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2014年からのエンジンリース契約目前:ヤマハ

さて、そのエンジンで勝てないまでも表彰台争いができるか、スポンサーを喜ばせられるかというのが問題ですね。
MCNより。
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2014年にYZR-M1のエンジンを最大4人分供給するという契約をヤマハとドルナとの契約締結は既に最終段階に来ているとのことである。
MCNの取材によれば内容については合意ができており、チームヤマハのマネジャーであるリン・ジャーヴィスは契約発表は目前ということだ。

ヤマハの提案はより競争力のあるエンジンでグリッドを埋められるよう来年YZR-M1のエンジンを1シーズン£700,000(訳注:1,000万円1億円)程度でリースするというものだ。

一方ホンダも最大5台のRC213Vを販売しようという計画をもっている。これにヤマハのエンジンリース計画があればワークスでないチームがCRT以外の競争力のあるマシンに投資できるというものだ。

市販エンジンをプロトタイプシャーシに載せるというCRTのおかげでグリッドは埋まるには埋まったがプロトタイプマシンとのタイム差が憂慮されている状況である。

ジャービスが先週ヘレスでMCNに語ったところによれば、ヤマハはYZR-M1エンジンのリース計画の最終段階に来てはいるが、具体的なチームとの交渉はまだとのことである。

ジャーヴィスは言う。「ドルナとの間で話し合いは進んでいて、近い将来2014年の計画について合意に至ることができると考えています。チームとは具体的な話し合いはまだ全然していません。もちろんこの計画に興味があるチームがいることは噂で聞いていますし、どれくらい真剣に検討してもらえるかにプロジェクトの成否がかかっているのは言うまでもありません。そこからリース料も決まっていきますしね。
 チームと話を始めるのはドルナとの交渉が終わってからになります。現時点では本当にどのチームが候補になるかはわかっていないんです。エンジンリースでは全く儲からないんで最低でも2人分、最高は4人分というのが正直なところです。もちろんワークス2台とモンスターヤマハ・テック3の2台分は維持していきますしね」

スペックについてはまだ話せる段階にはないと言うが、カル・クラッチローとブラッドリー・スミスのテック3コンビに供給されているのと同スペックという可能性が高いだろうし、ロッシとロレンソのワークススペックではないだろう。

スペックに関してはジャーヴィスはこう言っている。「まだ決まっていませんよ。今よりもさらにバリエーションが増えるんですから。ワークス2台にテック3が2台、それに加えてエンジンリース分と3種類になるんです。エンジンがサードパーティー製フレームに載ることを考えると違ったものにはなるでしょうね。ですから全然違う考え方をしなければいけません。
 正直言うとどの程度のスペックを目指すべきかについてはまだ詳細は決まっていないんです。MotoGPのグリッドに競争力のあるマシンをそろえるという最善の結果を求めなければなりませんから、最低でもテック3用スペックに近づくようにはしなければいけませんけども」
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エンジン1シーズン1000万円ってなんか安くないですか?1機1000万円の間違いじゃなかろうか・・・。でもフレームは自前だからそんなもんなのかしらん???

<追記>
 私の勘違いでした。やっぱ1億円だった・・・。そうだよねえ。

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ヘレステストプレスリリース

割と雨にたたられたヘレステストですが、テック3のクラッチローがトップタイムとシーズン開幕が待ち遠しいような結果が出ています。ロレンソ当たりはレースシミュレーションでタイムを出しているので、これも楽しみ。

というわけでヘレステストのプレスリリースからライダーのコメントをSuperBikePlanetから。
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クラッチロー
「テストを最速タイムで終えられてすごく満足しています。自分もモンスターヤマハ・テック3のスタッフもすごくいい仕事をしたってことですからね。ドライコンディションでもっと走りたかったですけど、安定して良いタイムが出せましたから第3戦ヘレスが楽しみですね。午前中の雨のおかげで最後の2時間もいいコンディションではなかったですし、もっとグリップが良ければさらにタイムを縮められたと思います。でも他のライダーにとっても同じですから、いずれにせよトップタイムというのは良い結果ですよ。タイムを縮めようとする度にトラフィックに引っかかってしまったんで、もっと良いタイムが出せることは間違いないですね。シーズン前はいい調子で過ごせたんで今年はいい成績を出せると思います。カタールに向けて自信もつけられました。でも目標はトップ6で、あとは去年と同じように序盤で勢いをつけたいと思ってます。楽しみなシーズンですしカタールが待ちきれないですよ」

