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MtoGP公式サイトのストーナーインタビュー全訳

2012年シーズンを前にして、ストーナーがいろいろ語っています。MotoGP公式サイトのインタビューより。
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クリスマス休暇はいかがでした?それとオーストラリアではどんな風に迎えられましたか?
「イベントは全然なかったんです。家族や友人と静かに過ごしたんです。大騒ぎとかはなしでね。子どものこともあるからスイスにすぐもどらなきゃならなかったし。おかげで今シーズンに向けてリラックスできましたよ」

奥さんのアドリアーナはどんな様子ですか?もうすぐ親になるわけですけど、神経質になったりしてません?

「アドリアーナはすごく調子いいですよ。問題は全然無くって健康です。このままうまくいくといいですね。神経質なんてことは全然ありません。これまでずっと待っていたことだし、子どもが生まれるのが待ち遠しいですよ。生まれるときにはうちにいたいですね。ちょうどテストとテストの間が予定日なんで、心からうちにいたいと思ってます」

父親になるってこととレースをするってことをどう両立させます?

「個人的な生活とレースはうまく分けられると思いますよ。サーキットにいるときはレースに集中して、そうでないときはトレーニングをする以外はレースのことは考えないんです。人生を楽しみたいんですよ。レースがくればまた気持ちを高めていくんです」

自宅はここスイスですが、どんな暮らしですか?

「スイスは美しい国ですよね。ここでの暮らしを楽しんでいるし、周りの人もいい人ばかりです。住んでいるところの近くに小さな川やマウンテンバイクで走れる道があるんで、すごく気分転換になるんですよ。一人になってレースの準備をすることもできますし。ここでの暮らしは素晴らしいし楽しんでいます。特に冬は素晴らしいですね」

山でスノボやスキーをするんですか?

「スキーの方が好きだけど、どっちもやりますよ。両方ともできるんだけど、でもスキーができる場所の方がたくさんあるんです。ちょっとした冒険ですね。スノボだと、ボードを抱えて歩かなきゃならないけど、スキーなら履いたままで行けますし」


チャズ・デイヴィスとはずいぶん長いこと友達みたいですけど、彼はスーパースポーツのチャンピオンになれましたね。同じ年にチャンピオンになれてうれしいですか?

「すごくうれしいですよ。チャズはずいぶん苦労していますからね。なかなかチャンスが得られなかったし。僕も苦労していないわけじゃないけど、チャズほどじゃない。彼はすごくがんばり続けて、ついに実力を発揮できたんです。だから僕らが同じ年にチャンピオンになれたのがすごくうれしいんです。こんなにいい年はそうはないですよ」

新しいシーズンに向けてゼッケン1をつけて走る意気込みは?

「ゼッケン1をつけて走るのが楽しみですね。悪いジンクスについて言う人(訳注:ここんとこゼッケン1をつけたライダーは連覇できていません。ま、ロッシが強すぎたってのもありますが)もいるけど、世界チャンピオンなんだから1番をつけるべきですよ。僕にとっては新たなチャレンジになりますが、それも楽しみです。今シーズンもタフなシーズンになるでしょう。1000ccになるわけだし、新型マシンを満足いくようにテストでもがんばらなきゃいけません。前回のテストも満足いくものでしたが、完璧ではないですからね。まだまだやらなきゃいけないことがあります。これからのテストはほんとに重要で、いいデータをたくさん集められるといいと思ってます」

前回のヴァレンシアテストでの結果を受けて、どんな改良を加えるんですか?

「フレームにちょっとした変更を加えます。新型タイヤだとチャターが増えるんで、それに対応するんです。チャターって結構いらいらするんですよ。マシンがもっとうまく走るようにしないと。現状ではブレーキングでのチャターがひどいんです。ヴァレンシアで最後に加えた変更でずいぶん良くはなったんですが、まだまだ進化させないとね。あとエンジンブレーキも改善したいと考えています。加速はいいんですよ。1000ccだってことを実感できるんです。あとはコーナー進入をスムーズにすれば、ライバルにちょっとした差をつけることができるでしょう」

今年から1000ccになるわけですが、990cc時代とは違うことになりそうです。今年1000ccになることをどう考えていますか?

