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チームオーダーに関するストーナー、ドヴィッチ、ロレンソの意見

チームオーダーに関する興味深い記事がMCNに掲載されていたので全訳。
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レプソルホンダチームは、いわゆるチームオーダーというやつとは無縁のようだ。2人のワークスライダー、ケイシー・ストーナーとアンドレア・ドヴィツィオーゾのコメントがそれを裏付けている。

先日のイタリアGPのファイナルラップ、ドヴィツィオーゾがチームメイトであるストーナーを抜いて2位に上がったことで、チームオーダーについて誰もが考え始めたのである。

ドヴィツィオーゾのせいで、ストーナーは貴重な4ポイントを失い、2011年のチャンピオン争いは19ポイント差まで縮まることとなった。

しかしストーナーはチームオーダーを云々するにはまだ早いと言い、ドヴィツィオーゾも次のザクセンリグに向けてタイトル争いをあきらめていない。

それどころか、2007年のチャンピオンであるストーナーはシーズン終盤であってもチームオーダーには反対だと言っているのだ。

F1においてはチームオーダーが議論の的になっている。先週のシルバーストンではマーク・ウェバーがセバスチャン・ヴェッテルとの2位争いをあきらめろとのチームオーダーを無視したことが話題となった。

ストーナーは言う。「チームオーダーなんてわけわかんないですよ。そのおかげでチャンピオンになれるかもしれないけど、そんなの本当のチャンピオンじゃないですから。勝つなら勝つなりのやり方があるはずなんです。チームオーダーなんてあるべきじゃない。サッカーをやってるわけじゃないんだから、みんなでチームのためになんてわけにはいかないでしょ。違う人間なんだから。それにアンドレア(ドヴィツィオーゾ)だってまだチャンピオンの可能性があるわけだから、チームオーダーなんてばかみたいですよ」

ドヴィツィオーゾも同意見のようだ。「ホンダには3人のレプソルライダーがいて、つまり3人ともが勝利を目指して闘っているってことなんです。だから誰もがライバルなんですよ」

しかし、ヤマハのワークスライダーであるロレンソは違う意見のようだ。シーズン終盤になればチームオーダーが重要だと言っている。
「僕の意見はちょっと違いますね、特にシーズン終盤についてはね。もしチームメイトがチャンピオン争いをしてるときには手伝ってあげなきゃ。チームなんだから。給料はヤマハならヤマハというブランドから来てるんだし、そのブランドは勝利を求めてるんですよ。僕が2006年に250ccのチャンピオンを獲ったときアレックス(デボン)がアプリリアのチームメイトで、彼はヴァレンシアで助けてくれたんですよ(訳注:2006年の最終戦ヴァレンシアGPではロレンソが4位でデボンが3秒差の5位、チャンピオンを争っていたドヴィツィオーゾは7位。まあ、ドヴィッチの前でゴールすればチャンピオンという状況だったので『助け』がどれくらい効いたのかは別問題ですな)。それがチームってもんですよ。サッカーとは違うってのはわかりますけど、チームとかブランドってのも大切でしょ」

とは言えロレンソもまだシーズン中盤でチームオーダーが出されることには賛成していない。
「アンドレアだってチャンピオンを争ってるんだし、その可能性は残っているんだから、もしケイシーの前に行けるチャンスがあったらそうするでしょう」
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「ホンダはホンダだから速いのであって、ライダーが速いわけではない」と言われるホンダのポリシーを具現化しているようなチームオーダーのなさですね。ホンダはきっとメーカータイトルが獲れればいいのかも。
そんな話とは別に、ロレンソは「チャンピオン・ライダー」by泉優二を読むといいと思うよ。

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