ロッシ
「すごく満足していますよ。今日のセッションの終わり頃にはドライでいいコンディションの中で走れましたしね。それに新型フレームを試せたのも良かったです。
 感触は概ねOKです。難しいコンディションでも速く走れたし、新品じゃないタイヤでもいいタイムが出せましたしね。新型フレームには良い点と悪い点がありますけど、開幕戦は昨日使ったフレームでいく予定です。今日のはシーズン中にまたテストで使おうと思ってます。
 テストの結果には満足してます。3日間通して速かったし、カタールが楽しみですね」

ロレンソ
「今日はこんなに走れるとは思ってませんでした。天気が凄く悪かったですからね。でも2時間は走れたしマシンを改善することもできました。
 古いタイヤでの挙動を確認したくてロングランをしたんですが、良い結果が出せました。最速タイムではありませんでしたが安定したタイムが出せたんです。
 オースチン後にさらにモチベーションを高められたんでいいテストだったですね。オースチンでは苦労しましたし。つまりサーキットによって結果が違うということで、カタールでもどうなるかわかりません。コース以上には砂が入ってくるし、まあやってみないとってとこですね。
 毎年開幕前はナーバスになるんです。いい結果を出してポイントを稼げればいいですね」

マルケス
「朝はドライで晴れていたのに10:30くらいから凄い雨になりましたね。レインでの状態を確認するために何周かしました。初日にレインコンディションでの問題があったんです。走ったおかげで解決の糸口がみつかりましrた。みんなコースがドライになるのを待っていて、最後の1時間は寒かったけどコンディションは良かったですね。いくつかの事項をテストできたし昨日よりはいいフィーリングでした。特に安定してラップを重ねられるようになったことと電子制御が改善できたのが収穫です。あとはリラックスしてカタールに備えます。いい冬期テストでしたね。予想以上の結果です!」

ペドロサ
「今朝は天気が良かったですけどサーキットに着く頃には雲が出てきてしまいましたね。今日のプログラムについて話をしている内に雨が降ってきてしまいました。レインコンディションでやるべきことはなかったし、午後になってドライになったとしてもすべて終わっていたんです。もうマシンには満足していましたし。それもあるんですが、昨日首に痛みを感じていたんでカタールまで休むことにしたってのもあります。この冬はたくさんテストしたしレースに向けて準備は万端です。しーぅんかいまくが待ちきれないですよ!」
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クラッチロー、今年はやるかもですね。

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ドゥカティには要素はそろっている。足りないのは組み合わせの最適化。

ドゥカティの立て直しのためにBMWスーパーバイクチームでの実績をひっさげてアウディから送り込まれた新チームマネジャー、ベルンハルト・ゴブマイヤーへのマイケル・スコット氏によるインタビューです。
GPweek誌より。
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BMWでの成功の要因はなんだとお考えですか?
 BMWには良い人材もいたんですが、最大の問題は船頭が多すぎたことでしたね。ですからチームを混乱させるような間違った情報や口出しを遮断することから始めたんです。
 そしてもちろん技術的なこともたくさんやりましたしメランドリを獲得もしました。これはライダーサイドからの適切な情報を得るためなんです。それには彼が適任でしたから。
 こういうことは一つ二つの問題を解決すれば良いというものではありません。いくつもの要素が複雑に絡み合っているものなんです。

ドゥカティでも状況は同じように見えますね。
 全く同じというわけではありませんが、似たような状況がいくつもあります。妻にドゥカティでの仕事について話したら、「それって2年前も聞いたわ」と言われちゃいました。でもBMWとドゥカティでの問題が一対一で対応しているわけではありません。
 ドゥカティの技術レベルがすごく高いのは強みですね、ですから要素はそろっていると考えています。後はそれぞれが適切な連関の中で動けるようにするだけです。

技術的な面とマネジメント的な面のどちらが大切なんですか?
 私自身、それを意識して分けて考えたことはあまりないですね。私のバックグラウンドは技術者ですが、自分の限界もわかっていますし、何をすべきかを決めるのは私ではないと思ってます。もっといい専門家がたくさんいますから。でも正しい質問はするようにしてますね。それに対する最初の答えをうのみにしないようにもしてます。

