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中本修平HRC副社長へのインタビュー(長いぞ!)

SPEED.tvより、2輪ジャーナリストのデニス・ノイス氏によるインタビューです。海外のジャーナリストによるインタビューは、既にジャーナリストがはっきりした意図を持って構成していたりするので(しかもさらに翻訳という私のフィルターを通しているので)注意が必要ではあります。
ちなみに、LaChiricoさんの「イタたわGP」によると、デニス・ノイス氏はインタビューを受けて「ナカモトの話を聞いて思うのだが…ホンダはホンダのことしか考えておらず、ドルナは世界選手権のことを考えているのだと言う思いがますます明らかになった。」とつぶやいているので、そういう視点で書かれたインタビュー記事だと思って読んでください。まあ1企業の副社長に興業のことまで考えろってのが無理な話かもですよね。
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今年の夏は2輪ロードレース界の2大巨頭によるバトルのおかげで、なかなか緊張感のあるものになった。そのバトルは2つの戦場で展開されたものだ。ひとつは2人がサシで話合う場面、もうひとつは、それぞれに対するマスコミのインタビューという場面である。

最近のインタビューでカルメロ・エスペレータは、MSMAが無理のないプランを逆提案しない限り彼はドルナのCEOという立場をフルに利用して、コストカットと興業としてのおもしろさを両立するための新たな規制をMotoGPクラスに導入すると明言している。ドルナはFIMロードレース世界選手権の興行権を持っていることを忘れてはならない。

HRC副社長でレプソルホンダMotoGPチームのトップに君臨する中本修平は当初インタビューバトルに参戦するのをためらっていたようだが、それでも真夏になる頃には、ドルナが一方的に電子制御のワンメイク化と回転数制限を2014年に導入するのであればホンダはMotoGPを撤退し、技術開発の場(中本によれば、これはホンダがレースを続ける第一の理由でもある)をスーパーバイク世界選手権か全日本に移してしまうと言っている、と伝えられるようになった。

回答期限はどんどん後伸ばしにされてはいるが、エスペレータはMSMA(モーターサイクル・スポーツ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション:つまりレースバイク製造者協会、つまり、今ではホンダとヤマハとドゥカティの3社だけ)が今シーズン末までにうまい逆提案をしない限りはドルナはFIMとIRTA(インターナショナル・レーシング・チーム・アソシエーション:参戦チームの集まり)のバックアップを得て新ルールを導入すると言っている。

中本へのインタビューは1か月前に申し込んでいた。これはもてぎの日本GPから1週間後のマレーシアGPに合わせてのことだ。私はその頃には、つまり10月19日ということだが、とにかくそのあたりにはドルナとホンダの妥協点が見つかって状況は落ち着いていると思っていたのだ。

しかしそうはならなかった。立場を変えることはなくとも2012年の最終戦ヴァレンシアに向けてエスペレータと中本、2人の舌鋒は収まりつつあるとは言えるが。

ドルナ、そしてスーパーバイク世界選手権の興行権を持つインフロント・モータースポーツの両方のオーナーであるブリッジポイントがフラミニ兄弟が最後まで持っていた7%のスーパーバイクの株を購入し、GP、WSBKともにドルナ=エスペレータの支配下におくと発表したのはフランス、マニクールのスーパーバイクラウンドでのことだったが、まあこれは偶然というものであろう。

しかし、これでWSBKに開発の場を移すというホンダの脅しはずいぶんと鋭さを減じることになったのは否めない。2013年は現行ルールだが2014年には現行より厳しいルールがWSBKに持ち込まれる見込みだからである。

状況は緊張の度を増している。今回のインタビューの冒頭で、中本はヨーロッパのジャーナリストが自分の発言を恣意的に引用していると感じており、自分としては日本人ジャーナリストの富樫ヨーコのインタビューのみをホンダの立場を正しく伝えているのだと言っている。

40年間にわたってGPを見続けてきたジャーナリストとして言わせてもらうなら、今般のホンダとドルナの対立は言わばキューバ危機(訳注:Wikipedia)のようなものである。どちらがケネディでどちらがフルシチョフなのかはわからないが。

