう少し速くなってから言えよ、ってのは日本人的感覚なのかもですねw。

投稿: とみなが | 2013/05/06 21:18

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