« 店員さん募集(5/4フリーマーケット@靖国神社) | トップページ | 今回は仲良くやるよ>ホルヘ&ヴァレ »

ロッシは戻ってきたけど、そのお金はどこから?

ヤマハワークスのマネジャー、リン・ジャーヴィスへのインタビューです。
MCNより。
============
2013年のチーム体制をヘレスで発表する予定のヤマハだが(訳注:今日、新カラーリングとともに発表されてます)。今年もメインスポンサーはないままである。

MotoGPでの最高の稼ぎ手であるロッシは戻ってきたものの、ヤマハは3年連続でメインスポンサーなしのカラーリングとなった。

過去9年でロッシ、ロレンソの2人が6つのタイトルを獲っているにもかかわらずだ。

2010年の終わりにロッシがドゥカティで最悪の2年間を過ごすために移籍したのと同時に当時のメインスポンサーだったフィアットもヤマハを離れてしまった。

今年はモンスターエナジーからのスポンサー料がgはいるとは言え、ロッシとロレンソはヤマハレーシングのワークスカラーで走ることになる。

先月MCNに対してヤマハのマネジャーであるリン・ジャーヴィスが現在のヤマハのスポンサー状況、そして新たなスポンサー探しの難しさについて語ってくれた、

世界的不況の下、優良な世界的企業からスポンサーシップを受けるのはなかなかたいへんなようだ。

またジャーヴィスはMotoGPがいまだにヨーロッパ、特にスペインとイタリアという最も不況が厳しく雇用率も下がっている2国に依存しすぎていると考えている。

彼がかつて何度も行っているように、MotoGPは東南アジアマーケットに重心を移すべきだということだ。

最近もロッシとロレンソがジャカルタでプロモーション活動を行ったが、そこには50人のジャーナリスト、テレビクルー、そして3000人のヤマハ販売店が集まっている。

セパンでのGPが記録的な観客数を集めたもの東南アジアでのMotoGP人気を物語っている。しかし東南アジアで第2のサーキットができるまでマレーシアで年間2レースを開催するべきだというジャーヴィスの提案はドルナが受け入れそうもない。

スポンサーについてジャーヴィスはこう語った。「最大の要因は世界不況ですが、2番目の要因としてはMotoGPの現状が挙げられますね。ヨーロッパを重視しすぎているんですよ。
 今ではアメリカで3レース開催していて、これはいいことだと思いますけど、モンスターエナジーをのぞいたらアメリカの大ブランドはMotoGPには関与していませんよね。ヤマハにとって重要なのはアジアですから、もっとアジアでレースを開催すべきだと思います。
 インドネシアのイベントにはヴァレンティーノ、ホルヘと同行したんですけども、あんな体験は初めてですよ。3500人のディーラーが集まったんですよ。記録的なことですね。今年ヤマハのインドネシアでのセールスは280万台を予定しているんです。あとはタイとマレーシアとベトナムとフィリピンです。だから東南アジアでもっとレースを開催したいですよ。
 でも東南アジアにはスポンサーになるという文化がないんです。うちのライダーは信じられないほど人気があって、インドネシア人をライダーにするチームも出始めていますが、いずれにせよ時間はかかるでしょう。
 今のところスポンサーはイタリアとスペインが中心ですよね。世界的企業もいますけど、それもイタリアとスペインの景気の良さに引っ張られてきたんですが、それも終わりそうです。今年のHRCを見てください。新しいスポンサーは得られなかったんです。
 レプソルは何年もホンダについていますけど、それをのぞけば新たなスポンサーは入ってきていません。ドゥカティはどうでしょうか。ヘレナリ(銀行)もディーゼル(ファッション)もエニ(オイル)も離れて行ってしまった。もちろんこの2年間成績をあげられず、バレンティーノも去ってしまったことが関係しているんでしょうけど、スポンサーが別のチームに行ったわけでもないんです。
 ヨーロッパの不況は今が最悪の時でしょう。モンスターエナジーが加わってくれたことはたいへんありがたいですし、今年は去年よりましになっています。ヴァレンティーノが戻ってくれたこともあるんですが、モンスターエナジーがヤマハのスポンサーになるのは彼らの世界戦略の一環で、やっとヤマハチームに直接かかわってくれることになったんです。
 去年はベン・スピースの個人スポンサーでしたが、うちとしては是非チームのスポンサーにもなってほしかったんですよ」

9回のタイトルを誇るロッシがヤマハに来た影響については、ロッシのマレーシア滞在中のできごとを例に挙げてくれた。
「MotoGPにちょっと興味があるくらいの男性が僕らの後をちょっと着いてきたことがあったんですが、彼にホルヘとヴァレンティーノが来るんだと言ったら、『ロッシは伝説ですよね』って行ってくれたんです。だからヴァレンティーノはバイクファン以外にもよく知られてるってことですよね。彼は現役で唯一の伝説的ライダーで、それが彼の価値なんです。
 ヴァレンティーノのツイッターのフォロワーはすごいかずですし、ホルヘもそうですよね。レースでのパフォーマンスはもちろんです。ホルヘは最高のライダーですし、今年もタイトル獲得は相当な確率でしょう。ヴァレンティーノも負けずにがんばるでしょうけど、マーケティングの観点からは彼のパフォーマンスは絶大ですね」

ロッシの絶大な人気はしかしスポンサーの獲得にはつながらなかったようだ。ジャーヴィスは言う。「まだ世界的不況から脱却していませんからね。でもロッシとの過去の実績は価値のあるものだし、その7年間と同じようないい年月を築きたいと思ってます。
 彼がうちから去ってしまっていちばん残念だったのは、うちを最後に引退してくれればひとつのストーリーができたのに、ということです。でも別のメーカーに行ってしまって、その話はなくなってしまったんで7年間のストーリーを資産として使うことができなくなってしまったんです。これから新しいストーリーを紡いでいくことになるんですよ」
============
Motomatters.comの記事では、ヤマハのスポンサーはヤマハ発動機だ、とも言っています。インドネシアをはじめとする東南アジアマーケットへの広告効果を考えたらそれもありでしょうね。

|

« 店員さん募集(5/4フリーマーケット@靖国神社) | トップページ | 今回は仲良くやるよ>ホルヘ&ヴァレ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69409/57015939

この記事へのトラックバック一覧です: ロッシは戻ってきたけど、そのお金はどこから?:

« 店員さん募集(5/4フリーマーケット@靖国神社) | トップページ | 今回は仲良くやるよ>ホルヘ&ヴァレ »