デスモセディチについてまずすべきことはなんでしょうか?それとその次にやるべきとお考えのことも教えて下さい。
 もう実際に見て頂けたと思いますが重量配分と重心を最適化したのは良い効果をもたらしてくれました。ここでは言えないいろんなこともまだ控えています。
 でもバイクのあらゆる部分に手を着けています。ですから去年までとは全然違いますよ。ああ、新型フレームも必要ですね。それさえあれば何でも解決ですが、それは簡単な話じゃない。
 バイクの挙動を良くするにはすべてのパーツが同時にうまく働くことなんです。
 今のところエンジンのピークパワーについては言うことがないですが、だからといって他の回転域でうまいこといっているわけではありません。同じことがフレームやブレーキ、電子制御にも言えます。問題はそれだけではありません。その組み合わせ方も最適化されていないんです。

1月の時点では「進化はするけど革命はしない」とおっしゃってましたが、今でもそうですか?
 進化をどの範囲ととらえるかにもよりますね。でも進化という言葉は大事です。すべてを入れ替えるわけではありませんから。それぞれの要素がぴったり組み合わさるように合わせ部分を研ぐんです。少なくとも今年はね。来年は他のチームと一緒に新型電子制御に対応しなければいけません。もうそれへの対応は始まっていて、ソフトウェアの再設計をしているところです。
 エンジンも来年に向けて開発を進めています。来年はエンジン開発が凍結されますからね。ですから今より最適化されたエンジンにしないといけないんです。
 フレームについては大きな設計変更はしないつもりです。
 ですから革命ではないと言っているんです。カーボンファイバーとかマグネシウムとか混合素材とか、まあそういうのはなしですね。

コンパクトな一体成形の狭角V型エンジンみたいなことはアウディ/フォルクスワーゲングループとして考えられたりはしないんですか?
 それはありませんね。ヘッド一体型のV型エンジンは4輪用の考え方ですよ。馬力や冷却をそれほど考えなくても良いんで、その分もの凄くコンパクトになってFF車向きだってことなんです。レース用としては考えられないですね。
 誰かが何か思いつくかもしれませんがバイクレースはドゥカティの中だけのことなんで、こういう形でいくことになると思います。

フォルクスワーゲン/アウディがドゥカティから学べることはなんでしょう?
 それこそ今まさに彼らが考えていることですね。デスモドロミックバルブシステムというのはフリクション軽減と燃費の面から優れているんです。それと4輪メーカーとは違う電子制御のノウハウももっています。あとは軽量化ですかね。4輪部門とは既にカーボンファイバーやアルミについて情報交換をしているんです。
 こちらから有益な情報を提供することもあれば、そうしたものを向こうからもらうこともあります。これからまだまだ可能性を探っていかなければなりません。もちろん現時点ではバイクの設計と開発に時間をかけなければならない状況ですから、お互いから何を得られるかというのはサイドビジネス的に模索していくことになると思います。
 アウディには例えばラピッド・プロトタイピングの技術があります。2週間前にもあるネタで会合をもったんですが非常にいい感じですね。ドゥカティには手の届かなかった技術とか、そもそもそんな可能性が存在しているなんて思ってもみなかった技術があるんです。
 ですから近い将来、技術の共有のために人材交流もすることになると思いますよ。

デスモドロミックにはこだわりがありますか?回転数制限のあるMotoGPではアドバンテージがなくなったように思えるのですが。
 デスモは全く問題なく稼働しているシステムですし、ドゥカティの特徴なんです。もちろんニューマチックバルブも問題は無いですけど、ドゥカティらしくないシステムですし、そもそも同じ機能というか、ことによったら機能が劣るシステムに新たな投資をする理由がありません。

今年の目標はなんですか?スポンサーを満足させなくてはいけないと思うんですが。
 スポンサーとは全く関係なく、私たちの目標はドゥカティがそもそももっている素質を改善していくことです。今シーズンの終わりには表彰台争いをしたいですね。
 現実的にはダニとホルヘには届かないでしょう。ドゥカティがどうこうというより、彼ら2人が速いんです。でもセカンドグループには追いつきたいですね。
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なんか前半はマネジメントの教科書に載りそうな話ですね。