創業者で天才的技術者であった本田宗一郎と入交昭一郎が作り上げたホンダスピリットはこれも伝説的人物である尾熊洋一に受け継がれ、その後も福井威夫、金澤賢、堀池達、濱根眞澄を経て現在は中本修平がそれを堅持している。昨今の厳しい経済状況にあってもホンダは新技術の開発に余念がなく、統一ECU(電子制御)と回転数制限を「馬鹿げたの話」ととらえているのだ。

中本さんはいつもはパドックで笑顔を絶やさず、いつもおもしろいことを言っているというイメージだが、プラクティスやレースの最中にはその表情が一変する。私がインタビューするのはいつもゆったりした気分の夕方でなのだが、今回はセパンのチームガレージの裏で午後1時のインタビューとなった。だから彼がまじめで率直なレース人の顔をしていることは十分予想できたのだ。

デニス・ノイス(DN):まずはドルナが提案しようとしている新ルールについてなんですが・・・
中本修平(SN):今年は2012年で2014年の話をしているわけですよ。つまりあと1年中にはさむことになるんですね。もちろん話し合いは続けていますけど、この件についてはコメントを控えさせてもらいます。いろんな噂が流れていて、みんな適当な話をでっちあげる。私が何かコメントしたらまた新しい噂が流れるんでしょう。それは不愉快ですからね。

DN:こないだのインタビュー記事では・・・
SN:だからそれは噂であって、それにはコメントしませんよ・・・

DN:いや、ヨーコ(富樫)のインタビューですよ。あれは公式インタビューですよね。
SN:そうですね。

DN:あの記事からわかることは、まだ何も決まっていないし、公式な提案もないってことですが・・・
SN:ええ。

DN:それでおききしたいのは、ホンダという立場を離れて、GPのことを考えたときに、2つの問題がありますよね。コストの高騰と興業としてのおもしろさと。ホンダという立場ではなくGPのことを考えるとどんな解決策があるとお考えですか。
SN:まず最初に言いたいのはタイヤの話ですね。タイヤメーカーが1社というんじゃ何も起こらないですよ。もしタイヤメーカーが複数参戦するならサーキットによって強い弱いがでてくるでしょう。そうすればおもしろくなると思いますよ。玉田が2004年にブリヂストンで(リオデジャネイロともてぎで)勝ったみたいに、サテライトライダーが勝ったりできるんですよ。その頃は他のライダーはミシュランを使っていたんですよね。

DN:たしかに興業としてはおもしろくなるでしょうけど、コストの問題はどうです?
SN:ワークスは新技術の開発に興味があるんですよ。MotoGPに限った話ではないですけどね。すごく重要なことなんです。エンジンコントロールシステムというのは将来のロードバイクにとってもすごく大事なことですよね。だから開発の場が必要なんです。もし統一ECUなんかが導入されたら開発の場を失ってしまうことになる。ドルナがこんなきちがいじみた決定をするならもう議論はできないし、説明のしようもないですよね。それで電子制御を統一してしまったら開発の場をほかに求めるしかありません。スーパーバイクか全日本か、それもだめならホンダのテストコースでやるしかない。でもMotoGPはライダーが全力を尽くして最高峰の戦いをしてくれるという意味で、大切な場なんです。そこでしか得られないコメントというものがあるんですよ。まあいずれにせよどうせお金を使うならMotoGPに使いたいってことなんです。

DN:ドルナとの間では2016年まで参戦するという契約なっているんで、ルールが変わってもホンダは参戦を続けなければ・・・
SN:いやそんなことはないですよ!確かに契約はしていますが、ドルナがばかげたルールを導入するなら契約どころの騒ぎじゃないでしょ。

DN:契約はあくまで現状のルールにのっとって、ということですか?
SN:そうですよ。

DN:これはすごく大事な質問なんですが、カルメロ・エスペレータと話したときに彼が言ってるんですけど、MSMAは全メーカーが同意すれば拒否権を発動できると。でもMSMAの1メーカーでも同意しなかったら拒否権は発動できないということで合ってますか?
SN:ええ、その通りです。でも統一ECUに関してはMSMAの全メンバーがおもしろく思ってないですよ。ホンダもヤマハもドゥカティもね。もてぎでその件について話し合ったんですが、考えは一致しています。統一ECUにもなにかちゃんとした理由があればいいんですけど、現時点では導入する意味がわからないですよ。

