« 激しいタイトル争いになるね、とロッシ | トップページ | スーパーバイクには興味なし、とカピロッシ »

アルミフレームか否か、それが問題だ

カーボンモノコックフレームというか、フレームレスでエンジンにステアリングステムとスイングアームをくっつけただけのシャーシでどうにかこうにか闘っているドゥカティですが、ここにきてアルミ・ツインスパー・フレームの導入が噂されるようになってきました。そのあたりに関するロッシとカピロッシのコメントをMCNより。
============
ヴァレンティーノ・ロッシは、ドゥカティがアルミフレームに移行する可能性を改めて否定した。一方でロリス・カピロッシは、ボローニャのドゥカティ・ワークスが斬新なコンセプトに取り組んでいると言明している。

先週のラグナセカにおいて、MCNがドゥカティが慢性的に抱えるフロントエンドの問題を解決するには、もっと一般的なフレームが必要ではないかと質問した際、ロッシはこう答えている。
「正直言うと、僕にはわからないですね。僕はライダーで、答えを持っているわけじゃないですから。ドゥカティの誰かが答えを知ってると良いんですけど。
 答えは一つで良いんです。それが正しい答えならね」

ロッシが、ドゥカティのテクニカル・ディレクターであるフィリッポ・プレツィオージに対して現在のカーボンフレームを捨てるべきだとプレッシャーをかけている件について口ごもる一方、カピロッシの言い分は明瞭である。

カピロッシはMCNに対してこう言っている。
「僕の考えでは、ドゥカティはもう新型バイクの開発に着手してますよ。フィリッポに対しても、まともなフレームのマシンを作ってくれるようお願いしてますから。ドゥカティの問題は剛性なんです。スイングアームやフロントエンドでは剛性をいじれないんですよ。
 剛性で一番大事なのは真ん中なのに、そこにはエンジンがあって、エンジンの剛性はいじれないですからね。フロントとリアで少しは調整できるけど、エンジンには手を出しようがないでしょ。つまりマシンの真ん中は全然柔軟性がないってことなんです。

ドゥカティがアルミフレームを考えているかという質問に対して、カピロッシはこう答えている。「もちろんドゥカティは考えてますよ。ヴァレンティーノもドゥカティに対してかなりプレッシャーをかけているしね。だからもう2012年型を目にできるんです」

ドゥカティは2003年にMotoGPに参戦以来使用していた伝統的な鋼管トラスフレームを捨て去り、2009年からカーボンモノコックフレームを使用している。

しかしカピロッシは、現在のコンセプトはうまくいっていないと言う。フロントエンドのフィーリングが無いのだ。
「全然なにも感じないんです。タイヤの存在も地面の存在も感じられない。なんでそんなことになるのかはわかりませんけど、全然フィーリングがないんです。それで限界もつかめないんですよ。ちょっと試してみていい感じだなと思って、もう少し攻めてみると、フロントからスリップダウンしてしまうんです。これが最大の問題ですね。
 リアに問題があってもスライドさせてコントロールできるんですが、フロントはどうしようもない。攻めれば攻めるほど曲がらなくなるし」

次戦ブルノでは引退の発表をすると目されるカピロッシはこのように語ったのである。
============
鋼管フレームに戻すという話はないのかしらん。

|

« 激しいタイトル争いになるね、とロッシ | トップページ | スーパーバイクには興味なし、とカピロッシ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69409/52323802

この記事へのトラックバック一覧です: アルミフレームか否か、それが問題だ:

« 激しいタイトル争いになるね、とロッシ | トップページ | スーパーバイクには興味なし、とカピロッシ »