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ワークスのことなんか知ったこっちゃない、とクラッチロー

自由な言動で毎度楽しませてくれるカル・クラッチローがまた言ってくれました。うんうんそうだよね、とうなずいてしまうコメントです。
GPweek誌より、ですが昨年末から有料になってますのでご注意を(ってったってリンク先に飛んでも課金されるわけではないですが)。
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ドライとなったヘレステストの2日目に3番手タイムを出したカル・クラッチローだが、ワークスヤマハのライダーを手伝ってほしいという申し出があってもきっぱり断るつもりだと語っている。

「僕はテック3と契約してるんであって、ヤマハとじゃないからね。だから誰かを助けてやるなんてつもりは全然ないよ」

彼の目標はサテライト勢のトップに立つことだが、その目標もホンダがかなり強くなっている現状では難しいのではないかと考えている。ブラドル、バウティスタの今年のマシンはワークス仕様だからだ。
クラッチローのマシンは昨シーズン始めにロレンソが使っていたものである。
「でも1年以上の遅れがあるってことだよね。個々ヘレスでは新しいパーツも持ち込まれてるし、それってもう今年3回目のアップグレードでしょ。つまりは1年半遅れってこと。
 文句を言ってるわけじゃないし、怒ってるんでもないしがっかりしてるんでもないよ。ワークスマシンなら勝てるなんて言うつもりもない。
 でもこのマシンでトップ争いができたら、もっといいマシンならもっと良い成績を上げられるってことだよ」

 とは言えヤマハから何かを得ることはできないだろうと彼は考えているようだ。
「ヤマハには彼らなりの考えがあって、要するにワークスはワークス、サテライトは別のものってことなんだよ」
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ワークスに一泡吹かせてやれ、と心からそう思いますね。

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ヤマハの新型ギアボックスは鋭意開発中

またまたMCNより。
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ヤマハによれば新型ギアボックスは日本で鋭意開発中とのことだが、チャンピオン、ホルヘ・ロレンソとヴァレンティーノロッシがいつそれを実戦で使えるかについては明らかにしなかった。

ヤマハが本当にシームレスシフトを開発しているのかについては疑問の余地もあった。冬期テストの間ロレンソとロッシに対して新型ギアボックスの情報が何もなかったからだ。

新型ギアボックスはタイトルを守りたいロレンソのほしいものリストの筆頭にあったが、ホンダとドゥカティはすでに導入しているのにシームレスシフトはいまだに投入されていない。

加速中にシフトアップするときの安定性を改善するためにロレンソとしては是非ともシームレスとがほしいのである。

ホンダは2011年から導入しているのだが、ヤマハが2013年型のお披露目をするに当たってロッシが再びシームレスシフトをできるだけ早く導入してほしいと語っている。

先週のオースチンテストでのMCNの独占インタビューで40歳になるまでレースをしたいと語っていたロッシは言う。「シームレスシフトはマシンを良くするための鍵なんです。必要なものなんですが、正直まだわからないんですよ。
 ヤマハが開発中ならいいんですけど、本当のところはわからないんです。いつになるかもわからないんですよ。このタイプのギアボックスの開発は難しいですからね。だからそもそも開発してるのかどうかもわからないし、投入時期もわからないんです」

ロレンソとロッシにとって悩ましいことに、シームレスシフトがいつになったら彼らの手元にやってくるのか全くわからないのだ。今日スペインで2013年がrたワークスYZR-M1が披露された後も、疑問はそのままである。

ヤマハのボス、辻幸一氏はシームレスシフトギアボックスを開発中であることは認めたものの、カタールで4/7に開幕を迎える2013年シーズンのいつの時点で導入されるかについてはなんの情報も出してくれなかった。

辻氏は言う。「正直に言うと、確かに開発中ではあります。トランスミッションに関してはライバルに後れを取っているんですが、でも2人のいいライダーがいるのは大きなアドバンテージですから。シームレスシフトギアボックスよりよっぽどいいアドバンテージですよ」

シームレスシフトギアボックスがラップタイムにどの程度影響するかについてはこう語った。「例えば個々ヘレスでは0.2〜0.3秒ってところでしょうけど、うちのライダーはほかより1秒速いですからね」
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いや、そういう問題ではなくて。

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今回は仲良くやるよ>ホルヘ&ヴァレ

2013年型M1のお披露目会でそんな話になっているようです。MCNより。
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ヴァレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソはともに今回は2010年のときより良い関係が築けそうだと語っている。

