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MotoGPの新しいルール

FIMのプレスリリース(PDF)より。

もめにもめていた2014年からのレギュレーションですが、電子制御についてはハードウェアは統一だけどソフトウェアは自由ということになりました。まあマニエッティ・マレリが支配的ですから、現状と変わらないってことですね。ただしプロトタイプは自前のソフトウェアを使えるかわりにタンク容量は現行の21Lから20Lに減らされます(CRTはソフトウェアの変更が許されないかわりに現行通り24L)。これはおもしろいルールかもですね。プロトタイプの年間エンジン使用台数は6基から5基(参戦開始初年度は9基までOKって言っても、まあスズキとBMWくらいでしょうか)へとそれぞれ変更になるほか「エンジンはシーズン始めに封印される=シーズン中の開発は禁止」というのがいちばん大きな変更ではないかと。うーん、それはいいことなのかなあ。技術的側面からつまらなくなるだけでなく、興行的にもシーズン開始時点で終わりが見えちゃうって危険もはらんでいると思うのですが・・・。

Moto2クラスでは懸案だった最低重量が「マシン+ライダーで215kg以上」というのが導入されます。レディングとかにはいい改定でしょうか。中上もけっこうがっちりしているからこのルール変更の恩恵をうけそうかな。

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コメント

結局ECUを統一する意味が殆ど無い案になりましたね。

MSMA勢のコスト削減になる要素はどこにもなく、少なくともハードウェア変更を
強いられるホンダに関しては間違いなくコスト増でしょうし、
独自ソフトウェア+20Lと指定ソフトウェア+24Lでどっちの方が戦闘力があるかの
評価もする必要があるでしょうから、この分でも少なくとも一時的には全メーカー
コスト増でしょうね。
また、指定ソフトウェア+24L+独自サブコンポーネントと言う抜け道があるようにも
思います。
(もっとも、メーカーはメンツの都合で普通に20リッターを選択するかもしれませんが)

このレギュレーションで意味のある部分は、独自ソフトウェアの場合は燃料20Lって
部分だけじゃないでしょうか。
そしてそういう差別化をするのなら、ハードウェアが独自の物のままでも何の問題も
ないと思うのですが…。

何と言うか、共通ECU導入と言う手段が目的化してしまっているような気がします。

投稿: nobody | 2012/11/13 15:17

>nobodyさん
 なんかプロトタイプは強制的に20Lみたいですよ。そしてCRTは強制的に指定ソフト+24L。ですからMSMA勢は必然的にコスト増ですがCRT勢は変わらないって感じではないでしょうか。
 ハードを統一するだけなら何もレギュレーション化しなくてもってのはその通りですね。ドルナとしてはソフトの統一に向けたステップ、またはこれまで主張してきたことが一応通ったという面子の問題かもです。 

投稿: とみなが | 2012/11/13 21:49

> なんかプロトタイプは強制的に20Lみたいですよ

FIMのリリースでは、
| MSMA manufacturers, ~ will use their own electronics software
となっていますが、義務なら多分mustが使われると思うんですが…。

> ドルナとしてはソフトの統一に向けたステップ、またはこれまで主張してきたことが
> 一応通ったという面子の問題かもです。

多分どちらもでしょうね。
前者に関しては、ホントかウソか、マレリはあるメーカーと開発したノウハウを
別のメーカーにも提供してしまうと言う話があるようなので、メーカーの独自ソフトの
機能が指定ソフトの方に組み込まれていく、なんて事があるかもしれませんね…。

投稿: nobody | 2012/11/14 14:56

>nobodyさん
 そこは実は迷ったところなんですが、確かに、「will use」とあって、さらに「in this case(その場合には)」とあるところを見ると選択肢はあるんですね。
 御指摘感謝です!

投稿: とみなが | 2012/11/15 00:16

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