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ECU75000円、エンジン2万ユーロ

久し振りのGPネタですが、250ccに替わって2011年から導入される600ccクラス(Moto2って言うらしい。なんか懐かしい響きだ)の概要がFIMから発表(PDF)されました。

4スト自然吸気のみ、楕円ピストン禁止ってのは、まあ予想通りとして(それにしてもMotoGP日本語サイトの「チューブチャージング禁止」って何よ・・・。「ターボチャージング禁止」の誤訳なんですが)、ECUを75000円(FIMの規定が「円」で表記されてます)以内で各チームに供給する他、エンジンの2万ユーロ買い取りルールでもってコスト高騰を抑えるらしいです。

また、バルブスプリング、カム、クランク、コンロッド、ピストンピン、ブレーキディスクは鉄合金、クランクケース、シリンダーヘッドは鋳造アルミ合金のこと&高価で「一般的でない」素材の使用は禁止とのこと(リストがそのうち出されるらしいですが、ポジティブリストにするのか、ネガティブリストにするのかによって、ずいぶん変わりそう)。

でも、エンジンは1レース2機まで使えるってことなので、1レース使い捨てエンジンにしちゃえば、買われても驚異にはならないのね。企業秘密や先進テクノロジーは入れにくくなるんでしょうが。

あとおもしろいのは、シーズン前に3種類のギアボックスと2種類のドリブンドライブギア歯数を登録しておかないといけないってことでしょうか。ピーキーなエンジンだと辛そうです。

ちなみに、最低重量は
 4気筒 135kg(エンジン単体では53kg以上)
 3気筒 130kg(同50kg以上)
 2気筒 125kg(同47kg以上)
最高回転数は
 4気筒 16000rpm
 3気筒 15500rpm
 2気筒 15000rpm
だそうで、何気筒にするのかも頭の使いどころになるのかも。

謎なのは、「Number of machines: the team can scrutineer only one motorcycle per rider.」という一文。1人のライダーについて同時に2台以上を動かしちゃいけない(現在のように2台のセットアップを並行して行ってはいけない)ということなのかなあと思ったんですが、仏語の方を見ると、どうも「1人につき1台しか車検を受けられない(=要するに1人1台)」ってことのようです。scrutineerじゃなくてscrutinizeってことですな。

シャーシには買い取りルールがないので、市販レース用エンジン+独創的コンストラクターを強く希望しますよ。

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コメント

>>「チューブチャージング禁止」って何よ・・・。

おいらは日本語サイトしか見なかったから、素直に「ラムエア加給」のことかと思ってました。

turbo→tube

だったのね。(笑)

投稿: 赤い三角木馬 | 2008/12/13 07:12

>木馬さん
 私も最初はそう思いました>ラムエア(笑)。
 いつまでたってもMotoGPの日本語サイトはだめですねぇ。たぶんバイクを知らない人が翻訳してるんでしょう(困)。というか、日本語になってないこともあるし・・・。
 あ、でも私も最初にドライブギアをドリブンってやっちゃいましたから、まあ、人のことは言えませんな。

投稿: とみなが | 2008/12/13 19:55

>>いつまでたってもMotoGPの日本語サイトはだめですねぇ。

代表例が、「スペクタクロ」、「ニューマチックバブル」

和訳しているのは日本人ではないのではないかと思ってます。(笑)

投稿: 赤い三角木馬 | 2008/12/14 10:36

>木馬さん
 最初何が間違ってるのかわかりませんでした(笑)>ニューマチック。
 でも、「クランク」が「クエアンク」ってなってたりするのでローマ字入力っぽいですよね・・・。

投稿: とみなが | 2008/12/14 16:31

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