2008年から2010年まで同じチームで走っていたときの2人の関係はMotoGPの歴史の中でも最もぎすぎすしたもので、コース内外で火花を散らしあっていたものだ。

ドゥカティでの散々な2年間を経て、34歳のロッシはヤマハに戻り、この3年で2度のタイトルを獲得しているロレンソのチームメイトに再びおさまることになった。

今日行われたヘレスでのヤマハワークスチームのお披露目会では当然のように2人の関係が話題に上った、

ヤマハのホスピタリティユニットでの記者会見では2人が並んで座り、2人とも口をそろえて2013年はよりよい関係が築けるだろうと言った。

去年の11月、ヴァレンシアでのラストレースを終えてすぐヤマハに戻ったロッシだが、ロレンソとの関係はずいぶん穏やかなものになっているようだ。

2人を隔てていた壁も取り払われ、データ共有も行われている。壁もデータ提供拒否もロッシの要求だったのだが。

テキサスのサーキット・オブ・アメリカスで行われたプライベートテストではロッシとロレンソがリアタイヤのパフォーマンスやセッティングについて語り合っていた。これは前回では想像もできなかった後継である。

ロッシは言う。「ホルヘにとっても僕にとっても状況はずいぶん変わりましたからね。重要なのは結果なんです。昔はコース外でも2人の間に問題もあったかもしれないけど、ヤマハのために戦っていたんですよ。それは今も変わりませんが関係は前より良くなると思いますよ。
 2人とも勝つために走っているわけですが、どちらもヤマハのためにマシンを良くして、ライバルに勝つことが重要なんです。だから良い関係でいられるでしょう」

するとロレンソがマイクを手にしてこう語った。「まあ素晴らしい関係とは言えないですけどね。でもまあ良い関係とは言えるでしょう。話す内容はマシンのことが中心ですけど、他のことも話しますしね。
 コミュニケーションを取るのは大事だと思ってます、特にマシンを改善したり、エンジニアに情報を伝えたりするのにね。3年前とはずいぶん変わりましたよ。まあもう少ししないと本当にどうなるかはわからないですけど。でも良い関係になるといいですね。素晴らしいかどうかはわからないですけど、前よりは良くなるでしょうし、少なくとも悪くはならないですよ」
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このロレンソの微妙な感じが楽しいですね。たぶんロッシの心理戦に巻き込まれまいとしてるのかもです。

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ロッシは戻ってきたけど、そのお金はどこから?

ヤマハワークスのマネジャー、リン・ジャーヴィスへのインタビューです。
MCNより。
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2013年のチーム体制をヘレスで発表する予定のヤマハだが(訳注:今日、新カラーリングとともに発表されてます)。今年もメインスポンサーはないままである。

MotoGPでの最高の稼ぎ手であるロッシは戻ってきたものの、ヤマハは3年連続でメインスポンサーなしのカラーリングとなった。

過去9年でロッシ、ロレンソの2人が6つのタイトルを獲っているにもかかわらずだ。

2010年の終わりにロッシがドゥカティで最悪の2年間を過ごすために移籍したのと同時に当時のメインスポンサーだったフィアットもヤマハを離れてしまった。

今年はモンスターエナジーからのスポンサー料がgはいるとは言え、ロッシとロレンソはヤマハレーシングのワークスカラーで走ることになる。

先月MCNに対してヤマハのマネジャーであるリン・ジャーヴィスが現在のヤマハのスポンサー状況、そして新たなスポンサー探しの難しさについて語ってくれた、

世界的不況の下、優良な世界的企業からスポンサーシップを受けるのはなかなかたいへんなようだ。

またジャーヴィスはMotoGPがいまだにヨーロッパ、特にスペインとイタリアという最も不況が厳しく雇用率も下がっている2国に依存しすぎていると考えている。

彼がかつて何度も行っているように、MotoGPは東南アジアマーケットに重心を移すべきだということだ。

最近もロッシとロレンソがジャカルタでプロモーション活動を行ったが、そこには50人のジャーナリスト、テレビクルー、そして3000人のヤマハ販売店が集まっている。

セパンでのGPが記録的な観客数を集めたもの東南アジアでのMotoGP人気を物語っている。しかし東南アジアで第2のサーキットができるまでマレーシアで年間2レースを開催するべきだというジャーヴィスの提案はドルナが受け入れそうもない。