DN:ホンダはインディカー選手権に参戦していますがインディって(ドルナが提案してきているみたいに)ずいぶん規制がきびしいですよね。3種類のエンジンがありますが、Mooto3的ですよね。インディに参戦しているのはイメージ戦略とかブランド戦略のためなんですか?
SN:さあ、私にはわかりませんね。インディ組に聞いてみてくださいよ。私には理解できない話です。私は2輪の人間ですからね。

DN:でもあなたはF1をやってたじゃないですか。
SN:でもインディカーはやってないですから。

DN:じゃあこの話はどうです?ホンダは1959年からGPに参戦していますけど、そのときの目標はトップレーシングメーカーになることじゃなかったんですか?
SN:いや、そんなことはないですよ。本田宗一郎もそんなことは言ってないですし。

DN:つまり技術者の学びの場だったということですか?つまり技術を開発していく場と言うことだったんですか?
SN:そういうことですよ。

DN:私は59年のことは知りませんが、それでも60年台後半からはレースの場に身を置いていました。今じゃあホンダはトップの場にあって、新参メーカーにとってはホンダやヤマハや、ことによったらドゥカティのレベルにまでいくのにさえコストが掛かりすぎる状況です。レベルが高すぎてコストが掛かりすぎる。そんなことでこれから参戦しようという小さなメーカーに門戸を開いていることになるんですか?
SN:具体的にはどのメーカーです?

DN:例えばBMWとか・・・
SN:BMW? BMWはホンダより大きいですよ。BMWは小さい会社なんかじゃありません。F1でもいいエンジンを作っていますしね。もう技術は充分あるんです。まあBMWのことはわかりませんが、アプリリアにとっては辛いでしょうね。でもBMWはねえ。

DN:MotoGPの技術とロードバイクの関係ですけど、MotoGPで闘ってもその技術はロードバイクには反映できないということもありますよね。ニューマチックバルブとかカーボンブレーキとか。そういうことでロードバイク向き技術開発は電子制御だけになってるってことですか?
SN:違います、違います!カーボンブレーキでも将来のための技術開発なんですよ。フェラーリのロードカーはもうカーボンブレーキを使っていますよ。それにニューマチックだって非現実的な話じゃないです。

DN:回転数制限についてはどうお考えですか?
SN:これも馬鹿げたアイディアですね。コスト削減なんかにはならないですよ。もし回転数制限を導入したらホンダはまた新しいエンジンを開発しなきゃならない。その予算は膨大なものです。なんでホンダがコスト増をのまなきゃならないんですか?なんのために?なにかちゃんとした理由があるならいいですけどね。ドルナはちゃんと説明する責任がある、なんでかってことをね。

DN:じゃあ観客やジャーナリストがMotoGPはつまらなくなったと言っている理由はなんだとお考えなんですか?
SN:わからないですね。すいません、そこには興味がないんで。

DN:でもドルナはそこを問題だと考えているんですよ。
SN:そうですね。みんなそう言いますよね。確かにムジェロの観客は減っているかもしれないですけど、他のサーキットでは前と同じくらい入ってますよ。レースは全然変わってないんです。速いライダーが勝って、また速いライダーが勝って。ミック・ドゥーハン時代を思い出してみましょうよ。あのときはミック・ドゥーハンしか勝ってない。で、ヴァレンティーノですよ。彼は7回もチャンピオンを獲っている。ほとんどのレースはヴァレが勝ってるんです。今は何が違うんですか?

