« あけましておめでとうございます | トップページ | ドゥカティのシーズンオープニングイベントでのロッシとヘイデンのコメント »

新セーフティオフィサーのカピロッシはまずタイヤ問題に着手

2011年を最後に引退、そしてドルナからMotoGPのセーフティオフィサーに任命されたカピロッシ。まずはタイヤ問題を取り上げて、ライダーの安全を確保しようとしているようです。autosport.comより。
============
ロリス・カピロッシの意見では、GPの安全性改善の最初に取り組むべきはブリヂストンタイヤの問題とのことである。

14年間をMotoGP/500ccで、世界選手権通算では22年間を過ごした38歳のベテランは2011年を最後に引退、そしてドルナのCEOであるカルメロ・エスペレータから安全性に関するアドバイザーを委任されている。

カピロッシは引退については全く後悔していないと言う。そして今の立場を最大限活かして安全性改善に取り組むとのことで、ブリヂストンタイヤの硬さと耐久性の問題が最初の取り組むべき課題だと認識しているとのことだ。

カピロッシはイタリアのモトスプリント誌のインタビューでこう語っている。
「カルメロは僕に『タイヤの件に関しては思う存分取り組んでほしい。怒ってもいいよ』とまで言ってくれました。だからすぐにこの立場を活用することにしたんです。
 ヴァレンシアでのブリヂストン側との議論はかなりタフなものでした。僕は彼らにこれ以上は耐えられないことがあるって伝えたんです。タイヤは硬すぎるし、おかげでかなり危険なことになっている。だから彼らになんとかしてもらわないといけないんです。
 2011年のタイヤの状況は結局どうにもならなかったんで、2012年は僕がライダーのためにタイヤを選ぶことにしました。僕の個人的な申し出によるものですが、とにかくたくさんのタイヤを試して、僕自身で選ぶことになります。
 それと製造日の問題もありますね。シリアルナンバーを見ればタイヤがいつ作られたのかわかるんですが、2年前に作られたタイヤは1週間前に作られたタイヤほど性能はよくないんです。新しいタイヤで走るライダーと古いタイヤで走るライダーが出てしまう。これは良くないことなんで、なんとかしないとね。全てのライダーが同じチャンスを得るようにしないといけないと思ってます」

カピロッシはドルナに所属しないということも良いことであると言う。つまり政治や経済と折り合いをつけなければならないような状況でこれが効いてくるのだ。

「みんなに知ってもらいたい大事なことがあります。それは僕はライダーがいい人生を送れるようにするために働くってことです。
 ドルナの委託を受けるに際してひとつだけ条件をつけました。経済的なことや政治的なことで僕をコントロールしないという条件をね。確かにドルナからお金をもらうことにはなりますけど、ライダーのためにならないことをしろって言われても絶対やりません。そこだけは譲れないですよ」

2011年の自身の引退については、全く後悔しておらず、たとえ戦闘力のあるマシンをオファーされてもカムバックする気はないとのことである。

「自分でいつやめるか決められるライダーはそうたくさんはいないんですよ。みんな怪我とか、受け入れられるオファーがなくなったとか、そういう理由で引退してしまうんです。
 僕はライダーとして最後のレースまで体は大丈夫だったし、自分が興味を持てるようなオファーもありました。MotoGPとかCRTではないですけども。でも『ありがとう。でももう終わったんだ』って断ったんです。自分で引退を決められたおかげで気持ちは平穏だし、幸せですよ。
 引退するとかなりのライダーが気持ちが沈むって言われてますけど、その手のことは気にしないことにしてます。引退してうれしいくらいですよ。正しい時に自分自身で正しい決断をしたんですから。
 22年間GPライダーとしてやってきたんで、もう十分ですね。競争力のあるマシンを手に入れるのもかなり難しくなってきたし、出走数を稼ぐためにだけ走るのも、それはそれでいいと思う人がいるかもしれないけど、僕は嫌だったんです。競争力のあるマシンがあれば引退しなかったかもしれないけど、それは今となっては分からないことですね。いずれにせよ、僕が学んだのは現実を見てとにかく後悔しないということです。
 2011年には何も達成できなかったですしね。うまくいったときでも8位とか9位という結果でうちに帰らなければならなかったんですから。でもそれは望んでいたことではないんです。だからここでみんなにさよならを告げたんですよ」
============
これでブリヂストンがどう変わるか、興味深いところです、

|

« あけましておめでとうございます | トップページ | ドゥカティのシーズンオープニングイベントでのロッシとヘイデンのコメント »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69409/53663599

この記事へのトラックバック一覧です: 新セーフティオフィサーのカピロッシはまずタイヤ問題に着手:

« あけましておめでとうございます | トップページ | ドゥカティのシーズンオープニングイベントでのロッシとヘイデンのコメント »