引退なんて考えたこともない、とロッシ
ストーナーより先に引退するんじゃないかとの噂も流れたロッシですが、本人は全然その気がないようです。MCNより。
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先週末のフランスGPで、ロッシが2014年までは引退しないと誓ったことで、誰もがほっと胸をなで下ろしたことだろう。
レプソル・ホンダのケイシー・ストーナーが2012年に引退するという爆弾発言をした後、ロッシは少なくともあと2年はレースをするつもりだと語っている。
この発言により、先日のデイリーテレグラフの記事(父グラツィアーノやマネジャーのダヴィデ・ブリヴィオなどの近しい人が、ドゥカティでのひどい成績を理由にして2012年で引退するだろうと語ったというもの)は完全に否定されることになった。
ロッシは言う。「引退なんて考えたこともないですよ。レースが大好きなんですからやめることなんてあり得ない。グラツィアーノがすごく助けになっていて、僕はラッキーだと思いますよ。
子どもの頃はいい子にしていたご褒美にレースをさせてもらってたんです。いい子にしていればグラツィアーノがバイクで連れだしてくれた。そういうわけなんで、レースにはいい思い出しかないし、だからがんばろうって気になるんです」
ストーナーが27歳という若さで引退することについては、9度のチャンピオンに輝くロッシはこう言っている。「バランスの問題なんですよね。いいこともたくさんあるけど、辛いこともある。例えばプレッシャーとか実際を知らない人たちの批判とかね。
それにクラッシュしたり成績が悪かったりすると喜ぶ人たちもいるし。だからバランスが悪い方に傾いたら、ストーナーが言うみたいにうちにいた方がいいってことになるんですよ。
頂点にいるときに引退するのはスポーツマンなら誰もが夢見ることですけど、僕はまだ楽しんでいるんで引退と引き替えにするものが多すぎますね。楽しくなくなって、仕事だからってレースをするようになったら引退しますよ」
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本当にロッシはレースとバトルが好きなんですね。独走できるときも独走しないで、まるで猫がネズミで遊ぶようにバトルをするのも、これ故でしょうか。
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