DN:見た感じが違うのかもしれないですね。見て楽しいのはライダーがミスをカバーしていく姿なのかもしれません。今のMotoGPマシンは完璧すぎてライダーのミスをカバーしちゃうように見えるんですよ。
SN:いや、そんなことはないですよ。ライダーはそんなことは言ってませんよ(笑←訳注:ほんとにLaughsって括弧書きで書いてある)。それってタイヤについても同じことを言ってますよね。タイヤのグリップはすごく良くなってきてます。だたらダニとかケイシーがプロテクターをここにつけなきゃいけない(と、肘を指さす)。すぐに肘をすっちゃうからですよ。こんだけグリップがいいとスライドもさせられない。タイヤがワンメイクじゃなかったときにはミシュランとブリヂストンとダンロップがいて、それぞれ異なる特性があったんです。それにテストの回数も多かった。でも今はテストにかかるコストがすごく大きくて予算を組むのが苦しいんですよ。MSMAだって馬鹿じゃない、それでテスト回数は制限したんです。でもドルナがルールを変えてしまった。なんでだかわからないですけどね。まあ理解はしなきゃならないでんしょうけど。いずれにせよ回転数制限が導入されたらホンダは新しいエンジンを作らなきゃならなくて、それでまたお金がかかるんですよ。

DN:ドルナとの間で妥協点はみつかりそうですか。それともシーズン当初と状況は変わりません?
SN:歩み寄ってはいますよ。

DN:カルメロが言うには、まだ統一ECUと回転数制限については公式な提案はしていなくて、それに・・・
SN:公式な提案はないですよ。でもジャーナリストを使って私らが対応しなきゃならない状況を作ってるじゃないですか。

DN:ジャーナリスト経由の交渉と・・・
SN:そうですそうです。あなたは違いますけどね。でもいろんなジャーナリストが噂を流している。

DN:でもカルメロはMSMAからコストカットと興業を面白くするための提案があるのを待っていると言ってます。でももしいい提案がなかったら回転数制限と統一ECUを提案すると。MSMAとしてはどうするんですか?
SN:ミーティングを重ねて今提案を作っているところです。でもまだ内密の話なのでここで言うわけにはいかないんです。もう少しで発表できると思いますよ。だんだん変わっていくんです。ますはエンジンを6基から5基に減らします。

DN:燃料制限についてはどうですか?MSMAとしては今後も21Lでいくんですか?
SN:そうですね。車と同じでバイクにとっても燃費は重要なんです。車の燃費はすごく良くなってきてますけど、バイクの燃費はあんまり変わっていないんで、技術も開発していかなきゃならないと思ってます。

DN:もし燃費を考えるんであれば直噴とかはどうですか?
SN:いや、もう試したんですよ。

(ピットではエンジンに火が入り、ホンダの広報マネジャーのレイス・エドワーズが時計を見始めたのでレースの話題に戻ることにした。中本はホンダレーシングの2つの重要な哲学、1.チームオーダーはない、2.サポートクラス(訳注:Moto2、Moto3)についてはフルファクトリーはない、ということを再度断言している)

DN:今週末(訳注:マレーシアGPで)ケイシーがダニをサポートすることは期待してますか?
SN:HRCは絶対にチームオーダーは出しません。ホンダは昔やったことがありますけど、HRCの30年間の歴史の中では一度もありませんよ。

DN:それでホンダのライダーは満足するとお考えですか?
SN:もちろんですよ。でも絶対にチームオーダーは出しません。ケイシーがもてぎで復帰したときにも話したんです。あと4戦あるから最高100ポイントは稼げるんだとね。これがホンダのやり方です。もちろんダニがチャンピオンになればうれしいですけど、そのためにはチームメイトを倒さなければならない。それが彼のやるべきことなんです。

DN:今シーズン、最初の7戦でダニの獲得ポイントは平均17.3ポイントでした。でもその後は平均23ポイントを獲得しています。何が変わったんですか?
SN:ブリヂストンのフロントが去年と大きく変わったんでシーズン序盤はダニは苦しんだんですよ。ケイシーの方がうまく走れていたんです。

DN:ケイシーがHRCに移籍してそれがダニの助けになったということはありますか?
SN:(しばらく沈黙した後)そうですね。ダニがホンダのトップライダーだったときには身体やマシンセッティングが70%の状態でもいちばん速かったんです。でもケイシーが入ってきてすぐにいいラップタイムを叩き出すようになってからは、ダニも100%のセッティングと100%のメンタルを保たなければならなくなったんです。