「正直言って800ccとあまり変わりませんね。みんな電子制御が入っていてホイールスピンは抑えられていますから、それに助けられるライダーもいますしね。それと990cc時代はタイヤ競争があったけど、今はワンメークです。だから800時代とあまり変わらないでしょう。まあ実際やってみないとわからないわけですけども。でも1000ccの方がパワーがあって楽しいですね。小さいコースだとやっかいかもしれないですが。特に低いギアではね。それとウィリーの問題もあります。シフトアップの度にフロントが上がりそうになるんです。だからこれもなんとかしなきゃいけません。でも全般的には1000ccに戻ってよかったですね」

1000ccになっただけでなく、CRTも導入されて21台がグリッドに並ぶことになりました。CRTの将来については語っていますけど、今シーズンについてはどう思いますか?

「まあ見てみないとわからないですよね。ラップタイムを見るとあまりいい状況ではないですけど。チームによってはいいライダーもいるし、それなりに競争力のあるところが出てくるかもしれませんが、一方で全然期待できないチームもありますね。数合わせのためだけに参加しているみたいなチームですね。まあ数が増えるのはいいことですけど、マシンもライダーも競争力がなくて、結果を出せそうもないチームもいます。だからみんながコンペティティブかどうかはちょっとわからないですけど、シーズンが始まればいろいろはっきりしてくるでしょう」

今シーズンは誰がライバルですか?

「一番の強敵はホルヘ(ロレンソ)ですね。2010年はチャンピオンだし、2011年はランキング2位ですから。いつでも手強いですよ。あとはワークス勢と、アンドレア(ドヴィツィオーゾ)もテック3でがんばってくるでしょう。テック3は去年とスタッフが同じですし。トップ争いをしていたマルコ(シモンチェリ)がいなくなってしまったのは残念ですね。毎年ライバルは変わるんで、シーズンを通して誰が速いか見極めないといけません」

今年のドゥカティをどう見ますか?

「マシンの90%をリニューアルしたって言ってますが、去年の半ば頃からそれはやってましたよね。でも何もかも変えたのに結果はついてこなかった。ドゥカティのためにもコンペティティブなマシンができるといいと思ってます。チャンピオン争いも面白くなりますしね。ライダーとしての希望は別として、トップ争いができるメーカーは多い方がいいんです。ヤマハもホンダも競争がしたいはずですから。残念なことにカワサキとスズキは出て行ってしまいました。だからこそみんなでトップ争いができるようにならないといけないですよ」

どのライダーが次世代を担うことになりうそうですか?

「マルク・マルケスははずせないと思います。この2シーズンはすごく速かったし、チャンピオンになれる実力を示したと思います。だから眼の手術の後でどうなるか楽しみですね。症状が戻ってくるのが怖いでしょうけど。あとは125ccで長いこと走っているライダーも無視できないですね。どれくらいのレベルかっていうのは判断が難しいですが、トップライダーであるのは間違いありません。例えばヴィニャーレスとかはいい仕事をしてますよね。でもMotoGPを走ってみないと本当のところはわからなと思います」

マルケスが近い将来チームメイトになるという話もありますが?

「マルクのことは大好きですよ。いいやつなんです。間違いを犯したこともありうけど、レースに対する姿勢は見習うべきところがありますし、頭が良いんです。誰がチームメイトになるかってことは関係ないですね。レースの相手なわけだし、チームメイトだろうと誰だろうと、負かさなきゃならないわけですから。マルクがそのライバルになるといいなと思ってますよ」

2012年もあなたの年になるといろんな人が言ってます。去年と比べてどんな年になると思いますか?

「今年はいろんな意味で難しい年になると思いますよ。最初からマシンが仕上がっていれば順調なシーズンになると思いますけど、ここ2年くらいのレースを見ると、シーズン序盤は出遅れてますからね。だからミスはなくさないといけない。でないと去年みたいなわけにはいかなくなると思います。最近のチャンピオンシップは最初からミス無くうまくまとめたチームが有利なんです。ちょっとでもミスをすると、とりもどすのがすごくたいへんなんですね。自信はありますけど、まだまだがんばらないといけないと思ってます」
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勝って兜の緒を締めよ、って感じですかね。

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