スポンサーについてジャーヴィスはこう語った。「最大の要因は世界不況ですが、2番目の要因としてはMotoGPの現状が挙げられますね。ヨーロッパを重視しすぎているんですよ。
 今ではアメリカで3レース開催していて、これはいいことだと思いますけど、モンスターエナジーをのぞいたらアメリカの大ブランドはMotoGPには関与していませんよね。ヤマハにとって重要なのはアジアですから、もっとアジアでレースを開催すべきだと思います。
 インドネシアのイベントにはヴァレンティーノ、ホルヘと同行したんですけども、あんな体験は初めてですよ。3500人のディーラーが集まったんですよ。記録的なことですね。今年ヤマハのインドネシアでのセールスは280万台を予定しているんです。あとはタイとマレーシアとベトナムとフィリピンです。だから東南アジアでもっとレースを開催したいですよ。
 でも東南アジアにはスポンサーになるという文化がないんです。うちのライダーは信じられないほど人気があって、インドネシア人をライダーにするチームも出始めていますが、いずれにせよ時間はかかるでしょう。
 今のところスポンサーはイタリアとスペインが中心ですよね。世界的企業もいますけど、それもイタリアとスペインの景気の良さに引っ張られてきたんですが、それも終わりそうです。今年のHRCを見てください。新しいスポンサーは得られなかったんです。
 レプソルは何年もホンダについていますけど、それをのぞけば新たなスポンサーは入ってきていません。ドゥカティはどうでしょうか。ヘレナリ(銀行)もディーゼル(ファッション)もエニ(オイル)も離れて行ってしまった。もちろんこの2年間成績をあげられず、バレンティーノも去ってしまったことが関係しているんでしょうけど、スポンサーが別のチームに行ったわけでもないんです。
 ヨーロッパの不況は今が最悪の時でしょう。モンスターエナジーが加わってくれたことはたいへんありがたいですし、今年は去年よりましになっています。ヴァレンティーノが戻ってくれたこともあるんですが、モンスターエナジーがヤマハのスポンサーになるのは彼らの世界戦略の一環で、やっとヤマハチームに直接かかわってくれることになったんです。
 去年はベン・スピースの個人スポンサーでしたが、うちとしては是非チームのスポンサーにもなってほしかったんですよ」

9回のタイトルを誇るロッシがヤマハに来た影響については、ロッシのマレーシア滞在中のできごとを例に挙げてくれた。
「MotoGPにちょっと興味があるくらいの男性が僕らの後をちょっと着いてきたことがあったんですが、彼にホルヘとヴァレンティーノが来るんだと言ったら、『ロッシは伝説ですよね』って行ってくれたんです。だからヴァレンティーノはバイクファン以外にもよく知られてるってことですよね。彼は現役で唯一の伝説的ライダーで、それが彼の価値なんです。
 ヴァレンティーノのツイッターのフォロワーはすごいかずですし、ホルヘもそうですよね。レースでのパフォーマンスはもちろんです。ホルヘは最高のライダーですし、今年もタイトル獲得は相当な確率でしょう。ヴァレンティーノも負けずにがんばるでしょうけど、マーケティングの観点からは彼のパフォーマンスは絶大ですね」

ロッシの絶大な人気はしかしスポンサーの獲得にはつながらなかったようだ。ジャーヴィスは言う。「まだ世界的不況から脱却していませんからね。でもロッシとの過去の実績は価値のあるものだし、その7年間と同じようないい年月を築きたいと思ってます。
 彼がうちから去ってしまっていちばん残念だったのは、うちを最後に引退してくれればひとつのストーリーができたのに、ということです。でも別のメーカーに行ってしまって、その話はなくなってしまったんで7年間のストーリーを資産として使うことができなくなってしまったんです。これから新しいストーリーを紡いでいくことになるんですよ」
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Motomatters.comの記事では、ヤマハのスポンサーはヤマハ発動機だ、とも言っています。インドネシアをはじめとする東南アジアマーケットへの広告効果を考えたらそれもありでしょうね。

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店員さん募集(5/4フリーマーケット@靖国神社)

来る5月4日(土)、靖国神社のフリーマーケットに出店いたしますが、私一人のためお手伝いしてくださる方を大募集。不要品を持ち込んで一緒に売って頂いてもかまいません。なんなら車でお迎えにあがりますよ。

とりあえずうちからはバイク関係の古着を中心に、すっかり使わなくなったエスプレッソマシンとか、結局レストアにはいたらず手放してしまったCB750Fの関連本(サービスマニュアル含む)とか、SRにつけようと思って挫折したCB400SF-TypeRのフロントカウル一式(ライト含む)とか、かわいーってなって買ったはいいが使うあてのないマスキングテープとかが放出されます。

また近くなったら再告知いたしますが、とりあえず皆様よろしくご検討下さいますようお願い申し上げます。

普段の言動にもかかわらず靖国神社ってなによw、ってつっこみはなしね。

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こんな本をポチってみた

クライヴ・バーカーのFB経由で知ったキックスターターのプロジェクト

素敵さについぽちってしまった。

あと2人くらいでプロジェクトにGOサインだ!がんばれ!