(話題はMoto2とMoto3に移っていった。中本はMoto2のエンジンサプライヤーを複数化すると少しの改善のために多大なコストがかかるだろうと言っている。彼は250cc時代にホンダは市販レーサーを作っている一方でアプリリアがフルワークスマシンを作りこれを2億円でリースしていた時代のことに言及した。これはサポートクラスではやってはいけないことだと言う。私はKTMがMoto3でワークスチームを走らせていることを指摘し、ホンダはKTMと闘うためにワークス参戦を考えないのかと尋ねた。以下が彼の答えである)

SN:いや、それはないですね。ホンダがMoto3マシンを作っているのはアジアや日本やヨーロッパやアメリカの若者にとって必要なマシンだからなんです。2ストマシンはすごく高くついた。メンテにコストがかかったんです。私たちはみんながレースに参戦して盛り上げてくれるためにMoto3マシンを作ってるんです。ホンダのMoto3マシンを使いたいという若いレーサーがいてくれれば喜んで彼らをサポートしますよ。ホンダの夢は世界で闘える若者が増えることなんです。それが目標なんです。もちろんKTMがすごく強いワークスチームを持っていることは知っていますが、それは彼らのやり方で、私たちのやり方ではない。もちろんホンダのライダーが勝てば嬉しいですよ。でもそれだかが私たちの目標じゃないんです。今世界でレースをしているのが1万人だとしたら、それを2万人にするのが私たちの喜びなんです。それはMoto3でチャンピオンを獲ることよりも大事なことなんです。

(これでインタビューは終わったのだが、私が席を立とうとすると中本が私を呼び止めて言った)
SN:もうひとつ言いたいことがあります。是非書いてください。カルメロ・エスペレータとはいい関係を保っているんですよ。友達だし、だから言いたいことも言い合える。マスコミはいろいろ書き立てますが、友好的な話し合いができていますし、先に進んでいるんです。これだけはわかってください。
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きちんと意図をもって記事にするからこそジャーナリストであって、でなけりゃ「ぼんくらインタビュアー/ライター=大本営発表の伝達者」に成り下がってしまうわけですよ。だから私はこういう記事は大いにありだと思ってます。翻訳してても十分公平な感じでしたし。なんか、ホンダはレース界全体のことを考えているんじゃないかという気もしてきたな。

あと、「ダニが100%のメンタルを保たなければならなくなった」ってくだりが興味深いですね。ケイシーが入ってきてメンタルが強くなったってことですよ、きっと。

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コメント

Tominagaさん、超長文の翻訳ありがとうございます。インタビューを読んで確かに中本さんは鳥の目線でモータースポーツやバイクファンの事を考えているように思えました。実際、ここ数年バトルがなくてつまらないと言われるレースがほんとに面白くなかったかというとそうでもなかったと思うんです。

例えば今年のザクセンリンク。ダニとケーシーの2人だけが異次元の集中力とスピードで競い合って最後の最後にケーシーのミスで勝負ついたあのレースはダニファンとしての贔屓目があるとはいえ(笑、今年の最も緊張感溢れるスリリングだったレースのひとつと思います。

究極のマシンと世界最高のライダー。これがMotoGPの魅力であり他のレースでは味わえない醍醐味だとしたら中本さんが言われるように技術を極めることがレースを面白くすることに繋がるんだと思えます。

もちろんバトルの面白さを否定するつもりは全然ないしむしろウェルカムなんですが、バトルはなくてもドラマがあれば凄く楽しい、と。

スパイスとして際だっていたストーナーの来年からの不在がドラマにどのような変化をもたらすか興味があります。マルケスが台風を巻き起こして、ストーナーに着火されたダニのおしりの火が燃え上がるといいなぁ(笑

投稿: mkkm | 2012/11/04 00:44

>mkkmさん
 ノイス氏の感想とはまったく逆なんですが、中本さんの考えに共感しちゃいました。
 来年ケイシーがいなくなっちゃったらダニはどうなるんだろうと思ってましたが、そうか、マルケスが来るのか。なら大丈夫かもですね。ロッシもヤマハに戻ってくるし、新旧の対決が楽しみですね。

投稿: とみなが | 2012/11/04 01:09

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