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ボッシュの電子制御

CRTはボッシュの電子制御を使っているようですが、これについてボッシュのエンジニアが語っています。CRASH.netより。
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NGMフォーワードレーシングのコーリン・エドワーズはヘレステストで初めてスッター/BMWに乗ったときには電子制御が最も重要な開発要素であると言っていた。

MotoGPクラスでは電子制御についてはほとんど制限がない。そこでボッシュは既に実績のあるマニェッティ・マレリ(コーリン・エドワーズ乗っていたヤマハに使われていた)に追いつくべく努力を続けている。

しかし13チームが参加して今月初めに行われたセパンテストでは、エドワーズは3日間でトップから6.5秒差を5.1秒差に縮めたにすぎない。

テストが終わって、他のCRT勢に3.5秒差をつけたエドワーズは、電子制御に替わってチャタリングが最優先で解決すべき課題になったと言っている。

エドワーズは言う。「12月のヘレステストでは電子制御が最大の問題だったけど、かなりいい線になってきたね。パワーバンドでの特性がすごく良くなっているんだ
 今は新型ブリヂストンタイヤに苦労しているよ。ヘレスではチャタリングがなかったんだけどね・・・。でも今は人生最悪のチャタリングに悩まされているよ。それがなければもう1.5秒は速く走れたはずだよ」

あと1.5秒速くなれば、エドワーズのタイムは最も遅かったプロトタイプマシンであるカルディオンABのカレル・アブラハムから1秒以内につけることになる。

そんな中、CRASH.netはボッシュのMotoGP用電子制御のチーフであるラルフ・シュネとテストライダーであるミハエル・スパーにインタビューと行った。最初の質問は、どこからスタートしたのか、である。

シュネ:「エンジンの電子制御については4輪モータースポーツでかなり経験を積んでいますし、2輪についてはイグニッションやインジェクション、シリンダー・カットオフ等で経験があります。
 電子制御の70-80%は4輪と同じですね。一番大きな違いはバイクの動的特性ですね。ですからその部分についてはバイク専用の開発が必要です。
 とは言え、スタート地点としては4輪の経験がかなり使えるんですよ。ですから4輪、2輪用の電子制御を使うことができたんです。今回使っているのは今年DTMで使われているものと同じです。DTMではボッシュが唯一の電子制御ユニット供給メーカーなんですね。
 このユニットは過去2年間にわたって開発を続けてきたものです。2輪に関してはホンダのスーパーバイクで開発を続けてきました。またミハエルをテストライダーに迎えて開発しています。それで1年ほど前にスッターからMotoGPに参加しないかと声をかけてもらったんです。
 先ほど言ったとおり、バイクと4輪の最大の違いは動的特性ですね。特にリーンアングル(傾き)を考慮しないといけないところです。もし車にリーンアングルがあったりしたらたいへんですからね」

かつてのドイツスーパースポーツチャンピオンのスパーが補足する。「それとバイクについては曲がるために一定のホイールスピンが必要なんです。ですからトラクションコントロールは4輪とは全然違いますね。その部分に関してはバイク専用に作っています。
 今は開発の第2段階に来ています。第一段階は11月のヘレステストでした。今は動的特性を改善するために新しいソフトウェアを開発しているところです。
 ライダーの好みに合わせようと努力しているんです。コーリンは有益なフィードバックをしてくれますね。おかげで開発が進みますよ。ラップタイムも上がるでしょう」

ボッシュのチームは2月28日にセパンで行われる2回目のプレシーズンテストでのラップタイム改善を目論んでいる。
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コストのかなりの部分が電子制御ユニットに費やされているらしいのですが、CRTの戦闘力を上げるためにもボッシュにはがんばってほしいですね。

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