元ネタはヘルレイザーね。本の方はヘルバウンドハート

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佐藤英吾のご家族にあなたのサポートを

先日練習中の事故のために亡くなってしまった佐藤英吾のご家族のサポートサイトができています。
私は去年のMotoGPでのエキシビションが最初で最後の生佐藤英吾になってしまったのですが、その美しい飛翔は眼に焼き付いています。一番下のカブリ付きで見上げられて本当によかった。

サイトはhttp://www.saveabrother.com/help-eigo-satos-family(’14.05.07時点で既にリンクは切れています)。

ここはyoucaring.comという病気や怪我で苦しんでいる人のためのサポートを募るサイトが元になっています。
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佐藤英吾の家族のために

フリースタイルモトクロスというスポーツをこよなく愛した佐藤英吾の気持ちは彼とかかわる全ての人に強く伝わっていた。そしてその愛する仕事を支えてくれたのは彼の家族である。これも誰もが知るところだ。マシンにまたがり最高の技を決めるための情熱は、良き夫、良き父親、良き友人であろうとする彼の気持ちが原動力だった。今回の不幸な事故により彼の家族が置かれた状況を想像するのも難しい。もう英吾は僕らのもとにはいないのだ。僕らがいまやらなければいけないのはフリースタイルモトクロスの最高のライダーであり最高の人間であった彼の家族をサポートするためのチャレンジである。

それは僕らの腕にかかっている。英吾の家族(妻と2人の子ども)には本当に僕らのサポートが必要なのだ。どんなサポートでも構わない。でも寄付も彼の家族の未来にとって大きな助けとなるだろう。寄付をお願いします。心からありがとう。
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寄付をするには
(1)「Donate Now」という青いボタンを押す
(2)次の画面で「Enter the amount you would like to give」という欄に寄付額を入力し下の「CONTINUE」という茶色いボタンを押す
(3)次の画面で
「Donor Display Name(表示される名前)」
「Your Email Address (Optional)(メアド:必須ではない)」
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 金額を隠したい場合は「I would like to hide the amount given」チェックボックスをチェック
 匿名としたい場合は「I would like to make my name anonymous」チェックボックスをチェック
 下の「CONTINUE」という茶色いボタンを押す
(4)クレジットカード番号入力画面が出ます
Country(国)→Japanを選択
日本語入力画面になるので、必要事項を入力
(私のクレジットカードだとなぜか入力できなかったのでPaypalで私は支払いました)

☆出典を明記して頂ければ転載・コピペはご自由にどうぞ。

<2014.5.7追記>
 佐藤英吾のドキュメンタリー映画はこちら。ぜひぜひ!
 2014年の大阪レッドブルXファイターズのチケットはまだ残席があるようです。興味を持った方は是非!
 夏のバイクの祭典、鈴鹿8時間耐久レースでも観られますね。レッドブルXファイターズに出場する加賀真一、鈴木耕太も飛びます!
 たぶん10/11(土)のMotoGP前夜祭でもFMXが観られるんじゃないでしょうか。こちらもお楽しみに!
 あとこんなイベントもありますね。

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マイケル・ラヴァティのスポンサーはアダルトチャンネル

LCRがプレイボーイをスポンサーにしたときにはなんとも思いませんでしたが、これもありなんですねえ。というわけでMCNより。
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今シーズンからMotoGPに挑戦するマイケル・ラヴァティ、そしてイギリススーパーバイク選手権に参戦するシェーン・バーンのメインスポンサーがアダルトチャンネルになることが発表された。

今年アイルランド人のラヴァティとコロンビア人のヨニー・エルナンデスの2台体制でMotoGPに参戦するポールバード・モータースポーツ(PBM)がスポンサーに迎え入れたのはアダルトムービーチャンネルのMinxFlix.comだ。

