« 公式プレビュー>ドイツGP | トップページ | ストーナー、ロレンソ、ペドロサが日本GPについてコメント »

日本GPボイコットの動きが本格的に

ライダーたちは常にドルナの先を行っているようで、ついにボイコットの動きが表面化してきたようです。Motomatters.comの記事より、ボイコット関連だけかいつまみ。
============
予選後の最大のニュースは、ライダーたちがもてぎをボイコットすると決めたことだろう。深い専門知識を持つイタリアの学術機関による報告を待つことなく、全MotoGPライダー(青山博一を除く)がとにかく行かないことにしたのである。専門機関の報告は来週には最終版が発表される予定であり、その結果に基づき、もてぎの主催者(要するに最終的にはホンダ)、ドルナ、FIM、IRTAにより開催可否が判断されることになる。もし予想通り、IAEAや原子力を監視する国連機関のレポートの通り安全であるとの結論が出れば、ライダーはGPシリーズとの戦争に突入することになるだろう。

問題は、この戦争がライダーの負けになることが分かりきっていることだ。ケイシー・ストーナーやホルヘ・ロレンソといった若くて向こう見ずな反乱の首謀者たち(裏で狡猾なベテランが糸を引いていることは十分考えられるが)は賞賛を浴びるだろうが、その動機については多大な疑問が残る。ストーナーはプレスカンファレンスではっきりと言った。「僕は日本には行きませんよ」 これに付け加えてロレンソは、自分は既に心を決めていたと言う。2012年の契約を決めているライダーは安全とは言え、ここまでビッグネームでないライダーについては、現在そして将来なるかもしれない雇い主からのプレッシャーを浴びることになるだろう。

もっとも心動かされたのは、ある日本人ジャーナリストが「がんばろう日本(訳注:英語だとwith Japan:僕らは日本と共にある、って感じですかね)」のステッカーについて尋ねたときだ。支援の気持ちを表したこのステッカーは日本人を感動させたのに、今ではライダーは日本に行かないと言っている。この矛盾をどう説明するのかと尋ねたのだ。反乱軍のスポークスマンとしてストーナーはこう応えている。「日本の人たちを支援する気持ちには変わりはないですけど、自分たちが日本に行ったからといって、支援力が増えるわけではないと思います」

IRATAの会長であり、テック3のオーナーであるエルヴェ・ポンシャラルは、このライダーの決定に怒りを表明している。日本に対する基本的な尊敬が欠けているというのだ。「日本はこれまでバイクレースに多大な貢献をしてきたんだから、こんどは僕らが恩返しをするときじゃないのか」

本当にボイコットは行われるのだろうか。ラグナ・セカの後にははっきりするだろう。チームがライダーとのミーティングを持つ予定であり、その席で、ボイコットがいかに馬鹿げたことが説得する予定のようである。ライダーの決定は放射線に対する単なる恐怖と無知からきているものだ。もちろん彼らはその道のプロではないのだから驚くほどのことではないが、しかし、世界耐久選手権とインディカーが日本で行われることになっているのだ。ボイコットの根拠はなくなっているように思える。署名を拒否したあるMoto2ライダーが言っている。「MRIやらX線やらさんざん受けているんだから、今頃夜光性になっていてもおかしくないよね」
しかしMotoGPライダーは別の考えを持っているようである。無知に栄光あれ。
============
ヨーロッパのファンからみたら、興業とメーカーへの遠慮のために、危険な場所で開催を強行しようとしているように見えたりするのかなあ・・・。しかしジャーナリストは総じて冷静ですね。

|

« 公式プレビュー>ドイツGP | トップページ | ストーナー、ロレンソ、ペドロサが日本GPについてコメント »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69409/52229170

この記事へのトラックバック一覧です: 日本GPボイコットの動きが本格的に:

« 公式プレビュー>ドイツGP | トップページ | ストーナー、ロレンソ、ペドロサが日本GPについてコメント »