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ドゥカの新型はヴァレンシアテストまでおあずけ

チーフ・デザイナーのフィリッポ・プレツィオージへのインタビューがGPoneに載っています。なかなか興味深いので、全訳。
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タヴーリアのヴァレンティーノ・ロッシの家からわずか15kmのミサノサーキット。ここは彼の王国である。しかしファンの熱狂も今年はちょっと違う物になりそうだ。インディアナポリスでの最悪の結果の後ではなおさらである。「うちのすぐ目の前で、ファンのみんなも僕と一緒に闘ってくれるんで、ここではいい結果を出したいですね」

そうは言うものの、ロッシはあくまで現実的である。「まずは通常の状態に戻るといいですね。路面状況と気温の話ですけど。でも体力的にも技術的にも厳しいレースになりそうです。まずはいいセットアップをみつけないとね。次のステップに進むにはまだ時間が必要です。ドゥカティもいろいろアイディアは持っているけど、新型マシンはヴァレンシアテストまで待たなければなりません。つまりシーズンが終わった後ってことですよ」

つまり短期的には大改良はないということである。ドゥカティのフィリッポ・プレツィオージも言う。「すぐに奇跡が起こるなんて考えないでほしいですね。現在進行形のプロジェクトもいくつかあって、中には短期的改良も視野に入れているものもあるんですが。テスト可能なことについてはサーキットで試しますけど、2012年型フレームについては今シーズン中に手を着ける予定はないですよ」

ではそれはいつの話になるのか?
「どうせ本当のことを言うとは思ってないでしょ(笑)」

確実なのは大改良があるということのようだ。
「マシンの最終形は来年の開幕戦で登場することになりますね。まだ改良に手を着け始めたに過ぎません。今年はゼロから始めて、マシンのあらゆるパーツを再検討しています。ヴァレンティーノ・ロッシにも他のライダーにもマシンが合っていないようですからね」

エンジンは問題になっておらず、フレームについてはいろいろ試しているとのことである。
「フレーム剛性には手を着けています。もっと柔軟性が出るようにね。その方向をほぼ全員が気に入ってくれていますが、アブラハムとバルベラは引き続き剛性が高いバージョンを使っています。それぞれ好みがあるんですが、新型の方がみんな速く走れていますね」

さらにプレツィオージはカーボン製フレームを使うというチームの決定は間違いでないと言っている。
「2007年のことですが、メランドリもストーナーもアルミフレームよりいいって言ったんです。カーボンフレームは、その前の型のフレームが柔らかすぎるとライダーがこぼしていたから導入したんですよ。最速ライダーの言うことをきくのは当然でしょう」

その最速ライダーとは今はヴァレンティーノ・ロッシのことになる。
「これまでのところ僕らがやった改良はすべてヴァレンティーノもニッキーも喜んでいてくれてます。実際にレースで使ってくれてますし。でも残念なことにライバルとのギャップを縮めるまでには至っていません。もっとテスト日があればいいんですけど、ライバルがそれを許してくれるわけもないですから。ヴァレンティーノを恐れているしね。我々の考えるべきことはテスト時間ではなく、データを分析して正しい解決策を導入することなんです」
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GPoneの記事タイトルだと「来年型はロッシスペシャル」って感じなんですが、プレツィオージは注意深く、ニッキーの名前も挙げていますね。でもロッシが本気で開発すれば、誰もが乗りやすいマシンになるんじゃないでしょうか。ヤマハみたいに。

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