MinxFlix.comはBSB三冠のシェーン・バーンとキース・ファーマーを走らせるラピッドソリシター・カワサキのスポンサーにもなった。

チーム代表のポール・バードはこう語る。「こんな契約ができたなんて信じられないよ。自分たちで作ったMotoGPマシンを走らせるだけでなく、シェーン・バーンがBSBで最も成功したライダーの一人になるというPBMにとって歴史的な時期なんだ。
 今年はさらにホットな才能をライダーとして走らせるんで、もっといい年になるだろうね。うちの連中がMinxFlix.comの内容をしっかりチェックしたけど最高のクオリティだったよ!」

MinxFlix.comのトム・ホワイト「MinxFlix.comの誰もがPBMのような素晴らしいチームと契約できてうれしく思っています。ポールは素晴らしい人ですし、チームの皆さんとこれからもずっといい関係が築けることを臨んでいます。
 当社の看板娘をグリッドガールとして連れてくるのを楽しみにしています。MinxFlix.comは大人のための素敵な映画を1か月単位で見放題です。長期契約は必要ありません。もうちょっとだけエキサイトメントがほしいモータースポーツファンは是非ご検討下さい」

ラヴァティは先週のマレーシアテストでイギリス製PBMシャーシのマシンを初めて走らせた。
話の詳細は3月6日発売のMCNにて。
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そういえば日本でも8耐かなんかのスポンサーにアダルトチャンネルがついたことがあったような気も。

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マルケスはくっそ面白い走りをするよね、とロッシ

大絶賛です。MCNより。
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今日のセパンテストでのことである。ヴァレンティーノ・ロッシは未来のMotoGPスターの実力を間近に観察することができた。テスト最終日の今日、3周にわたってマルケスの直後につけて走ったのだ。

今日の午後、マルケスが駆るレプソルホンダRC213Vにぴったりとつけたロッシはそのアグレッシブなライディングスタイルについて夢中になって語っている。

ロッシとマルケスのランデブー走行は5周にわたって続いた。3周はマルケスが初めて少年時代のヒーローを追いかけることで、2013年のバトルがどんなことになるかをファンにチラ見せしてくれた。

2分01秒062の4番手でテストをフィニッシュしたロッシは間近でみたマルケスの走りに興奮を隠せないようだ。

MCNがロッシに何を観察したのかとたずねると彼はこう答えた。「彼の後ろで走るのは超楽しかったですよ。ライディングが凄く見応えがあるんです。f**kinハードな走りですよ。ああいう走りは大好きです。昨日彼に言ったんですよ。『今年は言いバトルをして楽しもう』ってね」

ロッシはマルケスの2度の転倒を見て、彼の強みがわかったようだ。一度目の転倒はウェットの12コーナーで、二度目の転倒はドライの9コーナーでのことだ。

「走り方がストーナーによく似ているね。まあ同じホンダってこともあるでしょうけど。見応えのある走りをするんですよ。マシンは派手にスライドするし、肘を地面にするなんてね。すごくいいライダーだし今の段階でもう速い。ライディングスタイルも独特ですし、何か新しい感じがします。ホルヘや僕はもっとクラシックなライディングスタイルなんですけど、マルケスは何か違うんですよね」

2013年はマルケスの派手なライディングのおかげでファンは楽しめるだろうとロッシは言っている。まるで重力を無視したかのようなバンク角と肘擦りは相当期待できるだろう。
ロッシは言う。「ああいう風に毎コーナー肘を擦るのっていいですよね。見てる方も楽しいでしょう」

雨にたたられた3日間のテストを2分00秒643という好タイムで打ち上げたマルケスは、ロッシの後ろについて走るのはとてつもなく貴重な体験だったという。「最初は不思議な感じがしたけどすごくハッピーな体験でしたね。最初は彼が僕の前を走って、その後は後ろについて走ったんです。経験豊富なライダーの後ろを走るのは本当に勉強になりました。3周走っただけなんですけどね。
 自分が正しいラインを走っていないコーナーがあったり、かえって難しくしてしまっているコーナーとかがあることがわかったんです。彼はもっと簡単にしかも速くコーナーを抜けている。僕のラインは限界ぎりぎりまで詰めているんですけどかえって遅いんです。本当にいろいろ学びましたよ」

セパンテストの9ページ特集は3月6日号のMCNをご覧下さい。
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二人の激しいバトルとか是非みたいですね。

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