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ロッシって結局なにもしなかったよね、とストーナー

もとから仲の良くないストーナーとロッシですが、今回のヤマハ移籍についてもストーナーは一言いわずにはいられないようです。MCNより。
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ケイシー・ストーナーがロッシを非難している。ロッシは散々な2年間を過ごしたドゥカティを離れヤマハへ移籍することについてだ。

ロッシがワークスデスモセディチでいい成績を上げられなかったのはある意味でショッキングな出来事ではあるが、今回敵とも言っていいホルヘ・ロレンソのチームメイトとしてヤマハに移籍するのはそれ以上にショッキングなことだろう。

ロッシが2010年に大騒ぎの中ドゥカティに移籍したときには誰もがドゥカティの新たな黄金期が始まると期待したものだ。

ドゥカティが期待していたのはロッシが79勝という自身の記録を塗り替えることであったが、2007年のストーナーによるタイトル獲得を再現することはできなかった。

ロリス・カピロッシやマルコ・メランドリ、ニッキー・ヘイデンといったビッグネームでさえストーナーがドゥカティでの4年間に記録した23勝という記録に近づくことさえできなかった。

そういう意味ではロッシはデスモセディチを乗りこなせなかった最も才能のあるライダーであり、ストーナーに言わせればヤマハへの復帰はロレンソのチームメイトになってでも過去の栄光を取り戻そうという卑しい行為だということである。

ヤマハはロッシのおかげで46勝と2004年から2010年までに4回のタイトルを獲得している。

しかしロッシのヤマハ移籍が正式に公表される直前のサマーブレイク中にストーナーはMCNにこう語っている。「ちょっと今回については恥ずかしいことだと思いますよ。
 ドゥカティはほんとうにかわいそうですよね。ロッシが移籍してきたのになにも達成せずマシンに文句を言っていただけなんですから。今ではマシンも良くなっていると思いますよ。ニッキーやエクトル(バルベラ)は彼に勝ってるんですし。あんまり誇れる話じゃない。
 ロッシがドゥカティを偉大なる勝利に導くって話は散々聞かされましたけど、結果はついてこなかったですよね」

ロッシの才能と開発能力があれば、技術的に手の込みすぎたデスモセディチを再び優勝争いに持ち込めると期待が高まっていた。

しかし現時点で27レースを終え、ロッシはわずかに2度の表彰台を獲得したに過ぎず、ストーナーに並ぶ名声は結局得られなかったのだ。

さらにストーナーはロッシと彼の伝説的チーフメカであるジェリー・バージェスに対して非難のお返しをしている。

ロッシとバージェスは共にドゥカティのフロント周りの問題を解決できると考えていた。これはストーナーがドゥカティ時代の終わりにかけて問題視していたことである。

そしてロッシは2010年の終盤に「ストーナーは大金につられてレプソルホンダに移籍することが決まったからマシン開発に本腰を入れていないのでドゥカティの実力を発揮させられない」と指摘してストーナーを激怒させている。

しかしストーナーにも言い分はある。「最初の日にはもう前言撤回しましたよね。ジェリーはシンプルな問題だから80秒もあれば直せると言っていたけど、2年経っても何も変わってないじゃないですか。
 ヴァレンティーノは肩の怪我が治って最初のドライレースで一番いい成績を上げましたけど、それ以降2年間何も改善されていないんです。ちょっとがっかりな結果じゃありませんか。
 デスモセディチを開発している人がかわいそうですよ。ヴァレンティーノは明らかに限界まで攻めていないし完璧な乗り方もできていない。自分でもそう言っていますよね。昔ヤマハで乗っていたみたいないいマシンを手に入れても、マシンが完璧じゃないときには限界まで攻めないんじゃあ、どこまでいいマシンかは誰にもわからないですよ。
 ドゥカティでは手を抜いていたんじゃないでしょうか。やれるだけのことをやっているドゥカティにとってはがっかりでしょうし、マシンを最大限に活かすことをロッシはしなかったんだと思います。
 メーカーを正しい方向に導くためのテストライダーだと自認しているライダーもいますけど、ドゥカティのヴァレンティーノは全然そういう感じじゃなかったですね。勝つためにはもの凄くいいバイクじゃないと証明しただけですよ。
 ドゥカティでは勝てない上に競争力のあるマシンにすることもできないこが明々白々なんでドゥカティには残らないことにしたんでしょう。ドゥカティでキャリアを終えたいって言ってたのに、今度は見捨てるんですよ」

ストーナーはロッシがムジェロでAGVのスペシャルヘルメットに書いた「いっしょにがんばろう」というスローガンも揶揄している。

「あんなことをヘルメットに書いたんだからドゥカティに残るべきですよね。何度も言葉を翻すのを見るのは愉快なもんじゃないけど、でもみんなは許してますねえ」

ストーナーはロレンソと32ポイント差で次戦インディアナポリスに臨むことになる。

さらにロッシの詳しい移籍情報はMCNの8月15日をご参照あれ。
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さんざん言われた分のお返しですね。

<追記>
 インディアナポリスGPの事前プレスカンファレンスでは、この発言は1年以上前のインタビューのものだとストーナーは言ってます。まあその頃はドゥカティを離れたばっかりで言いたいこともいっぱいあったでしょうね。

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