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性能を引き出すということ

CSのフジテレビ721で「Char meets ???? 〜Talking GUitars〜」という番組をやっていまして、どんな番組かはリンク先をご参照いだくとしてですね、昨日は坂崎幸之助と、これまたマニアックなギター談義が展開されていて、この感じ知ってるぞと、つらつら考えてみたら、何のことはない夜会とかSR飲み会とかの会話と同じ匂いだったのでした。で、それが本題ではなく、この番組では、なんとなく話しながらセッションが始まったりするのが、また見ていて気持ちいいのですが、今回は坂崎幸之助が日立(あの家電とか原発とか作ってるとこ!)のスプレンダーというフェンダーのぱちもんを持ってきていて、Charとベンチャーズのセッションをやったのです。で、このギターが全然鳴らない。いかにも弾きづらそうなともかくとして、フェンダー系のシャリーンというのではなく、ボヨ〜ンとなんとも情けない音で、ああ、やっぱだめなのね〜、と思いきや、次のセッションでCharが「ちょっと弾かせて」とギターを交換して、つまりCharが日立を弾いたら、確かに音は大して変わらないのですが、なんというか、音のダメさを逆手に取っているというか、ああ、このギターはこうやって弾けばそれなりに存在価値がでるんだぁ、と、名手(坂崎幸之助も名手ではありますが、アコギの人ですからね)の手にかかると「モノ」も幸せなんだろうなあと思った次第。

実は同じようなことを、ここのところ苦闘しているロッシを見ていて思うのですよ。彼は、ダメならダメなりにそのバイクの性能を極限まで引き出して(つまり、バイクが要求する乗り方ができるということでもあるんでしょう)、なんとか前に向かっていくタイプではないかと。今年のストーナーはBS+ドゥカ+ストーナーという組み合わせの妙で速いんだという気がするのですが(もちろんその三者とも実力があるのでしょうけど)、ロッシのように、ダメなときにうまく走らせられるか、というのは今後を見ないといかんですね。

もちろん、SRも同じことでして、チューニングも名手にかかると、本来の性能を発揮する、ほんとの実力はみんなが思っているようなものではないことがわかるし、走る方でも同じだということは、AAAとリモーションで思い知らされたので、精進しないとなあ。

弘法筆を選ばず、ってのはほんとなんですよ。あれは、どんな筆でも同じように上手に書けるのではなくて、どんな筆でも、その筆が求める書き方をしてあげられる、ということではないかと。

さて、明日はほぼみんなが初体験のミサノですが、どうなることやら。

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コメント

ロッシのチーフメカのジェリー・バージェス氏が

Good Rider
Good Machine
Not so good Tire

と言っていたそうです。

ロッシは確かにタイヤがたれたら、たれたなりに、マシンが曲がらなければ曲がらないなりに乗り方をアレンジする能力を持っていますね。

ただし、完全に自信をつけたケーシー・ストーナーは昨年までのぱっとしないライディングとは明らかに変わってきていますから、何か変化要因があってもかなりの部分まではもう対応できる能力を持っている気がします。

自信とは恐ろしいものですね。

投稿: 赤い三角木馬 | 2007/09/01 17:33

>木馬さん
 Bad Tireと言わないのが大人の対応でしょうか(笑)。
 ストーナーはちょっと歯車が狂ったらどうなるかわからない気もしますけどねえ。嫁が妊娠するとか、嫁と喧嘩するとか、嫁が太るとか・・・。

投稿: とみなが | 2007/09/04 00:57

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