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スズキの新型MotoGPマシン、もてぎでテスト。

2014年の復帰が現実味を帯びてきましたね。
Cycle Worldより。
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6月には3回の公式テストそして2回のプライベートテストがヨーロッパで予定されているので、スズキの2014年型MotoGPマシンについてさらに詳しいことがわかるだろう。テストライダーで元GPライダーの青木宣篤によれば「かなりの設計変更をした」とのことである。

最新の写真で見てみると、前モデルでは2本出しだったエクゾーストパイプが1本出しになっている他、カウル右側につけられていたスターター用の扉がなくなっていることがわかる。日本人の情報源によれば「ヤマハYZR-M1のような音だった」とのことだ。つまり1本出しではあるものの180度クランクの等爆ではないということなのだろう。スターター用の扉がなくなっていることはスズキもバックトルクリミッター技術に追いついてきたということで、そのおかげでホンダやヤマハと同様の不等間隔爆発を使えるようになっているものと思われる。

極端に前よりのシートは相変わらずだ。青木によればエンジンもフレームも全くの新型ということだが、エンジンは前方に傾斜した横置き直4であることには変わりはない。これまでのV4はやめてGSX-Rで慣れ親しんだ直4でいくということであろう。

スイングアーム形状も進化している。以前のバージョンは単純な2本のビームを前方でボックス形状のパーツでつないだものだった。これに捩り剛性を加えるために上側にも補強が加えられていたが、次のステップとして一体成形のものへと変化している。横から見るとリアアクスルを頂点とした三角形であり、これにチェーンを通すスペースが開いている。

上から見ると新型スイングアームはU字型の音叉のようである。アームがタイヤ前方ですぼまる形となっているが、古バンク状態ではスイングアームが横方向でしなることでサスペンションの代わりをすることを考えるとなかなか良いアイディアのように見える。さらに箱からアームが出ているタイプに比べるとスイングアーム全体で柔軟性を出すことができるのだ。さらに上から見るとサイドビームは30mmほどの厚みしかないことがわかる。

今後のテストのためにチーム・アスパーからランディ・ドゥ・ピュニエを借りることになっている。スズキによれば2014年は2人体制で、一人は全日本参戦中の日本人になるだろうと我々はみている。ドゥ・ピュニエのチームメイトで現在CRT勢トップのアレックス・エスパルガロがもう一人ではないかと噂されてもいる。

ドルナとしては現在のMotoGPグリッドは満員状態(半分は残念ながらCRTなわけだが)であると考えており、スズキは既存のチームとの交渉が必要になるだろう。ホンダのプロダクションレーサーとヤマハのエンジンリース計画のせいで2014年はCRTがいなくなるだろうことを考慮すると状況は流動的である。ドルナCEOのカルメロ・エスペレータは周りを煙に巻くような言動を続けているが、少なくともホンダはHRC副社長中本氏の言葉を借りれば「きちがいじみた」ルール変更をのむつもりはなさそうである。これではいつまでたっても問題は解決しない。ただのデタントがあるだけである。ホンダは相変わらずその目標を全クラスの支配においている。たとえレースがつまらなくなってその価値が減じようがおかまいなしだ。

スズキのアメリカでの4輪ビジネスは破産法第11条の適用を受けた。さらにアメリカではバイク販売が70%も落ち込んでいる。ハーレーダビッドソンは600cc超のマシンは2013年第1四半期で昨年度比16%減少したと発表した。つまり悪いニュースはまだまだこれからもやってくるということだ。しかし投資もしないで何かを期待することはできない。スズキはMotoGPに参戦できるだけの体力があるのだろうか。これは想像するしかないことだ。MotoGPに参戦することはインドネシアで成功するための必須条件である。125ccに乗る少年少女がもっと大きいバイクを夢見ているのだ。スズキのマーケティング部門はノーとは言えないだろう。

最後の疑問はエンジンの形式だ。ホンダがV4で勝っているときにスズキはV4をあきらめて違う道を選ぶのか。MotoGPと市販車の関係を考えればそれもいいだろう。ヤマハの市販マシンであるYZF-R1とMotoGPマシンであるM1の関係を思えばなおさらだ。GSX-Rはスズキの生命線である。MotoGPマシンが市販車につながるイメージをもたせることでブランドイメージを統一できるということだ。いつかはスーパーGSX-Rレプリカを期待していいだろうか。そして市販レーサーも出てくるのだろうか。これは時間が答えてくれるだろう。
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ホンダの目標がレースをつまらなくしようがなにしようが全クラスを支配すること、だとは思いませんけどねえ。あそこは負けたくないだけな気が・・・。
それにしてもこのスズキのプロトタイプ、かっこいいぞ。

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